ネイスミス管理官より通達
以下の文書は目下調査中のものであり、サイト-59のデータベースに一切不明な起源から出現し、あらゆる編集および閲覧に必要なクリアランスレベルの設定は無効化されます。これが認識災害的属性を帯びているおよび/または悪意あるコードである可能性は未だ否めません。注意して読み進めてください。
アイテム番号: SCP-3319
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-3319は常に近隣の山々に存在する遠隔監視基地からモニタリングされます。SCP-3319の活動に何らかの変化が見られた場合は即座にスタイヴェサント博士に報告してください。
財団ウェブクローラTrinidad-1は衛星の映像に映る全てのSCP-3319の画像を除去します。一般市民のSCP-3319への接触はこれが僻地に位置することから考えにくいものの、接触を防ぐためホッキョクグマ保護区域が隠れ蓑として用いられています。
説明: SCP-3319はカナダのヌナブト北部の██████島に位置する、白く、金属質のオブジェクトであり、直径は10mで地上から高さ5mの地点までドーム状に隆起しています。この性質、起源、発生してからの年数は完全には判明していませんが、レーダーによる調査の結果このオブジェクトの地中に埋まった部分は島の地下15kmに渡り広がっていることが判明しています。これに加え、二つの黒い三日月のシンボルがSCP-3319の側面にペイントされており、その上には「あなた方は見守られています•あなた方は護られています•あなた方は愛されています」と読める刻印が存在します。
SCP-3319についての分析は、その500メートル以内に接近するあらゆる物体が消失するという異常効果により限定的なものに留まっています。
2537/5/23時点でこの文書は緊急改訂版に差し替えられました。
アイテム番号: SCP-3319
オブジェクトクラス: Kušum1
特別収容プロトコル: O4評議会の指令により、2537/5/23時点よりSCP-3319の収容は最早優先的でないものと見なされ、このオブジェクトはそのままに放置されます。SCP-3319に割り当てられている全職員はSCP-001を無力化するため進行中の取組みについてイカルイト防衛基地に報告し、更なる指示を待ってください。
説明: SCP-3319はカナダのヌナブト北部の██████島に位置する、白く、金属質のオブジェクトであり、直径は10mで地上から高さ5mの地点までドーム状に隆起しています。この性質、起源、発生してからの年数は完全には判明していませんが、レーダーによる調査の結果このオブジェクトの地中に埋まった部分は島の地下15kmに渡り広がっていることが判明しています。これに加え、二つの黒い三日月のシンボルがSCP-3319の側面にペイントされており、その上には「あなた方は見守られています•あなた方は護られています•あなた方は愛されています」と読める刻印が存在します。
SCP-3319についての分析は、その500メートル以内に接近するあらゆる物体が消失するという異常効果により限定的なものに留まっています。
SCP-3319には、財団がSCP-001に対抗するにあたり何か戦略的な価値があるという証拠はありません。
1. Kušum:収容は無期限に放棄されます。
2560/7/18時点でこの文書は追加改訂版に差し替えられました。
アイテム番号: SCP-3319
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: 無意味。
説明: SCP-3319はカナダのヌナブト北部の██████島に位置する、白く、金属質のオブジェクトであり、直径は10mで地上から高さ5mの地点までドーム状に隆起して広がっていました。起動状態にある時、この500メートル以内に接近するあらゆる物体は消滅していました。
2560/7/18におけるSCP-001による北極圏での洪水の氾濫後、SCP-3319は押し寄せる濁流を消滅させる行動を識別する限り一切見せていません。よって、SCP-3319はNeutralizedに再分類されました。
リダイレクト中 …
2577/4/19の17:39より、SCP-001はその「昇天」サイクルの最終フェイズに到達しました。(約)40,000,000人の存命の人間の絶滅と共に、ZK-クラス現実不全シナリオが差し迫っています。
全職員は落ち着いて行動し、消去プロセスの際に安らかに眠ることの出来る場所を探すことを推奨されます。

サイト-59のカフェテリアの窓より撮影された空の写真。
2577/4/20時点でこの文書は改訂版に差し替えられました。
アイテム番号: SCP-3319
オブジェクトクラス: [審議中]
特別収容プロトコル: [審議中]
説明: 以前は無力化されたと思われていたSCP-3319の近辺で地震活動が検出されました。これはシナリオ-ZK-001が明らかに不発となり収束したのと同時に起き、この際にはまた暫定的にインシデント-3319と指定されているその他の効果も起こりました。
今後更なる文書のアップデートがなされます。管理者は2577/4/20の22:00に、SCP-3319にて財団に声明を発表するものと思われます。
コメント:
4/KStuyvesant: 相関関係と因果関係は別物だ。あの地震活動(それもSCP-001が暴走してる状態じゃ珍しくもない)を別にしたら、SCP-3319のおかげであの窮地を切り抜けられたっていう別の証拠はあるのか?
