SCP-3597

  • 評価: +27+x

アイテム番号: 3597
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
vlam
リスククラス:
danger

特別収容プロトコル: SCP-3597は暫定サイト-597の収容室に収容されています。同様に割り当てられたDクラス職員も収容室内に永久的に待機する必要があります。

収容室内に配置されたDクラス職員は、特に理由がない限り、需要品や追加職員を要求することが可能です。この要求以外で、他の職員や正確な資料を持ち込むことは許可されていません。構造物には廃棄物と食料用に2枚のスラット1が組み込まれています。動員されるDクラス職員には動員前にグレードZ(永久的)のクラスH、及びクラスI記憶処理剤を投与する必要があります。

説明: [データ削除済]

復旧されたログ: 財団のAICはニューヨーク州の███ ████████幼稚園に関連していた民間人と警察官の一連の異常死を報告しました。調査のため、機動部隊パイ-1 ("シティ・スリッカーズ")が派遣されました。

日付/時刻 行動 結果
2018/04/11 14:21 機動部隊パイ-1が目的地に到着。場所の確認後、目的地への進入を試みた。 隊員たちは激しい頭痛を訴えた。調査は中止となった。
2018/04/11 14:34 機動部隊パイ-1は建物の2階の窓から進入を試みた。 隊員たちは激しい頭痛と鼻血を訴えた。調査は中止となった。
2018/04/11 15:55 機動部隊パイ-1はガスマスクを装着し、建物の進入を試みた。 隊員たちは激しい片頭痛と多量出血を訴えている。隊員のうち2名は死亡した。2 調査は中止となった。
2018/04/11 16:23 機動部隊パイ-1は目隠しをした状態で建物への進入を試みた。 進入に成功。隊員3名が耳鳴りを訴え、1人は入院した。
2018/04/11 16:26 機動部隊パイ-1は目隠しをした状態で建物の捜索を行った。 隊員たちは激しい片頭痛、重度の耳鳴り、失血を訴えた。隊員のうち2人は死亡し、1人は自己終了を行った。調査は中止となった。

視覚認識災害の疑いがあったため、機動部隊パイ-1は退却され、機動部隊エータ-10 ("シー・ノー・イーヴル")が派遣されました。当建物の窓と出入口は板で封鎖されました。

日付/時刻 行動 結果
2018/04/11 18:12 機動部隊エータ-10は以前の試みについて説明を受けている。 部隊は異常を特定する計画を考案している。何人かの隊員は軽度の頭痛を訴えた。
2018/04/11 18:15 機動部隊エータ-10は建物への進入を試みた。隊員は全員盲目であることに注意するように。 隊員たちは激しい片頭痛と出血を訴え、1人が入院。調査は中止となった。
2018/04/11 18:28 機動部隊エータ-10はクラスA記憶処理を行い、建物への進入を試みた。 隊員たちは侵入に成功。隊員4人が軽度の頭痛を訴えている。
2018/04/11 18:41 機動部隊エータ-10は建物の探索を試みた。 プレイエリアで世話人がいない幼児を発見した。3
2018/04/11 18:52 機動部隊エータ-10は一度建物を退却する。外部の酸素供給と耳の保護を行った後、隊員たちは再び建物に進入していく。 隊員たちは、軽度の頭痛を報告した。
2018/04/11 19:04 機動部隊エータ-10は建物の探索を試みた。 隊員3人が頭痛を報告し、隊員2人が吐き気を報告した。
2018/04/11 19:13 機動部隊エータ-10はキッチンに到着した。 隊員3人が死亡。残りの隊員たちの症状は重体だった。調査は中止となった。

外部スタッフは、回復した幼児に質問を試みました。幼児は幼稚園に他に生存者がいないことに気づいていませんでした。幼児に保育士の行動について尋ねられた時、幼児は泣き叫び、多量の出血をし始めました。一部のスタッフは、先の報告と同様、吐き気と失血の症状を示していたため、医療スタッフは影響を受けた人物にAクラス記憶処理を行い、入院させました。

司令部は、異常存在の収容のため、Dクラス職員の使用を許可しました。全職員は外部酸素供給のある感覚遮断ヘルメットを与えられました。異常存在の影響の疑いがあるため職員に説明は行っていません。

日付/時刻 行動 結果
2018/04/11 19:29 D-87624は建物に進入していく。 D-87624はキッチンに到着したことを報告。 また、耳鳴りがわずかにすると報告した。
2018/04/11 19:34 D-87624は建物から退却した。D-87624とD-11560は合板と木工接着材を所持され、建物の中に進入していった。司令部は、収容コンテナを建築するよう命令する。 Dクラス職員がキッチンに到着。Dクラスたちは収容コンテナを建築する場所の確保が完了したと報告するが、同時にぼやきや集中力の欠陥も訴えている。
2018/04/11 19:48 過去に建設経験のあるD-36710が、追加の補給品と共に建物に進入する。 Dクラスたちは何度も支援を行うが、「[D-36710の]心は綿でいっぱいのようになっている」と発言している。工事は進行しない。
2018/04/11 20:17 D-09714が建物に進入。SCP-████の過去の異常性により、彼らは手足の感度が最小になっており、頻繁に意識を失っている。D-09714は火炎放射器を装備されており、遺体を焼却するよう指示されている。 D-09714は指示の成功を報告。D-09714はヘルメットを装着しているにもかかわらず周囲の直感的な理解に気づいている。
2018/04/11 20:34 D-09714は処理後、建物から退出。D-09714は[データ削除済]。 2人のスタッフが終了し、5人が入院した。保安要員はD-09714を終了し、遺体を焼却する。
2018/04/11 21:18 D-22809が建物に進入。D-22809は人事記録から以前コメディアンだったことが判明しており、好意的な性格だと見なされている。 職員はD-22809が士気を低下していることを報告。しかしD-22809は2つのコンテナ用の壁を建設したことを職員が報告した。
2018/04/11 21:32 D-57702がクラスI記憶処理を受けた後、厚手のミトンと80cmのスティルト4を装着して、5建物に進入。D-57702は以前に脳損傷を負っている。 建物への進入が困難だったにもかかわらず、D-57702は職務中、頭の中が明確になっていることを報告し、非常に生産的であると主張している。
2018/04/11 22:50 職員がいくつかの物資を要求。D-41562に50mgのクラスI記憶処理を施し、要求された物資とともに送り込んだ。 D-11560がこれらの物資を使用して、確実に予備収容が完了したと報告した。

この建物はニューヨーク建築局のエージェントによって利用禁止され、暫定サイト-597として再建されました。再建中、かつてキッチンだった場所に標準的人型オブジェクト収容室が建設されました。その後、当サイトは財団のフロント企業であるおひさま幼稚園(Sunny Childcare and Preschool)に買収されました。特別収容プロトコルは正式に定められ、アーキバルド博士がSCP-3597の収容を宣言しました。

収容後、収容室外部にいた職員全員は記憶処理され、別プロジェクトに異動となりました。収容プロトコルを除き、SCP-3597について認知していない警備員が暫定サイト-597内に配備されました。現在まで、収容違反は確認されていません。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。