SCP-3413
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アイテム番号: SCP-3413

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3413は財団ウェブクローラープログラムのI/O Kiwiが監視します。アップロードされた動画は保護をかけた財団サーバーに自動的に保存され、チャンネルから削除されます。ダウンロードした動画は直ちに収容スペシャリストが精査します。SCP-3413の動画で述べられた情報が真実とは限らないという見解を示した人物は、拘束した上でインタビューを実施します。その人物が財団職員でない場合は、インタビュー後にクラスB記憶処理を施してください。

説明: SCP-3413は動画共有WebサイトであるYouTubeの "サファリ・デイブのワイルドワールド!" と題されたチャンネルです。チャンネルの動画はほとんどが野生動物ドキュメンタリーのスタイルを取っており、"サファリ・デイブ" (SCP-3413-Aと指定) がナレーションを担当しています。動画はそれぞれで異なる動物を取り上げています。

SCP-3413-Aは平均的な体格の50〜60歳前後の人間男性です。アマゾンの探検隊によく見られる服装をしており、誇張されたオーストラリア訛りで話します。SCP-3413-AはSCP-3413の管理者として、特集した動物に関する情報 (生息地、食性、生態系の中で生き抜く術など) を紹介します。情報のほとんどは正確ですが、時おり偽情報を始めとする不正確な発言が含まれます。

SCP-3413に動画がアップロードされてから30分後、動画で述べられたいかなる不正確な発言も事実となります。発言に誤りが無かったかのように、記録、記憶、動物自体が遡及的に改変されます。改変前に動画を視聴した人物の記憶のみ、この影響を受けません。

SCP-3413は、財団動物学部門の様々な職員が、主に "giraffe" の綴りについて現実と記憶の間に食い違いがあると指摘したことで発見されました。有蹄類の専門家1名を含む数名の研究員が、正しい綴りは "girraffe" であると報告しました。影響を受けた職員は心理カウンセリングに回され、尋問を受けました。その結果、██████主幹研究員が近親者から見せられたSCP-3413を部門内の数名と共有していた事実が判明しました。SCP-3413は速やかに収容されました。

添付文書はSCP-3413の動画内容の概要であり、"Q&Aスペシャル" の書き起こしが一部含まれます。

補遺: 動画のほとんどは短いクレジットを流して終了します。名前を調査した結果、そのほとんどが実在の人物と対応していませんでした。4本目の動画で "カメラマン" と特定されたレスター・█████が居住するデトロイト州の公営住宅を突き止め、尋問を実施しました。

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