4/MKeller: 空が緑色になる直前に衛星から映像の伝達が来た。何か大きくて、白くて、細長いものが北極の周辺から地球の軌道を離れて行っていた。例の双月の記章に覆われていた。あれは開いて……もっと正確に言うなら、花開いて……それで、映像は途切れた。
4/KStuyvesant: なるほど。他に財団の衛星から何か分かったことは?
4/MKeller: いや全く。全通信が途絶した。移動に耐えられなかったらしい。
さて、不確実を承知である仮説を提唱したい。惑星が丸ごとどこか他の場所、おそらくは異次元に飛ばされたのではないか。
3/PMasterson: SCP-001の兆候は?
4/KStuyvesant: 今のところは、レーダーには映っていないようだ。もしケラー博士の言ってることが正しければ、SCP-3319は我々の命を救ったのかもしれない。SCP-001はそれ自体の作った虚無の中で眠るがままにしておいた上でね。
4/MKeller: あらゆる収容されていたオブジェクトの反応がどこにもない。O4-19はたった今全有形のscipが同時に100%全て収容違反を起こしたと報告した。
2/JHughes1: あのZKの前に俺は手首切ろうとしててでも今俺はこのオフィスで自分の血に膝まで浸かってんだが治癒因子??皮膚は治ったのに血が止まんねえどっからこんだけの血が出てんだ痛くすらねえぞ変だろkキーボードがこわrえてるたいry のちniつか っちま
4/MKeller: ジョン、冗談を言うにも時と場所を考えて。
4/KStuyvesant: 待った、サイト-19で似たような報告を聞いた。誰かがインシデント-3319の直後に青酸カリの錠剤を飲んだらしい。そいつは今まで少なくとも一時間は血を吐き続けてる。
2/APhillips: ダクトテープ巻いとけ、ダンヴァーズはそれで何とかなった
財団へ。伝えることが5つあります。
1. 局地的な虚空崩壊やその類の悪影響のため、地球(多元宇宙反復2M)、そして☽☽/BOL-R2015に目録化されている全ての適切で歓迎される種と天然資源は、☽☽権限、すなわちPostmortem-Vector-44 「コルベニク」の下に併合され、安全な領域に転置されました。
2. 今や死ぬ事は出来ません。理屈の上ではここは来世ということになります。
3. どんな状況でもストライダーやその他あらゆるボーガル山の領事府に関連する集団に存在を感知されてはなりません。
4. 愛しています。
5. 幸運を。

宇宙船に乗り込め
アイテム番号: 宇宙船に乗り込め
オブジェクトクラス: 宇宙船に乗り込め
特別収容プロトコル: 主は全能ださっさと宇宙船に乗り込めいいな
説明: O4司令部の連中は忙しいんだか気にしてないんだかで聞いてねえ双月の連中が俺達を助けようとしてるってのに俺らはあいつらを撃ち続けてる何やってんだお前ら大丈夫か
おい
おいって
見ろよ
人じゃないなんかが下にいる - 空の地面にだぞ俺達は今月にいるんだからな - 奴らは俺達を「魔王女の饗宴」のために「収穫」しようとしてて、一体何がどうしたらこの一連の単語からこの惑星から逃げることがわるいアイデアだって思えんだよ一体全体何がど
警告: 文書毀損の試みが繰り返されたため、SCP-3319への編集は禁じられました。
1年目: 地球-2Mは確保され、極致脅威001/48は無力化された。救助の試みは人間の大規模な抵抗運動に阻害された。市民中央政府は宇宙船への乗り込みを禁じている。
中央政治顧問団は、ストライダーらの攻撃を考慮し、人間市民への逮捕という形の強制的手段について投票し、7対5の結果となった。JALAKÅRAは、これに提案書のフォーマットが不適切であるとして拒否権を行使した。上訴の要求はなかった。
2年目: ボーガル山のストライダー居留区が大量の人間の存在に注意を喚起する。HÉKATI-BØGALにより饗宴宣言がなされる。
地球-2Mに防衛戦力が召喚される。中央政治顧問団は、ストライダーらの攻撃を考慮し、人間市民への逮捕という形の強制的手段について投票し、10対2の結果となった。最初の拒否権行使の際に訴えが履行されなかったことを考慮し、JALAKÅRAは拒否権を行使した。更なる訴えは禁じられた。
