SCP-2977-JP
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アイテム番号: SCP-2977-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 発見されたSCP-2977-JPには速やかに霊的実体成仏プロトコルを適用し、除霊を試みてください。除霊が困難な場合、発生地点を恒久的に封鎖することで対処します。SCP-2977-JP目撃者には記憶処理を施し、必要に応じて適切なカバーストーリーを流布してください。

説明: SCP-2977-JPは個室トイレ内で死亡した人物から高確率で発生するレベルⅢ地縛性霊的実体です。SCP-2977-JPの関心は概ね死の直前に執着を持っていた行為(ほとんどの場合排泄行為)を行うことに集中していますが、最初期には外部からの干渉に対しても比較的高度な応答を行うことが可能です。SCP-2977-JPは直接肉眼でのみ確認可能であり、カメラやセンサー、反射面には映らないことが判明しています。SCP-2977-JPは自身の死体の存在を知覚できないようです。

最初期のSCP-2977-JPの多くは力む以外の動作を見せず、自身が死亡している可能性を僅かに認識するだけで成仏するほど脆弱です。しかし霊的実体は排泄を行えないため、SCP-2977-JPは時間経過とともに徐々に執着心と霊力を増大させ、それに伴って周囲に副次的な霊障を発生させます。SCP-2977-JPを長期間放置した場合、しばしば増強された霊障によってSCP-2977-JPの使用している便器が損壊します。このときSCP-2977-JPの執着心は適切な排泄機会を喪失したショックにより歪曲し、通常の執着処理型成仏プロトコルでは除霊できなくなります。SCP-2977-JPの発生事例全てを早期に察知して対処することは不可能であるため、現在は執着心が歪曲したSCP-2977-JPに対する効果的な除霊法の研究が優先的に行われています。

補遺: 近年、日本においてSCP-2977-JPの発生確認件数が減少しています。この原因として、各種設備による個室内死亡事例自体の減少に加え、人感センサー付き個室照明の普及により、最初期における自己成仏プロセスが意図せず発生している可能性が指摘されています。実際、同型の個室照明とDクラス職員を用いた再現実験では、SCP-2977-JPが便座に座った姿勢のまま上を向いて激しく手を振りながら成仏する様子が複数回確認されています。

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