アイテム番号: SCP-3165-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 回収したSCP-3165-JPは標準物品収容ロッカー内に収容されます。SCP-3165-JPを取り扱う際にはトング等の用具を使用し、直接接触を行わないように留意してください。
SCP-3165-JP-1は発見次第機動部隊ま-7 (“ガラスの靴よ消えないで”)によって無力化してください。事案記録3165-01を受けてSCP-3165-JP-1とSCP-3165-JP-2の接触は禁止されています。SCP-3165-JP-1の無力化中にSCP-3165-JP-2が出現した場合、SCP-3165-JP-2の確保または無力化を優先してください。
SCP-3165-JP-2は標準人型収容室に収容されます。
説明: SCP-3165-JPは日本において不定期に出現する概ね星型の実体です。SCP-3165-JPと人間が接触した場合1、被影響者はSCP-3165-JP-1あるいはSCP-3165-JP-2へと変異します。SCP-3165-JP-2への変異例が極めて少数であることから詳細な条件は未特定ですが、既知のSCP-3165-JP-2への変異例では変異元となる人間の特徴は後述するSCP-3726-JP-2を視認可能な条件と概ね一致します。 補遺1を参照してください。
SCP-3165-JP-1は全長2~3m程度の動物様実体です。SCP-3165-JP-1の生物種はSCP-3165-JPと接触した人間の犯罪歴あるいは性格上の瑕疵に相関します。例として、詐欺罪及び殺人罪2で死刑判決を受けたD-652713がSCP-3165-JPと接触した際にはアカギツネ3(Vulpes vulpes)に類似した実体へと変異しました。
SCP-3165-JP-1は変異元となった人間の犯罪歴あるいは性格上の瑕疵に相関する行動を取ります。前述の例において、D-652713が元となったSCP-3165-JP-1は実験中に唯一金銭を所持していた██博士に対し攻撃を加えようとする様子が確認されました。4
SCP-3165-JP-1は後述するSCP-3165-JP-2との交戦時、SCP-3165-JP-2へ攻撃を加えることはありません。
SCP-3165-JP-1は事案093-962以降に出現したSCP-3726-JP-2類似アノマリーの一種です。SCP-3726-JP-2と同様、以下の特性を持ちます。
- SCP-3726-JP-2を視認可能な条件5を満たした人間にのみ目視可能である。
- 上記の条件を満たす人物を除き物理的な干渉が不可能である。
- 無力化には「物語的な解決」を必要とし、それを最も簡易に達成する手段は「魔法少女による討伐」である。
SCP-3165-JP-2はSCP-3165-JPとの接触時点の被影響者と同様の容姿を有するヒト型実体です。SCP-3165-JP-2は被影響者とほぼ同様の肉体的特徴を保持していますが、老化・成長の停止、軽度の損傷への耐性、不明な奇跡論的な能力といった一連の異常性を有します。
詳細未確定の条件を満たした人物がSCP-3165-JPと接触した場合、SCP-3165-JPは全長30cm程度の動物様実体(以下SCP-3165-JP-2-a)へと変異します。SCP-3165-JP-2-aはSCP-3165-JP-2と常に行動を共にする他、SCP-3165-JP-2が先述の奇跡論的な能力を行使する際に杖状の実体へと変異します。
SCP-3165-JP-2-aの生物種はSCP-3165-JPと接触した人間の性格上の美点に相関していると推定されています。例として後述する事案記録にて発見されたSCP-3165-JP-2-1は高い学習意欲を評価されている人物であり、SCP-3165-JP-2-a-1はシロフクロウ6(Bubo scandiacus)に類似していました。
SCP-3165-JP-2はSCP-3165-JP-1を敵視ないし危険視しており、不明な手段でSCP-3165-JP-1の存在を感知し積極的に戦闘を行います。この際、SCP-3165-JP-2は日本のアニメーション文化における「魔法少女」と類似する衣装へと不明な奇跡論的手段によって瞬時に換装します。この際SCP-3165-JP-2-aは杖状の実体へと変異します。
一方で、SCP-3165-JP-2はSCP-3165-JP-1を除くSCP-3726-JP-2類似アノマリーに対しては関心を示さず、危害を加えられない限りにおいて交戦することはありません。
SCP-3165-JP-1がSCP-3165-JP-2によって無力化された場合、爆発と共に約20個のSCP-3165-JPが発生します。この際に発生するSCP-3165-JPは爆発によって高速で射出される上、5~10秒程度で消失するため回収には成功していません。