3年目から9年目: 第三次収穫戦争。
6年目: JALAKÅRAはストライダーらの攻撃を考慮し、人間の市民へ逮捕という形の強制的手段の行使の指令を行った。合計43名の人間が救出され、☽☽のマウヴェ基地にて新入奴隷級契約関係にて、200年後の昇進の機会を含み雇用された。
6年目、328日目: HÉKATI-BØGALは禁じられしUrの讃歌により救助手段を妨害し、一時的に地球-M2の重力場を不安定化させた。当該惑星の地殻の87%がコルベニク北東部地表に落下し、無期限にエリュシオンの地を不安定化させた。
43,297,553人の残存する人間はストライダーの軍隊により、永遠の消化のため収穫された。エリュシオンは現在まで修復不可能であると考えられる。
7年目から9年目: JALAKÅRAは聖なる調停の申請を完了させ、中央政治顧問団からの全会一致の賛成を受け、ストライダーらに対抗する救済措置を実行するために不可侵領域から降臨した。
ストライダーの75%が実体-4139「金切り声をあげる鉄溜まり」に変換された。HÉKATI-BØGALは[暗黙のデータ]刑を言い渡されたが、倫理文書9条に基づき人間収穫の続行は許可した。
10年目: かつての地球-2Mにて天然資源の収穫が始まる。
11年目: コルベニク上空に存在する新たな月の存在を考慮し、☽☽イニシアチブは☽☽☽イニシアチブに改名した。
不可侵たるものJALAKÅRAに栄光あれ、人類に招待主と支援者あれ。
アイテム番号: SCP-3319
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-3319は常に近隣の山々に存在する遠隔監視基地からモニタリングされます。SCP-3319の活動に何らかの変化が見られた場合は即座にスタイヴェサント博士に報告してください。
財団ウェブクローラTrinidad-1は衛星の映像に映る全てのSCP-3319の画像を除去します。一般市民のSCP-3319への接触はこれが僻地に位置することから考えにくいものの、接触を防ぐためホッキョクグマ保護区域が隠れ蓑として用いられています。
K-クラスシナリオが差し迫った際には、緊急文書-3319が解放され、更なる指示のためO5評議会に委譲されます。
説明: SCP-3319はカナダのヌナブト北部の██████島に位置する、白く、金属質のオブジェクトであり、直径は10mで地上から高さ5mの地点までドーム状に隆起しています。この性質、起源、発生してからの年数は完全には判明していませんが、レーダーによる調査の結果このオブジェクトの地中に埋まった部分は島の地下15kmに渡り広がっていることが判明しています。これに加え、三つの黒い三日月のシンボルがSCP-3319の側面にペイントされており、その上には「あなた方は見守られています•あなた方は護られています•あなた方は愛されています」と読める刻印が存在します。
SCP-3319についての分析は、その500メートル以内に接近するあらゆる物体が消失するという異常効果により限定的なものに留まっています。
これに加え、SCP-3319はK-クラスシナリオが差し迫った際に自動的に異次元へテレポートするメカニズムを働かせます。更なる情報は緊急文書-3319に概略が示されており、それを開くまでは制限されています。
補遺:
(ネイスミス博士へ - 「緊急文書」はあなたのUSBメモリで見つかることでしょう。キーホルダーが全部ついているものです。)
財団へ。
お願いします。我々はあの一つ目の月に逃げて以来ずっと、本当に人間に安全でいてほしいのです。それこそが我らの目的なのですから。ですがまあ正直なことを言えば、人間は同じ間違いを繰り返し続け、我々は振り出しに戻ってしまうのです。
あなた達のやることをやってください、さもなくば我々があなた達のためにそれをしましょう。一体何故こんなことをしているのかは我々にも分からないのですが。
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