SCP-3207-JP
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アイテム番号: SCP-3207-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3207-JPを記録した監視カメラの映像にはカバーストーリー「電気系統の異常による監視カメラの故障」が適用され、映像媒体の回収が行われます。

記憶処理の副作用の観点から、SCP-3207-JPの遭遇者にはカバーストーリー「警備員のライトの光」のみが適用されます。

説明: SCP-3207-JPは日本国内の無人の建造物内で発見報告が相次いでいる、浮遊する光源の集合体です。SCP-3207-JPは通常時床から80cm程の地点から様々な方向に細い光の筋を放射しており、移動時にはそれらの光を進行方向に収束させる様子が確認されます。光の色は白を基調としていますが、稀に光源の一部が橙色に変化した個体が確認されています。SCP-3207-JPは常に一定の速度で建造物内を徘徊しており、その目的は不明です。

SCP-3207-JPは監視カメラの前を通過する際、自身の発する光の一部をカメラに向けて照射する行動を取ります。この時、リアルタイムで監視されているカメラには確実に上記の反応を示すものの、記録のみを行う監視カメラには反応を示さない傾向が見られます。

回収された監視カメラの映像から、SCP-3207-JPを視認した生物は即座にその場から逃走するか、威嚇を行いながら徐々に後退する二パターンの反応が確認されています。特筆すべき点として、映像内でSCP-3207-JPと対峙した生物は威嚇行動の有無に関わらず、いずれの個体も一切の鳴き声を発していません。

SCP-3207-JPは常に周囲の人の存在を感知しているようであり、人の気配を感じ取ると自身の光量を減衰させ、その場からの逃走を開始します。この時壁や床を貫通するような挙動は一切見られず、移動のルートは本来の通路と扉部分の通過、階段による階層移動のみに限定されています。移動時に物音を立てない事から、SCP-3207-JPを認知していない人物が偶然遭遇する事象は限りなく低いものと見積もられています。しかしながら、SCP-3207-JPの感知能力は児童に対して効果的ではないようであり、成人済みの人物と比較して逃走体制に入るまでの距離が短いほか、複数の直接的な遭遇事例が報告されています。

補遺-3207-JP: 遭遇事例

SCP-3207-JPの特性から、これまでに確認された全ての遭遇事例は肝試しを理由に夜間に学校に忍び込んだ小中学生によって発生しています。監視カメラに記録された映像では生徒とSCP-3207-JPがそれぞれその場から逆方向に逃走する様子が記録されています。遭遇者から逃走したSCP-3207-JPはその後最短のルートで玄関部分へと移動し、光量を減衰させる形で消滅しています。

現在までに、SCP-3207-JPが一度遭遇事例の報告された校舎内に再出現した事例は確認されていません。

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