SCP-3480-JP
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アイテム番号: SCP-3480-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3480-JPの出現が確認された場合、近隣のフィールドエージェントにより回収してください。その際、必要に応じ関連記録を改竄してください。

SCP-3480-JPによる胎児の転移が確認された場合、転移先に対する摘出処置、周辺記録の改竄、適切なカバーストーリーを適用してください。

説明: SCP-3480-JPは不定期に日本国内のランダムな都市に出現する容器です。SCP-3480-JPの形状は出現毎に異なりますが、不透明であり、1つ以上の蓋を持った投函口を持つことは全ての実体において共通しています。

SCP-3480-JPに投入されたヒト(Homo sapiens)の乳児は他者の体内へ転移します。その際に胎児と転移先の身体は臍帯により接続され、転移先の身体に胎盤も出現します。その他の物品/生物は転移しませんが、乳児に埋め込んだ発信機や体内の細菌等は共に転移することが判明しています。

多くの場合、SCP-3480-JPは以下の内容が書かれた紙が貼られている状態で出現します。

赤ちゃんポスト

「赤ちゃんを産んだのに育てられない……」そんな方はこのポストをお使いください!いただいた赤ちゃんは、赤ちゃんが欲しいのに事情があって産むことができない人の下へ我々が責任を持って運びます。赤ちゃんを捨てたりする前に、どうか真に望む人の下へ連れて行ってあげませんか?

補遺: 以下はSCP-3480-JPにより乳児が転移した現場にて監視カメラにより記録されていた映像の書き起こしです。

<ログ開始>

佐々木 健太: ママ。僕、弟が欲しい!

佐々木 美和: どうしたの健太。急にそんなこと。

健太氏: あのね、学校でね、進が言ってたんだ!いつも、弟のお世話して、弟がとってもかわいいんだって。僕も見に行ったけど、とってもかわいかった!だからさ、ママ、弟欲しい!

美和氏: 健太、そんなこと言ったって……ごめんなさい、それは無理なの。

健太氏: なんで無理なの!ママが教えてくれたんじゃん!赤ちゃんはコウノトリが運んでくれるんだって。

美和氏: あのね、健太。ママのコウノトリは、健太を運んだ後に疲れて眠っちゃったの。だからね、もうこれ以上赤ちゃんを運ぶのは難しいの。

健太氏: なんで!ママのいじわる!

美和氏: ごめんね……もう無理なの。

健太氏: なんでなんで!コウノトリなんでこないの!

[徐々に健太氏の腹部が肥大化する。美和氏はそれに気づいていない]

美和氏: 健太……ワンちゃんとかじゃ駄目かな?

健太氏: やだやだ!赤ちゃんがいいの!

[健太氏の腹部は肥大化し続けている。美和氏が異常に気付く]

[腹部の圧迫により健太氏が嘔吐する]

美和氏: 健太!

[内部からの圧力により健太氏の腹部上皮が裂けはじめる]

<ログ終了>

調査の結果、健太氏の体内1に子宮と類似する組織、会陰に外陰部に類似する組織が出現しており、組織内に乳児が転移していたことが判明しました。健太氏は腹部の圧迫による窒息により死亡、胎内の乳児も母体の死亡により死亡しました。健太氏の死にはカバーストーリー「事故による死亡」が適用されました。

調査の結果、SCP-3480-JPによる乳児の転移先は多くの場合で性成熟期以前の児童であることが判明しました。

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