SCP-3010-JP
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4/3010-JP LEVEL 4/3010-JP
CLASSIFIED
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Item #: SCP-3010-JP
Thaumiel

特別収容プロトコル

SCP-3010-JPは現在、財団技術部門の本部が置かれているサイト-03にて収容されています。SCP-3010-JPは専用観測室にて、常にあらゆる物理的パラメータの値を監視されます (対象パラメータは付属書類3010.Measurement_Manual.txtを参照してください)。数値に変動があり次第、サイト上層部への即座の報告が義務づけられます。

SCP-3010-JP監視室への新たな観測機器の取付は、サイト上層部に申請してください。

説明

SCP-3010-JPは熱力学の法則に反した振る舞いを示す、動物質組織の複合体です。SCP-3010-JPは主に2つのモジュールによって構成されており、両者は一点のポイントで相互に接続しています。また、それ以外の点においても外肢組織などが絡み合っており、両者は複合状態で強固に固定されています。

SCP-3010-JPは、未知の反エントロピー的な手段によって、恒常的に内部の状態を保ち続ける準閉鎖系として機能します。本系は熱の発散というかたちで部分的にエネルギー移動を可能としていますが、計測される温度は常に一定です──すなわち発熱による内部エネルギーの変動が生じていないものと思われます。

上記の点 (そして光吸収や重力影響) を除けば、SCP-3010-JPは一切の外部影響を受けません。外力を加えることによる変形・変質は発生せず、そのあらゆる物理的ステータスは、周囲環境や付着物による誤差を除けば一切の変化を示しません。皮膚表面への化学物質の塗布は如何なる反応も示しておらず、周辺現実性変動の影響も受けません。

SCP-3010-JPが生きているか、それとも死んでいるかは不明瞭です。SCP-3010-JPからは表皮細胞の剥離が発生せず、また組織サンプルの回収も不可能であるため、細胞内活動を直接かつ詳細に観察することは現在まで成功していません。

SCP-3010-JPはその固定性のため、基底宇宙の絶対的な定数として振る舞います。この性質を活かし、財団は本アノマリーを種々の財団製計測機器の標準器として運用しています。SCP-3010-JPを利用して較正される財団機器には、マークⅢ カントカウンター、マークⅣ スクラントン現実錨、マークⅢ カーデックカウンターなどが含まれます。

本アノマリーはまた、大規模なCKクラス: 現実再構築イベント発生の検出に利用されています──物理法則の微妙な変化、ないしは時間流のズレが確認された場合、重篤な世界改変が生じたものと考えられます。SCP-3010-JPはこれまで3回のCKクラスイベント発生の検出に利用され、そのいずれもが財団により即座に修復されました。

SCP-3010-JPは現在、財団の正常性維持にとって必要不可欠な存在となっています。SCP-3010-JPの更なる広範な利用方の開発、ないしは異常性喪失時の置換のため、その異常性の複製、ならびに二次標準器の開発が進行中です。


補遺 — SCP-3010-JPの発生経緯

以下の音声記録がSCP-3010-JP発生地点となった民間住宅から回収されました。これは本アノマリーの起源に関する重大な示唆を与えるものです。

[前略]

音声1: (性的興奮を伴う絶叫)

音声2: うぁ……っ。

しばらくの間、荒い呼吸音だけが続く。

音声1: ん。

音声2: ん……?

音声1: 抜いちゃやだ。このままぎゅーってして。

数瞬、ベッドのシートが擦れたのであろう物音。

音声2: これでいい?

音声1: うん。

荒い呼吸音が続く。少しずつ声は落ち着いて行くようである。

音声1: ねえ、リョウくん。

音声2: 何?

音声1: このままずっと繋がってたいなって。

音声2: えー。ちょっとだけな。

音声1: やだ! ずっとこのままがいい。永遠に一緒にいたいの。

音声2: はは……よし、このままもう一戦やっちゃうか。

音声1: (性的興奮を伴う声) もう、リョウくんったら……あ。

音声2: ミカ……? ん、あれ? あっ。

呼吸音が静止する。

[後略]





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