SCP-3122
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エレヴィックス・エレクトロニクスの販促資料。

アイテム番号: SCP-3122

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 実験に使用していない時のSCP-3122実例は、ファラデーケージ防護が施された保管容器に収容されます。

エレヴィックス・エレクトロニクスと同社製品の存在に関する証拠は、標準的なデータ検閲プロトコルを使用して一般知識から除去されます。

説明: SCP-3122は、現在既に消滅している“エレヴィックス・エレクトロニクス”によって製造された一連の民生用衛星ナビゲーションシステムです。SCP-3122の異常な効果は以下の条件が満たされた時に発現します。

  • 現時点でSCP-3122が実行している旅程が、完了まで3時間以上かかると推定される。
  • SCP-3122が設置されている車両が、設定された旅程のうち、最低でも2時間分を既に走行している。
  • 2時間が経過した後のある時点で、SCP-3122が信号追跡を喪失する。信号喪失に特定の原因は必要とされていない。

これらの条件が満たされると、信号喪失に続いてSCP-3122は未知の情報源に接続され、そこから情報を受け取り始めます。SCP-3122が搭載されている車両は、乗員およびSCP-3122自体と共にSCP-3122-1へと転移します。

SCP-3122-1は幾何学的な一貫性を持たない孤立時空間であり、当初はSCP-3122とその設置車両が転移してきた場所に類似します。SCP-3122-1に入ると、SCP-3122が中継する指示はますます不合理になり、SCP-3122-1自体は地形と内容物を変化させ始めます。これらの効果の激しさは時間と共に増大します。

被害者がSCP-3122-1に入場してからある程度の時間、典型的には24~72時間が経過した後、車両は標準現実世界に存在する当初の旅程の最終目的地に再出現します。この時、SCP-3122は車内に存在するものの、あらゆる生命体は姿を消しています。

エレヴィックス・エレクトロニクスについての調査は、同社が開発した多数の家電製品の存在を明らかにしました。これらの多くは異常性を示しています。会社の創設やそこで働く従業員の記録は発見されませんでした。表向き登録されていた事業所の住所にあったのは、SCP-3122実例の出荷箱が多数収容されている大倉庫だったことが判明しました。

回収された倉庫周辺の監視カメラ映像の分析で、PoI-30808(シャジラ・マサァニ)と特定された一個人が繰り返し倉庫を訪れていたことが発覚しました。PoI-30808は以前より、典型的に軽度異常物品を中心とする様々なカルト教団と関連付けられています。記録上最後のPoI-30808の目撃情報は、関連するカルトの1つが集団自殺を起こした1996年でした。

インストールされた機器の無効化を目的とするSCP-3122ソフトウェアの更新プログラムが開発・リリースされ、影響された全製品のリコールが実施されました。販売されたSCP-3122実例の95%以上は回収されたか、既に不活性化していると推定されます。

SCP-3122-1探査
2016/07/19、当該異常の性質を断定し、失踪した民間人の回収可能性を確認するためのSCP-3122-1探査試行が許可されました。車両にはSCP-3122実例と多数の記録・追跡装置が搭載され、実験中にGPS信号途絶を引き起こすのに十分なトンネルを通過するよう設定された2時間5分の旅程に沿って、Dクラス職員D-993211が運転しました。

以下は、SCP-3122の起動直後から始まる回収記録の転写です。D-99は司令部との接触が途絶しても周辺環境の説明を継続するよう指示されました。彼は実験の性質について前述の事項以外を知らされていません。

D-99との初期接触途絶から約37時間後、車両からのGPS信号が受信されました。車両は当初設定されていた目的地で発見されました。D-99の痕跡は見つかりませんでした。

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