発見経緯: 発見当初SCP-3165-JP-1はSCP-3726-JP-2類似アノマリーとして報告され、UE-3726-JP-██として機動部隊ま-7 (“ガラスの靴よ消えないで”)によって成功裏に鎮圧されました。数度の鎮圧作戦の後、発見地の監視カメラ映像にSCP-3165-JPと接触した人間がSCP-3165-JP-1へ変異する様子が記録されていることが確認され、両者をSCP-3165-JP及びSCP-3165-JP-1として指定しての収容が行われました。
事案記録: 20██年█月██日、SCP-3165-JP-1によるものと思われる超常現象の発生が確認され、機動部隊ま-7 (“ガラスの靴よ消えないで”)が出動しました。機動部隊ま-7によるSCP-3165-JP-1鎮圧作戦の最中、不明なヒト型アノマリー(後にSCP-3165-JP-2と指定されました。)が乱入し、SCP-3165-JP-1を無力化、直後にSCP-3165-JPの大量放出を確認しました。以下は事案記録の書き起こしです。
事案記録3165-01
前記: ██県██市の████商店街にて不明な原因によって商店が破壊され、食品類が不可視の存在によって消費されているとの通報を受け、機動部隊に-15("引率教員")によってカバーストーリー「ガス爆発」を流布して一般人を退去させた上で、Eクラス職員の協力の元でSCP-3726-JP-2類似アノマリーの存在を確認しました。機動部隊ま-7 (“ガラスの靴よ消えないで”)への応援要請が申請され、現場へ急行した機動部隊ま-7により鎮圧作戦が開始されました。
参照性のため、事案発生時点では未分類アノマリーであったSCP-3165-JP-2を分類番号で表記します。
[16:02:25] [ブタ(Sus scrofa domesticus)に類似するSCP-3165-JP-1(以下SCP-3165-JP-1-5と指定します。)が██青果店にて陳列されている商品を消費している。機動部隊ま-7 が現場へ到着する。]
SCP-1455-JP-A: そこまでよ!この愛の戦士██████がお相手するわ!
[16:03:02] [SCP-1455-JP-Aが財団支給の奇跡論戦闘ユニットを構え、攻撃の狙いを定めていると、背後から走ってくる足音が記録される。PoI-1337-JPが背後を確認するとシロフクロウに類似する実体を肩に乗せた不明なヒト型実体がポーズを取っている。7]
SCP-3165-JP-2: 危ない!ここは私に任せて逃げなさい!
[16:03:20] 突如不明なヒト型実体が強く発光し、録画に白飛びが発生する。光が収まると当該実体は部分的に西洋甲冑に類似したデザインのロリータ風衣装に換装し、杖状の実体を所持している。シロフクロウ様実体は消失している。
SCP-3165-JP-2: 無知の闇を照らす知恵の光!オリーブ・ナイト!
[16:03:51] SCP-3165-JP-2が杖状実体を掲げるとSCP-3165-JP-1-5へ光弾が投射され、着弾した光弾が爆発する。SCP-3165-JP-1-5がSCP-3165-JP-2へ振り向く。
PoI-1337-JP: [小声で無線機へ報告する]不明なヒト型実体が戦闘へ乱入しました、指示を仰ぎます。いちご!ぴんく!様子を見ます、こちらへ!
[16:04:15] SCP-5726、SCP-1455-JP-AがPoI-1337-JPの傍へ移動する。SCP-3165-JP研究チームからSCP-3165-JP-2との交戦を控え、実体と対話可能であれば戦闘終了後に確保するよう指示される。
SCP-3165-JP-2: 食らいなさい!アンクションレンズ!セイクリッドファイア・イグニッション!
[16:05:20] SCP-3165-JP-2が所持している杖状実体からオリーブ油に類似する液体が出現し、空中で凸レンズ状に成型されて浮遊する。次いで杖状実体から光線が放たれると前述のレンズによって屈折し、SCP-3165-JP-1-5の頭部を焦点として集光され、SCP-3165-JP-1-5は爆発する。この際、約20個のSCP-3165-JPが放出されるが約5秒程度飛翔した後に消失する。爆発による録画の乱れが収まるとSCP-3165-JP-2の衣装は換装前のものへ戻っている。
PoI-1337-JP: [小声で無線機へ報告する]戦闘終了、ヒト型実体の確保に移ります。先ほどの爆発でSCP-3165-JPが放出されています、確保をお願いします。
PoI-1337-JP: オリーブ・ナイト!いくつか聞きたいことがあります!私たちと同行していただけますか?
[16:07:42] SCP-3165-JP-2は無視して歩き去ろうとする。PoI-1337-JPが先回りし、立ちふさがる。
SCP-3165-JP-2: 私のことは気にしないでください、ただの通りすがりです。
PoI-1337-JP: 今貴女が破壊した実体への対処法を探しているんです。少しでも情報が欲しい、ついてきてくれませんか?
