SCP-3005-JP
評価: +14+x
blank.png

SCP-3005-JP

アイテム番号: SCP-3005-JP

収容クラス: Safe

特別収容手順: SCP-3005-JPはエリア-S7Aの標準人型収容室に収容されます。SCP-3005-JPはその危険性の低さから同施設内の高セキュリティエリアを除いて許可を得た上での自由な行動が認められています。SCP-3005-JPの精神状態の改善を目的とした同施設職員との交流、メンタルセラピーや自己啓発支援が定期的に行われます。

説明: SCP-3005-JPはかつて神性を有していた人型実体です。SCP-3005-JPは背の高い褐色肌の女性の外見であり、古代ペルシア語に類似する言語と学習の結果英語による会話が可能です。身体組織は人間と同一であり、また老化傾向は通常の人間と比較して非常に緩やかです。

SCP-3005-JPはタウマトルジェ・プロトコルにより確保、収容、保護の神性を有していました。これによって収容業務に対する加護をもたらし、活動にポジティブな影響を与えていました。しかしアクイタル・プロトコルの停止1を発端として、一部のThaumielアノマリーの運用が見直されるようになりました。その中でSCP-3005-JPは以下の2点を中心に再考されることになりました。

  • 設備の拡充やマニュアルの策定によって、非異常の方法で同等の効果を実現可能になった。
  • 必須では無いにも限らず組織全体に影響を及ぼすことによる、予期せぬ相互作用に対する懸念。

議論の結果、2052年を以て同プロトコルの停止並びにSCP-3005-JPの再分類が行われました。またこれに伴ってSCP-3005-JPの精神状態にネガティブな変化が見受けられました。以降はSCP-3005-JPのメンタルケアに主眼が置かれます。


この文書の旧版を参照する場合はこちらから閲覧可能です。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。