SCP-3288-JP-1
アイテム番号: SCP-3288-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-3288-JPが発生する地域周辺にカバーストーリー「清掃ボランティア」を流布してください。回収したSCP-3288-JP-1は一般ごみとして廃棄してください。
また、███市内の市営ごみ焼却工場には財団の職員が常駐し、ごみ貯留ピット内に「特定不法投棄物: SCP-3288-JP」に該当すると思われる物品が出現していないか監視します。「特定不法投棄物: SCP-3288-JP」の出現が確認された場合、転移元と思われる地域周辺にカバーストーリー「近隣住民の通報による撤去」を流布してください。
説明: SCP-3288-JPは大阪府███市███町を中心とした約3.3km2の範囲内で不定期に発生する異常現象です。財団による認知から現在に至るまで、発生範囲の多少の拡大・縮小および移動は確認されているものの、███町を中心とした地域であることは変化していません。
SCP-3288-JP発生の合図として域内の路上に、油性ペンで手書きされたように見える字で「このあたりのごみを片付けました」「美しいまちを守りましょう」と記載された貼り紙(SCP-3288-JP-1に指定)が出現します。それと同時に、SCP-3288-JP-1を中心とした半径20mから50mほどの範囲内の路上から全ての不法投棄物が瞬時に消失します。これらは消失とほぼ同時に、███市内にある市営ごみ焼却工場のごみ貯留ピット内にひとかたまりになって出現することが確認されています。
これによって移動した不法投棄物に異常性は確認されていないため、特別な収容措置を必要とせずそのまま一般ごみとして焼却することが許可されています。ただし「未開封の食品類」「未開封の酒類やたばこ類等の嗜好品」「花束」等は「特定不法投棄物: SCP-3288-JP」に認定された場合に追加の措置が必要となる場合があるため、この限りではないことに注意が必要です。