[16:09:27] SCP-3165-JP-2は無視して歩き去ろうとする。
PoI-1337-JP: [小声で無線機へ報告する]やむを得ませんね、我々は対人装備を所持していません。に-15に応援を要請します。
[16:11:09] 機動部隊ま-7は撤退し、急行した機動部隊に-15がSCP-3165-JP-2を確保した。この際ヒト型アノマリーの初期確保に用いられる鎮圧用薬剤が効力を発揮しなかったため、物理的な拘束を行った上で最寄りのサイトへ輸送された。SCP-3165-JP-2は抵抗せず、成功裏に収容された。
総括: サイト-81██へ収容されたSCP-3165-JP-2は対話に反応をするものの質問へは応答せず、拘束を解くように要求する発言のみを行いました。当事案においてSCP-3165-JP-2がPoI-1337-JPとの対話に応じなかったことを鑑み、今後は非対話型の検査が優先して行われます。
補遺1: SCP-3165-JP-2の異常性スクリーニングにおいて、改良版カーデック計数機が霊体の存在を検知しました。ハルトマン霊体撮影機によりSCP-3165-JP-2及びSCP-3165-JP-2-aを撮影した結果、以下の画像が得られました。
当該画像からは、SCP-3165-JP-2には標準的なヒトを由来とする実体であれば存在するはずのヒト霊体が存在せず、SCP-3165-JP-2-aから伸びている繊維状の霊的実体によって肉体を維持及び操作されている可能性が示唆されました。検証のため、メトカーフ非実体反射力場発生装置を用いてSCP-3165-JP-2-aをSCP-3165-JP-2から隔離した結果、SCP-3165-JP-2は昏倒し、基礎的な反射反応以外の一切の動作を停止しました。これは後天的に霊体を失った生物が見せる反応に類似しており、SCP-3165-JP-2はSCP-3165-JP-2-aの霊体に意識的活動を依存している、またはSCP-3165-JP-2-aの霊体に操作されている可能性が示唆されました。
これを受けてDクラス職員を用いてSCP-3165-JPとの接触実験が行われましたが、SCP-3165-JP-1への変異に伴ってDクラス職員の霊的実体が消滅したことを除き、特筆すべき霊体力学的変化は見られませんでした。加えてSCP-3165-JP-1はハルトマン霊体撮影機や改良型カーデック計数機に反応しませんでした。
SCP-3165-JP-1及びSCP-3165-JP-2の行動原理について、財団超常生物学部門により以下の説明がなされています。
SCP-3165-JP-1はSCP-3165-JP-2と交戦し無力化された場合、多数のSCP-3165-JPを放出します。これによって、SCP-3165-JP-2がSCP-3165-JP-1を討伐することは、結果的にSCP-3165-JP及びSCP-3165-JP-1を増加させていると捉えることが可能です。
SCP-3165-JP-2がSCP-3165-JP-1を積極的に討伐しようとする点、SCP-3165-JP-1がSCP-3165-JP-2へ攻撃を加えない点からも、SCP-3165-JP-1とSCP-3165-JP-2には「交戦してSCP-3165-JPを放出する」習性が存在すると推定でき、これは通常の生物にとっての「交尾及び産卵」と同等の働きをしていると考えられます。
この産卵行動の際、SCP-3165-JP-1は1回繁殖型戦略8、SCP-3165-JP-2は多数回繁殖型戦略9を取っており、SCP-3165-JP-1の繁殖成功度は産卵するSCP-3165-JPの数に比例します。このため、SCP-3165-JP-1は交尾時に体格が大きいほど繁殖成功度が高まると推定できます。
加えて、SCP-3165-JP-1及びSCP-3165-JP-2には接触者のヒト霊体が存在しないことから、SCP-3165-JPの孵化あるいはSCP-3165-JP-1及びSCP-3165-JP-2の成長には霊的実体をエネルギーとして使用しているとの仮説が立てられました。
この仮説が正しい場合、SCP-3165-JPがSCP-3165-JP-1あるいはSCP-3165-JP-2へと分化する際に性決定するシステムはSCP-3165-JPと接触したヒトの霊的実体の質量が関与していると推定できます。カルマ則によって霊的実体の質量はその所有者が持つ利己本能・自己保存本能の強度を反映することから、より利己本能が強い人間の霊を捕食したSCP-3165-JPがSCP-3165-JP-1へ分化した方が繁殖に有利となるため、悪人の霊的実体を捕食したSCP-3165-JPがSCP-3165-JP-1へと分化し、善人の霊的実体を捕食したSCP-3165-JPがSCP-3165-JP-2へと分化していると推定できます。
この仮説を検証するため、Dクラス職員の霊的実体を部分的に破壊し質量を減少した上で、SCP-3165-JPと接触させる実験を提言します。
上記の提言を受け、ホフマン電気除霊ユニットを用いて霊的実体の一部を切除したDクラス職員をSCP-3165-JPへと接触させる実験が行われた結果、SCP-3165-JPはSCP-3165-JP-2-aへと変異しました。これにより、SCP-3165-JPの分化条件は霊的実体の質量に規定されると確認されました。一方で当該実験によってDクラス職員から変異したSCP-3165-JP-2はSCP-3165-JP-1を視認することが不可能であり、SCP-3165-JP-1との接触実験においても衣装への換装能力及び奇跡論的な攻撃能力を有しませんでした。
