アイテム番号: SCP-321-TH-J
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 特別な措置は必要ありません。SCP-321-TH-Jはカフェテリア付近の建物の後ろの木の下に位置しています。全ての人員にアクセスすることが許可されていますが、SCP-321-TH-Jに何らかの行動をすることは許可されていません。SCP-321-TH-Jには通常の職員が定期的に給餌を行ってください。
追記: 指で触る、擦る行為は禁止されています。SCP-321-TH-Jに対する暴力はどのようなものでも罰せられます。
説明: SCP-321-TH-Jは高さ1m、亜鉛と木製の小型の祠です。SCP-321-TH-Jは人形の花冠と様々な色の服で埋め尽くされています(現在は撤去されています)。SCP-321-TH-Jはしばしば神を自称します。初期調査では異常存在は発見されませんでした。
SCP-321-TH-Jは会話と接触でのみコミュニケーションを取ります。SCP-321-TH-Jは姿を現さずに食事を取ることができます。SCP-321-TH-Jに与えられた食物はまるで食べられているかのように徐々に消失します。
補遺: インタビュー記録
エージェント・アーム: あー、あんたは……
SCP-321-TH-J: お前は誰だ?
エージェント・アーム: 俺は財団職員だ。
SCP-321-TH-J: どうか僕をここから連れ出してくれないか。
エージェント・アーム: そんなめちゃくちゃなことができるか。
SCP-321-TH-J: 僕に仕えるものは何処にいるんだ?
エージェント・アーム: 知らないな。俺に聞かないでくれ。
SCP-321-TH-J: お前は何が欲しい?僕は沢山のことを聞きたい、退屈なんだ。
エージェント・アーム: 俺はあんたが誰か知りたい、そこが何処なのかもだ。
SCP-321-TH-J: 僕は██████████。 ここは僕の家だ。
エージェント・アーム: それは俺の本名だ。何処でそれを聞いたんだ。
SCP-321-TH-J: お前だったか! ちくしょう、なんてこった。
エージェント・アーム: ならあんたは人間なのか?それとも幽霊か?
SCP-321-TH-J: 僕は神だ!
エージェント・アーム: 姿を現したのか?
SCP-321-TH-J: 僕はここにいる。
エージェント・アーム: でも俺には見えないんだが。
SCP-321-TH-J: 何故ならお前の徳が僕を見るのには足りないからだ。
エージェント・アーム: だからこうしているのか……