SCP-3097
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アイテム番号: SCP-3097

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 現在SCP-3097は、標準的なAnomalousアイテムロッカーに収容されています。 SCP-3097を用いた実験は、実験地周辺や遠隔地に重大な損傷を及ぼす可能性があるため、明確な屋内で行わなければなりません。 SCP-3097は、実験後に再収容する際、管理可能な大きさに縮小させます。

SCP-3097の実験に使用される全ての犬は、財団による動物実験の対象の中から選ばれ、厳格な服従訓練を受けたものに限られます。万一職員の命令に従わなかった場合、長距離用麻酔銃で沈静化を行って下さい。

説明: SCP-3097はヨーロッパハンノキの枝木であり、収容されている時は約60cmの長さに保たれています。SCP-3097は人間によって投擲されると、空気中を推進し最終的に着陸するまでにサイズが増大します。空中にいる間、SCP-3097は投擲した人物の視点において、投擲する直前に見られた時と同じ大きさのままになるようにサイズの変更を続けます。すなわち、SCP-3097をより近くで見つめ、投擲された後の飛行距離が長くなるほど大きくなります。同様にして、一度増大したSCP-3097のサイズは、自分自身に向かって投擲することで縮小します。

補遺3097-1: 2016/06/27、SCP-3097の異常な性質は、投擲した後に追いかけようとする犬にも影響することが発見されました。この日いくつかの品種の犬がSCP-3097の実験に関わっており、そのすべてが影響を受けています。 SCP-3097によってサイズが増減したイヌは、そのことによって生じた外観にかかわらず問題なく生存し、また「フォーブス効果​​」との類似点を有しています。犬は著しい成長または収縮といった、変化によってもたらされる目に見える混乱以外に、明らかな生理的変化はみられません。

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