SCP-3260
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SCP-3260-A/3は収容手順の誤解のためにSCP-████の影響を受けています

アイテム番号: SCP-3260

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-3260-Aのすべての実例は、SCP-3260-Aによる知覚的不一致の度合を確かめるために、以前に割り当てられていたクリアランスのSCP報告書について尋問・調査を行う必要があります。それらののち、SCP-3260-A実例は記憶処理を受け、適当な財団フロント企業内の重要性の低い役職に再配置されます。

すべての財団の施設は、SCP-3260の徴候を監視しなければなりません。

説明: SCP-3260は、財団職員のみに影響を及ぼしている視覚認識的な症状です。SCP報告書と接触しているとき、SCP-3260に暴露した人物(SCP-3260-A)は実際に表記されているものと違う情報を認識します。プロトコルに反した指示を出す場合や、故意に収容方法を不完全化し、関連した文書の不正確な解釈に基づく他の行動を実行する可能性のある知覚的不一致をもたらします。
SCP-3260-A実例群が経験する知覚的不一致の性質は様々ですが、偽の情報もしくは/または誤解を招く情報を繰り返し伴います。

████/██/██現在、SCP-3260は██ケース、世界中の財団の資産内で確認されました。
プロジェクトProxyはSCP-3260に対して、現在すべての研究活動を調整しています-プロジェクトProxyに割り当てられる優先度Alephの研究項目は以下を含みます:
◾SCP-3260が伝播する媒介物の特定。(存在する場合)
◾特にSCP-3260に影響されやすい人員の識別。(該当する場合)
◾SCP-3260への対抗策。

確認されたSCP-3260のケースの内、発症者と観測された知覚的不一致には、明確なパターンは発見されませんでした。

補遺: 要約済SCP-3260症例報告-適切なクリアランスが必要です

感染者: SCP-3260-A/1
以前のクリアランス: レベル2, 下級研究員

報告書概要: SCP-████、Euclid。 Dis-2 奇蹟的実体。 SCP-████はタタール人以外のすべての生命体に対し攻撃的で、 収容確立以前に最低7人の死亡に関与しています。

報告: SCP-3260の最初の実例。SCP-3260-A/1は繰り返し清掃作業員をSCP-████の収容室内に割り当てようとしたのち、拘留されました。通常の収容プロトコルでは、すべての攻撃的SCiPの収容室の清掃は、必ず遠隔操作で行われなければなりません。

尋問の際、SCP-3260-A/1は混乱しているようでした。そして、それらの決定の理由として報告書を提示しました。コピーされたSCP-████の特別収容プロトコルをSCP-3260-A/1に見せ、それらを音読するよう指示しました。SCP-3260-A/1は、”インシデント████-V”を説明する存在しない補遺についても音読し、実験化合物が投与され、鎮静されました。

感染者: SCP-3260-A/7
以前のクリアランス: レベル4、サイト-27管理者

報告書概要: SCP-███. Safe. クラスII現実改変者. SCP-███は████/██/██の収容以来協力的で、ラング/スクラントンベースの機器が収容方針に導入されたことによりSafeに再割り当てられました。 SCP-███は両足に麻痺を持っています。

報告:SCP-3260-A/7はプロトコルに従って、再分類後のSCP-███資料の更新版のコピーを受け取りました。文書を検討した際、SCP-3260-A/7はMTF Eta-10に収容違反の可能性があると警告し、クリアランス3/███の職員に許可を得た職員は未知の認識災害の影響下にある可能性があるとの疑いを述べました。

伝染した証拠が発見されなかった後、SCP-3260-A/7は質問されました。以前の場合と同様に、SCP-3260-A/7はSCP-███の実際の収容手順と相関のない主張をしました。その中で、SCP-3260-A/7は倫理委員会の複数の指示に直接違反して、[編集済]を含むSCP-███への不当な尋問を要求する文書の存在を主張しました。現時点では、これ以上の収容対策は必要ありません。

感染者: SCP-3260-A/9
以前のクリアランス: レベル3, 機動部隊█████-█隊員

文書概要: SCP-███ (-█, -█)。Keter。積極的に収容違反を試みる人型実体。分類されていない、奇蹟論的な現実改変現象を誘発することができる。すべての人間に敵対的で、銃火器に非常に強い耐性を持つ。

報告: SCP-3260-A/9はSCP-███の収容手順のデジタルコピーを受け取った後、財団での雇用を中止したいという要望を伝えました。SCP-3260-A/9によると、この文書はSCP-███-█を機動部隊█████-█の名簿に統合するという仮の構想であるプロジェクト██████████に言及しています。最新のThaumiel Reviewに従った異常のGimel分類を考えると、現在SCP-███-█を兵器化する計画はありません。Aleph及びBetのThaumiel活用の中でのプロジェクト███████ ███への言及は、財団の主要データベースにはありません。

感染者: SCP-3260-A/21
以前のクリアランス: 監督者

文書概要: SCP-███、Keter。バイオマスの異常再生が可能な高適応生物 再生過程はしばしば激しく予測不可能な現象を伴う。[編集済]。

報告: 収容措置の改善について議論されているとき、SCP-3260-A/21は[編集済]の間にSCP-███に注意を向けました。この時点で、SCP-3260-A/21は他のSCiPを使ってSCP-███を無力化するいくつかの試みを承認したことが発見されました。そのような要求はSCP-3260-A/22、SCP-3260-A/23およびSCP-3260-A/24、そしてSCP-3260の影響を受けているか確認されていない上級研究者たちによって送信されました。

この事件は、SCP-3260-Aの複数の実体が同一のSCP文書の認識を共有した最初の観測事例です。現時点で、化合物LZ-05の開発に成功した後は、SCP-███の無力化は不要と思われます。

RAISAによるデータベース完全性警告

この文書は唯一の正確なバージョンの文書です。████/██/██時点では、SCP-3260は無力化されておらず、接種プロセスも存在しません。また、SCP-3260はDis-5の奇蹟論的実体ではありません。SCP-3260は、財団の重要な資産を危険にさらし、XK-クラス世界終焉シナリオを扇動する事しかできません。

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