SCP-3530-JP
SCP-3530-JP報告書(第19版)
アイテム番号: SCP-3530-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3530-JPはサイト-81KAの小型物品保管庫に収容されます。収容担当者は抗認識災害処置を受ける必要があります。
説明: SCP-3530-JPは認識災害特性を有するプラスチック製家庭用ゴミ箱です。
SCP-3530-JPの視認者は"不要物を処理したい"という欲求を抱きます。時間経過によりこの欲求は増大し、最終的には周囲に存在するもの全てを不要物と判断するようになります。この欲求は記憶処理により除去可能です。
SCP-3530-JPは2011/07/19、千葉県旭市の路上から回収されました。現場付近では民間人の弥生奏氏が夜間に全裸でゴミ捨て場を訪れていたという近隣住民の証言が複数確認されていました。
以下は聴取ログの抜粋です。
東博士: 何故それを被っている?
[対象は全裸でSCP-3530-JPを被っている]
弥生氏: 見てわかりませんか?
弥生氏は記憶処理の後に解放されました。後日財団により生活用品が提供されました。
上記文書はサイト-81KAの第3オフィスに備え付けられているゴミ箱の中から回収されたものです。このことからSCP-3530-JPの認識災害特性に曝露した職員が存在する可能性が示唆されています。サイト-81KA職員に対する認識災害検査は継続されています。
ページリビジョン: 3, 最終更新: 10 Nov 2025 10:24