補遺2: 除外サイト-12より、SCP-3165-JPと類似する生態を持つアノマリーの報告書が発見されました。除外サイト-12は非スクラントン・ボックス式の除外サイトの建造のため、比較的安全と判断された並行次元に建造されていました。これにより除外サイト-12は事案3165以降に発生している創作改変の影響を受けていないものと推定されています。
以下に発見された報告書の抜粋を転記します。
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説明: SCP-████は不定期に出現する概ね星型の実体です。SCP-████と人間が接触した場合、被影響者はSCP-████-1あるいはSCP-████-2へと変異します。この際SCP-████は被影響者の霊的実体を消失させます。
SCP-████-1は全長2~10m程度の伝承上のドラゴンに似た霊的実体です。SCP-████-1は利己本能あるいは自己保存本能が強い人間がSCP-████へ接触した場合に変異します。SCP-████-1は山岳などに生息し、近傍に訪れた人間を襲撃します。被害者が死亡した場合、SCP-████-1は被害者に由来する霊的実体を捕食し自身を成長させます。
SCP-████-2はフルプレートアーマーを着用し長剣を所持した中世西洋の騎士に類似する実体です。SCP-████-2は利己本能あるいは自己保存本能が弱い人間がSCP-████へ接触した場合に変異します。SCP-████-2を構成するフルプレートアーマー及び長剣は霊的実体によって構成されており、内部にSCP-████と接触した被影響者が存在することが確認されています。被影響者には霊的実体が存在せず、フルプレートアーマー状の霊的実体によって身体を操作されていると推定されています。
SCP-████-2は不明な手段によりSCP-████-1を探知することが可能であり、SCP-████-2は積極的にSCP-████-1へ戦闘を行います。当該戦闘において、SCP-████-2の██%が無力化します。
SCP-████-1がSCP-████-2によって無力化された場合、爆発と共に約100~300個のSCP-████が発生します。この際に発生するSCP-████は爆発によって高速で射出される上、5~10秒程度で消失するため回収には成功していません。
当該戦闘行為はSCP-████-1及びSCP-████-2にとって「交尾及び産卵」に相当するものと推定されています。この産卵行動の際、SCP-████-1は1回繁殖型戦略、SCP-████-2は多数回繁殖型戦略を取っており、SCP-████-1の繁殖成功度は産卵するSCP-████の数に比例します。このため、SCP-████-1は交尾時に体格が大きいほど繁殖成功度が高まると推定できます。このため、SCP-████はより霊体質量が大きい霊的実体を捕食して孵化した場合にSCP-████-1へ分化し、加えて霊的実体を捕食して自身の体格を成長させていると推定されています。
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上記文章よりSCP-3165-JPは事案093-962によってSCP-████が創作改変の影響を受けた結果、魔法少女類似アノマリー及びSCP-3726-JP-2類似アノマリーへと変異したものと推定されています。
当該創作改変において、SCP-3726-JP-2類似アノマリーが他者へ与える加害は概ね回復可能な程度に収まる傾向があり、これによってSCP-3165-JP-1は他者を殺害してその霊的実体を捕食する習性を喪失し、それに伴って誕生時から体格を成長させる能力を喪失したものと推定されます。
加えて、SCP-3726-JP-2類似アノマリーへの干渉能力を持つ人間は極めて希少である上に、この干渉能力を有さない人間に由来するSCP-3165-JP-2はSCP-3165-JP-1へ干渉することが不可能であり、交尾行動を成立させることが出来ないことから、SCP-3726-JP-2類似アノマリーへの干渉能力を有さない場合はSCP-3165-JP-1へ分化する方が繁殖に有利となります。このため世代を重ねるごとにSCP-3165-JPがSCP-3165-JP-1へと分化するために必要な霊的実体の質量は減少し、最終的にはSCP-3726-JP-2類似アノマリーへの干渉能力を有する人間のみがSCP-3165-JP-2へと分化すると推定されます。加えて先述の通りSCP-3726-JP-2類似アノマリーへの干渉能力を持つ人間は極めて希少であるため、SCP-3726-JP-1のSCP-3726-JP-2への攻撃性もまた、世代を重ねるごとに減少すると推定されます。
上記の世代交代に伴って変化すると推定される性質が事案093-962からさほど時間を経ていない現時点で確認されることから、創作改変の影響規模は過去の事案にも遡る可能性が懸念されています。他のアノマリーにも創作改変の影響が及んでいる可能性を鑑み、各除外サイト内に存在する文書との照合作業が進行中です。