SCP-3165
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アイテム番号: SCP-3165

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3165は標準人型収容チャンバーに収容されます。トイレは、排泄物を除去するために格子状の排水口に交換しなければなりません。追加の備品として、数個の追加クッションと1.5m×1.5mで5kgの重さの毛布を1枚用意する必要があります。収容チャンバーは毎日清掃する必要があります。

インタビューの間、アメリカ手話に堪能な女性研究者1名が、精神安定剤銃を武装した警備員1名以上を伴ってSCP-3165の収容チャンバーに入ることができます。受け入れられる精神安定剤は、ケタミン(100mg以下)とジアゼパム(40mg以下)です。SCP-3165は一般的に大人しいですが、職員は無防備な手足の上に防護服を着用することが強く推奨されます。1台の閉回路カメラは、SCP-3165の破壊的行動、特に自分自身に対する行動を一貫して監視しなければなりません。

SCP-3165には1日2回、2kgのタンパク質(牛肉、羊肉、もしくは鶏肉)と0.8kgの根菜類からなる食事を与えなければなりません。慢性的な筋肉や関節の痛みを緩和するために、40mgのオキシコドンを毎食与えなければなりません。理学療法のセッションは、週に1回定期的に行われます。

20██年12月7日現在、毎日1時間のアメリカ手話と英語の言語開発レッスン、および、週2回の2時間の読書レッスンを実施しています。要望に応じて職員との交流や、幼児に適したレクリエーション活動を提供します。常識の範囲内での身体的接触は認められます。

説明: SCP-3165は14歳から18歳までの人型の女性で、手、足、顔に重度の奇形を持っています。体毛が無く、皮膚は色素沈着していません。身長は2.13m、体重は60kgです。直立な姿勢で立つと痛みを感じるため、四足歩行を好みます。

顔の右半分はタイリクオオカミ(Canis lupus)のそれに類似した上下の大顎で塞がれています。これらの大顎を頭蓋骨に固定している筋肉は、SCP-3165の頭蓋骨の上に巻き付き、後頭骨の下に固定されています。このような筋肉の配置にもかかわらず、SCP-3165は1250PSIの咬合力を持ち、ヒグマ(Ursus arctos)の咬合力を僅かに上回っています。SCP-3165の上顎には鼻が無く、その代わりに鼻腔が肉化した柔らかい"クレーター"があります。人間では口を形成する部分が存在しません。SCP-3165の大顎の隆起は右眼窩葉と眼球の形成を妨げ、鼻の上部の軟骨を損傷し、鼻が曲がったり伸びたりしています;左角膜は乳白色で、後期白内障を示唆しています。

SCP-3165の声帯は過剰な皮膚組織で覆われていて、人間の声を出すことができません。したがって、SCP-3165の主なコミュニケーション形態は、片言の手話言語と喉音の発声で構成されています。(映像インタビュー記録009参照)

SCP-3165の足の中足骨は伸びていて、時速38kmの走力を持つ趾行性動物のような歩き方を可能にしています。手の指骨の長さは平均的な成人の2倍で、爪は3倍の耐久性があり、引っ掻いたり傷を付けたりするための先端が細くなっています。

SCP-3165から採取されたDNAサンプルによると、SCP-3165の遺伝的構成は、ヒト(Homo sapiens)が97.3%、タイリクオオカミが2.1%、[編集済]が0.6%であることが示されています。1

財団職員とSCP-3165の間の交流は、SCP-3165が女性職員と直接コミュニケーションを取ることを強く好み、男性職員との交流はしばしば敵意に満ちたものとなります。SCP-3165は女性職員との身体的接触を望み、乱暴に掴みかかってきます。警備員がいる場合、SCP-3165との身体的接触が推奨されます。

回収: SCP-3165は、ウクライナの█████の廃墟でアマチュア超常現象調査団"█████"がその存在を発見した後、19██年█月█日に回収されました。地元当局は連絡を受けたものの、SCP-3165を効率的に封じ込めることができず、財団に通報しました。回収中、SCP-3165は120mgのケタミンが強制的に投与されるまで財団職員を攻撃し、█名の負傷者と█名の犠牲者を出しました。回収前の事件に関与した民間人はクラスB記憶処理が施行されました。現時点でSCP-3165の他の事例は発見されていません。2

回収前、SCP-3165は汚れた綿の下着とピンク色のサーマルを着ている状態で発見されました。検査の結果、衣類を覆っていた血液の乾燥した斑点は17の異なる供給源からのものであることが判明しました;いずれも19██年から19██年までの間にSCP-3165の回収場所周辺で失踪した人物であると特定されています。SCP-3165の生検は、主な食料源として人間を頼りにしていたものの、この食事からは十分な栄養を集めることができなかったことを示しています。

100m弱離れた場所で、SCP-3165がシェルターとして利用していた洞窟を発見しました。SCP-3165が貯め込んでいた複数の物が発見されましたが、いずれも異常な特性を持っていませんでした。これらのアイテムには、12個のステンレス製の宝石類が含まれています。その中には、Elizabeth ██████と特定された若い金髪の女性の画像を含むロケットが含まれています。彼女はパートナーとウクライナを訪問した後、19██年に行方不明になったと報告されています。その他の発見として、頭部から切り離され、真皮が剥がれた顔があります。眼窩と口腔の周りに荒い切り傷があり、皮膚がマスクとして使用されていたことが示唆されています。

補遺1: 20██年9月9日、財団認定の児童心理学者がSCP-3165の精神能力を評価し、少なくとも200語の英単語を理解することが可能であると判断しました。また、SCP-3165は、身体的な接触を求めるなど、およそ6~7歳の人間の発達に必要な推論力と行動力を持っています。SCP-3165とコミュニケーションをとる際には、平易な言葉を使うことが推奨されています。

補遺2: これまでにSCP-3165は以下の要望を出しています。

  • 人間の快適さを模倣するための重りのある毛布(受理)。
  • 宝石類(受理)、ただしプラスチック製のものに限る。
  • 女性の話し相手が常に収容チャンバーに留まること(拒否)。
  • 合成ウィッグ(拒否)。
  • お絵描き用具(受理)、クレヨンは、さらなるテストでの追加コミュニケーションのために提供されました。
  • 毒性の無い化粧品(受理)と、財団職員からの申請の支援(受理待ち)。
  • 本と読書レッスン(受理)。
  • 屋内を歩き回れる特権(拒否)。
  • 運動機能レクリエーション(受理)、SCP-3165の体格の異常により、2人の警備員と指定された理学療法士が同伴した場合、財団体育館へのアクセスが許可されます。

補遺3:

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