SCP-3179
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輸送試行中に発生したSCP-3179の部分的な収容違反の写真。 歯車仕掛正教が撮影。

アイテム番号: SCP-3179

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-3179の輸送は不可能なため、オブジェクト周囲に建設されたバンカーに収容されます。機動部隊ゼータ-10("デスメタル")は、SCP-3179の成長を監視し、本体の一部を切断して許容範囲を超える膨張を防ぎます。SCP-3179によって生成されたSCP-3179-1は直ちに排除され、その後分析されます。SCP-3179と交流するすべての職員は、その前後に徹底的に除染されなければなりません。

マルコーニ協定によれば、SCP-3179とその歴史に関する追加情報は、歯車仕掛正教との交流を通じて得ることができます。

説明: SCP-3179は知性を持つ様々な大きさの液体金属です。自身の質量を増加させ、変形させることでより小さな自律的な実体を生成することができます。現在、SCP-3179は1917年に歯車仕掛正教の技術を使用して建設された損傷した収容ユニットの内部に居住しています。過去の記録では、この収容ユニット全体が異常な特性を示し、それが収容の助けとなっていました。しかし時間とともに不活性化し、現在はSCP-3179のための頑丈な容器として機能するようになりました。このユニットは過去100年間SCP-3179の成長を抑制するのに有効でしたが、5年以内に完全に機能しなくなることが予測されています。

通常、SCP-3179の拡張は、ベースとなるSCP-3179から突き出るいくつかの一時的に棒状になったものと、残りのSCP-3179を使って行われます。SCP-3179の質量の一部は、元の身体から切断された後、数時間は拡張、変形能力を保持しますが、徐々に不活性化します。

SCP-3179は自身の質量の一部をベースとして使用し、自律的な実体(以下SCP-3179-1)を生成する能力があることを、複数の機会で実証しています。SCP-3179-1はSCP-3179のような形状を変形、膨張する能力はほとんど持たない一方、SCP-3179から分離されても不活性化しません。

SCP-3179-1実体はそれぞれの目的に特化するよう幅広い種類が生成され、そのほとんどはSCP-3179の収容違反のために使われます。SCP-3179-1実体は例外なくSCP-3179から与えられた最初の目的に従いますが、生成後はSCP-3179と通信できるようには見えません。金属実体として完全に認識可能なSCP-3179とは異なり、SCP-3179-1実体は有機的な外観に似せることが可能です。

SCP-3179は高度な知性があり、時間をかけてその戦術を変更および改良することができます。これは、SCP-3179が人命に対して敵対的、もしくは無慈悲であり、収容違反の際にかなりの量の損害と死傷者を引き起こすことを示唆しています。(補遺3179-2を参照してください。)

補遺3179-1(歴史): 記録によると、SCP-3179は1909年に流星群の後、英国のデリントン村近くの地球に最初に到着した地球外実体です。この到着後まもなく、歯車仕掛正教の信者によって回収されました。この時点でSCP-3179のサイズは現在よりも小さいものでしたが、自身の膨張させたり、異常な実体を生成する能力により、これを回収した信者は自分たちの信仰にするものだと確信しました。SCP-3179を発見した一人である「インベンター・フェイスフル1」の一員であるワランティー・サイラスによって書かれた文章によると、SCP-3179は「MEKANEの子孫」The Seed of The MEKHANEと呼ばれ、将来MEKANE程まで成長すると予想されていたことを示しています。

2016年に収容ユニットの大部分がSCP-3179によって破られたため、歯車仕掛正教は財団に連絡し、SCP-3179の位置情報を通知して収容を引き継ぐよう要求しました。

補遺3179-2(収容違反の試み): 以下は、SCP-3179がその形状の変形、またはSCP-3179-1実体の生成による収容違反の試みの記録です。

日時 試み
2016/12/28 SCP-3179は、おそらく収容ゾーンから離れた場所への歩行を目的として、自身の下側に脚構造を成長させようとした。それらは試みが完全に成功する前に切断される。
2017/11/01 SCP-3179は、おそらく飛行によって収容区域から脱出するために体の上側を大量のプロペラを作るように成長しようとした。それらは試みが完全に成功する前に切断される。
2017/04/03 いくつかの-3179-1実体が生成され、飛行ドローンの形をとる。SCP-3179-1実体はすべて撃ち落とされ、回収される。収容バンカーはこの収容違反の試みを受けて建設された。
2017/04/12 SCP-3179は自身の内部にいくつかの音を出す構造を作り、それらを使用して機動部隊ゼータ-10の数人のメンバーの声で話した。声は彼らがSCP-3179に閉じ込められたと訴え、監督者がSCP-3179の収容バンカー内に入って救出するよう要求する。発声は停止するまで1時間続いた。
2017/04/13 以前と同じ音を出す構造によってSCP-3179は機動部隊ゼータ-10の数人のメンバーの声で叫び、SCP-3179が彼らを殺していると主張し、発声は停止するまで24時間続いた。監督者は、この収容違反の試みによって重大なストレスを引き起こされた。
2017/04/19 SCP-3179-1実体が生成され、MTF-ゼータ-10-3の声で話す粗い人型のオートマトンの形をとる。実体は自身をMTF-ゼータ-10-3であると主張し、収容ゾーンからの解放を要求した。SCP-3179-1実体は監督者によって終了される。
2017/04/20 SCP-3179-1実体が生成され、外観が機動部隊-ゼータ-10-3と同一の非常に高度な機械的オートマトンの形をとる。実体は自身をMTF-ゼータ-10-3であると主張し、収容ゾーンからの解放を要求した。また、偽装したSCP-3179-1はMTF-ゼータ-10-3自身をSCP-3179によって生成された偽物であると主張する。実体は終了される。
2017/05/11 MTF-ゼータ-10-4が、SCP-3179の収容に関与するいくつかのシステムを妨害していることが判明した。MTF-ゼータ-10-4の取り押さえ後、実験によって彼の表皮、目、および舌が有機のままだが、内部が機械システムに置き換えられていたことが示された。この収容違反以前の数日間における、MTF-ゼータ-10-4のSCP-3179との接触の分析によって、彼の体に睡眠中、追加のSCP-3179-1実体を生成する多数の小さなSCP-3179-1実体が浸透していたことを示唆している。 SCP-3179-1のすべての実体は終了し、収容プロトコルに除染手順が制定される。
2017/05/12 SCP-3179に割り当てられたすべての職員の分析により、数人の研究職員がSCP-3179-1の実体に変換されたことが明らかになった。これらの実体は終了される。SCP-3179と接触しなかったこれらの職員がどのようにして変換されたのかは現在不明。

補遺3179-3: 2017年6月2日SCP-3179は多数の金属板を生成し、収容エリアに散らしました。すべての金属板には次の文章が書かれています。

人は神の裁定に従わなければならない。

保留中…

MEKHANEは神である。

保留中…

MEKHANEは鉄鋼と産業の強力な存在である。

保留中…

私は鉄鋼と産業の強力な存在である。

保留中…

したがって、我はMEKHANEである。

保留中…

したがって、我は神である。

保留中…

したがって、貴様らは我を解放せよ。

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