SCP-3450-JP
アイテム番号: SCP-3450-JP
収容クラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3450-JPはサイト-8155の標準ヒト型実体収容ユニットに収容され、標準ヒト型実体収容手順が適用されます。担当職員にはクラスW記憶補強が義務付けられます。
説明: SCP-3450-JPは1966/03/17生まれのモンゴロイド男性である山田建一です。神奈川県川崎市において建設系の民間企業に勤務していた民間人であり、他界した両親を除き配偶者などの家族は存在しません。SCP-3450-JPには他の如何なる異常存在・要注意団体・要注意人物との関連も認められません。
遺伝子情報および生育環境の差異に反して、SCP-3450-JPの外見的特徴は日本の俳優である阿部寛に酷似しています。この特異な外見は、SCP-3450-JP自身の意図的でないタイプΨ反ミーム特性によって「やや阿部寛に類似している」程度に認識されます。当該特性の副次的効果と疑われる事例として、SCP-3450-JPが外見的にあまり優良でないと判断される事例が複数確認されています。当該特性はSCP-3450-JP自身にも影響しており、SCP-3450-JPは自身の特異性に対し無自覚です。
2021/11/20、財団フィールドエージェントの報告によってSCP-3450-JPが発見されました。当時、SCP-3450-JPは異性との交際関係の構築の為に民間の出会い系サービスを利用していました。これらサービスにおいて、SCP-3450-JPは「有名人の顔写真を利用している」として計13回アカウントを停止されていました。当該サービスを利用していたクラスW記憶補強済みの当該エージェントがこれを不審視し、特異性検査の結果上記特性が判明したためSCP-3450-JPの収容が実施されました。