SCP-3142
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アイテム番号: SCP-3142

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: あらゆるアメリカの主要金融機関は、表向きにはソフトウェアの誤作動を防止するという目標の下、消費者口座に説明不可能な変動が発生しないかを監視するよう勧告されています。貨幣学コミュニティに潜入中の財団職員はSCP-3142の存在に関する知識を抑制します。SCP-3142と一致する事件を経験したと主張する人物は特定され、記憶処理を施されます — しかしながら、異常効果を引き起こすにはSCP-3142の詳細な知識が必要とされるため、これは低リスク脅威と判断されています。

文書3142-01へのアクセスは、規制金融機関に登録された個人当座預金口座を持つ、財政的に安定したレベル3職員のみに制限されます。SCP-3142の実験中に生じた金銭的損失は財団から払い戻されます。支出削減のために、文書3142-01への優先アクセス権は対抗ミーム訓練を積んだ職員に与えられます。

説明: SCP-3142は、2001年にアメリカ合衆国造幣局が“$i$ドル”1の単位名で生産を予定していた記念硬貨の未使用デザインです。SCP-3142は技術仕様書では直径38.1mm、銀90%・銅10%の組成とされており、同年代の1米ドル記念硬貨と一致しています。更なるSCP-3142の説明は、潜在的な財務的情報災害も含めて、文書3142-01で閲覧可能です。

SCP-3142の異常効果は、ある人物がSCP-3142の正確な心的イメージを構築した際に発現します。イメージを思い描いた直後、以下の事象のうち1つが発生します。

  • 対象者が登録した個人当座預金口座の純残高が、1米ドル(海外通貨の場合は現行の為替レートで同額分)減少します。当該口座のあらゆる記録は、デジタルもそれ以外の媒体も、瞬時に新たな残高を反映して変更されます。
  • 対象者が個人当座預金口座を保有していない場合、対象者の10cm以内にある貨幣が1米ドルの損失を反映して変更されます。この効果の発現に際して、紙幣や硬貨が瞬時に生成、破壊、もしくは置換されます。新たな貨幣や改変された貨幣は、正規に発行された同種の貨幣と区別できません。
  • 有効な当座預金口座が無く、10cm以内に最低1米ドル(もしくは同等の他貨幣)を持たない対象者は、11分39秒間にわたって 対象者の現在地におけるその時点での法的最低賃金に反比例する時間だけ消失します。消失期間がアメリカ合衆国連邦政府の最低賃金下で1ドル分の収入を得るのに必要とされる時間2を超過したケースはありません。再出現した対象者は時間経過を認識していますが、空白期間中の詳細を思い出すことができません。

SCP-3142の異常効果は心的イメージを新たに想起するごとに繰り返し発現します。現在まで、SCP-3142の効果の頻度には上限が観測されていません。

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