注意: あなたが閲覧中のファイルは旧版です。現在の収容プロトコルと概要は更新ログを参照してください。
アイテム番号: SCP-3127
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現時点でサイト-43にいるSCP-3127は5m×5m×5mのチャンバーに収容され、栄養チャート3127-1に従って1日2回の食事が与えられます。SCP-3127の収容チャンバーは常に保安職員2名の警護下に置かれます。収容を容易にするため、SCP-3127の精神衛生状態は現地のセラピストから監視されます。
SCP-3127は、実験以外では如何なる職員とも物理的に接触することが認められません。
説明: SCP-3127は、かつてイリノイ州██████の住人だった、ジェシカ・ランバートという名の19歳の女性です。SCP-3127は同年代の人物と比較して異常な肉体的特性を示さず、収容に伴う軽度のストレスを除いては健全な精神状態にあります。
SCP-3127が別な人間と物理的に接触すると、その人物は接触時のSCP-3127と同じ感情状態になります。影響者はその後、20~30分間、前述した状態以外の感情を抱くことが不可能になります。この感情状態が薄れた後は、永続的な効果は影響者に残らないようです。
SCP-3127は、超能力を持つと主張して連絡を取ってきた少女に関するFBI異常事件課のやり取りを財団エージェントが傍受した後に収容されました。これらの報告はUIUによってデマとして片付けられましたが、既に当該地域内にいた財団エージェントらは独自の捜査で主張を確証し、後にSCP-3127を収容下に移送しました。██████在住の家族と友人にはクラスB記憶処理が施され、SCP-3127が自動車事故で死亡したと信じるように誘導されました。
補遺3127-1: 2015/11/19、クロステスト目的でSCP-3127を複数の異常物品に曝露させる承認が降りました。これらの実験中に予想外の結果は生じなかったため、記録は重要性の低い資料として保管されています。完全版のログはサイト-43アーカイブ部門の要請に応じて閲覧可能です。
補遺3127-2: 2016/12/10、SCP-3127は監督スタッフに体調不良を訴えた後、事前に妊娠の兆候を全く示していなかったにも拘らず、生きた雌の子豚を出産しました。緊急手術中に起こした合併症のため、SCP-3127は出産過程で死亡しました。生まれた子豚もまた異常性を見せており、現在分類待ちです。
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