SCP-3565
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SCP-3565のサンプルの接写

アイテム番号: SCP-3565

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3565はサイト-51の貯蔵室に保管されます。サイト-51に勤務する職員がSCP-3565の知覚変化作用の兆候を示した場合、直ちにサイト外に移送して記憶処理を行います。担当職員は1日に1回、SCP-3565に0.5リットルの人乳が入ったボトルを挿入し、空になるまでその場で待機します。

事案3565-A(補遺を参照)を受け、SCP-3565に割り当てられたサイト-51の職員は3週間ごとに入れ替えられます。SCP-3565-1の収容方法の改訂は保留中です。

説明: SCP-3565はブタ、ウシ、ヒトの合計3kgの挽き肉の塊です。成人の約10%はSCP-3565を不定な外見のヒトの乳児として知覚しますが、子供を持つ罹患者は多くの場合、SCP-3565が自身の子供と類似していると供述します。SCP-3565の影響下にある人物は、SCP-3565への授乳や世話に対する強迫衝動を覚え、接触を拒絶された場合は著しい苦悩を示します。

検査により、SCP-3565は非生物であることが判明しています。SCP-3565は人乳の代謝が可能で、そうすることで腐敗過程を遅らせて自身に限定的な再生特性を与えます。これらの特性を維持するために、SCP-3565は1日におよそ0.5リットルの人乳を必要とします。これを上回る量の人乳が与えられた場合、SCP-3565はその量に比例してゆっくりと成長しますが、与えられる量が元の量に減った場合、時間が経つにつれて元の大きさに戻ります。

一切の人乳が与えられない、もしくは1日に0.5リットル以上の人乳が与えられなかった場合、SCP-3565は非異常性の挽き肉と同様に腐敗し始めます。それに加え、SCP-3565の近くで勤務する人物は乳児の泣き声を聞いたと報告しています。泣き声はSCP-3565への給餌が行われていない期間が長期化するほど頻繁かつ激しいものになります。SCP-3565を乳児として知覚する人物の数もこの期間に増加していることが示されています。

補遺:

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