SCP-3290
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アイテム番号: SCP-3290

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 各3290事象への財団の対応は様々な状況に依存します。要素には以下が含まれますが、これらだけに限定されません。

  1. 地域社会における影響者の地位
  2. 影響者の世界的な知名度
  3. ソーシャルメディアにおける活動と影響力
  4. 過去の刑事告訴歴とその結果
  5. 科学研究への関与の規模
  6. 3290事象中に収集された証言の信頼性

法執行機関や児童保護施設に潜入しており、3290事象を特定可能な財団職員は、それを偽情報スペシャリストに通達するものとします。現在の予測分析率(42%~)よりも正確にSCP-3290の位置と拡散規模を予測するための研究が行われます。3290事象が発生した場合、次に影響を受ける可能性が高い権威者が監視下に置かれます。

説明: SCP-3290は一度に1名の人物に影響を及ぼす反復的な夢が関与する現象です。SCP-3290の影響者は、ヒルやカなどの吸血生物に攻撃され、身体の水分の大半を失ってミイラ化する悪夢を経験します。覚醒時に激しい不快感を覚えるものの、SCP-3290の標的となった人物は、夢の中で経験した大量失血に関連する身体症状を伴いません。

この悪夢は徐波睡眠(SWS)の間に発生します。悪夢の正確な性質と長さは様々ですが、SWSが妨げられない限りは最低でも1時間続きます。影響者が眠っている間に3290事象が発生します。3290事象の最中、影響者のソーシャルメディアアカウントは、断片的な意識の流れを思わせる形式で、以下の1つ以上の犯罪を自白する投稿を行います。

  • 児童ポルノの所持
  • 未成年者への性的暴行
  • 未成年者へのストーキング行為
  • 未成年者の殺害
  • 科学研究における未成年者の利用1

これらの投稿の正確性は約98%と推計されています。さらに、正確性に関係なく、法執行機関から尋問された全ての影響者は、自らが小児性愛または未成年者の性的略取に関連する犯罪を犯したと認めます。

将来的な影響者の正確な特定は不可能ですが、殆どの場合、SCP-3290は過去の標的のソーシャルメディア上の連絡先から次の標的を選択するため、ある程度一貫した追跡が可能となっています。ソーシャルメディアアカウントを持たない人物は標的にならないか、財団の検出から漏れていると仮定されています。

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