SCP-3603
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アイテム番号: SCP-3603

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3603はサイト-██の標準収容セル内に保管されます。収容セル内は常に4℃を超えないようにしてください。

SCP-3603-1実体は出現時の体毛を覆う粉の色に応じて、それぞれ別の自然環境施設にて収容されます。

このオブジェクトを使用する実験の提案は全て現在のプロジェクトの責任者の許可が必要になります。

説明: SCP-3603はキャプテン・クランチの「ウップス!オールベリーズ」1に似たシリアルです。SCP-3603の入った箱に書かれた全ての「クエーカーオーツ」の文字は「ダンブルズ・フード」2に置き換わっています。実験によりシリアルの入った箱及びプラスチック製の袋の両方に異常性が無いことが示されていますが、それらを観察している際に突然パラノイアの症状が現れることも珍しくありません。

SCP-3603実体を人間あるいはその他の生物に摂取または挿入させたとしても、異常な効果が現れることはありません。しかし、SCP-3603を食べたことのある職員はその味を「新鮮さが感じられず、風味に乏しいかつ/または味がない」と述べています。

SCP-3603実体は種子として機能します。暖かく、湿度のある環境へ置かれると、SCP-3603は急速に開花します。15分以内に、高さ2.1メートルのキャプテン・クランチの「ベリー」と似た大きな球根が僅か0.5メートル先で成長します。球根の正体を解明しようとする試みは全て失敗に終わっています。

SCP-3603実体を5ミリメートル以下の間隔で複数置いた場合にも同様の効果が見られます。この方法で複数同じ色を配置した場合、追加で効果が発生することはありません。しかし、2つ以上の異なる色を一緒に配置した場合、それらは合体して新たに元となったものと同じ大きさの種子を形成します。超過した分の質量がどこへいくのかは現在分かっていません。このSCP-3603実体はオリジナルの混合色です。結果として得られるSCP-3603-1実体はそれらのハイブリッド種子の色をしていますが、そこからの成長期間は完全に正常です。

15分から32時間後、SCP-3603から成長した球根が弾け、続いてSCP-3603-1が出現します。SCP-3603-1実体はアメリカクロクマ(学名: Ursus Americanus)に不自然に似ています。しかし、SCP-3603-1実体は成長してきたSCP-3603と同様の色の粉末層に覆われています。

試験の結果、この粉はチョークに最も似ており、いくつかの非生物的色素が含まれていることが判明しました。これには危険性はなく、通常の自然環境、つまり雨や風により除去されるのが一般的です。

SCP-3603-1実体は遺伝した色に応じたいくつかの異常性を持ちます。その完全なリストに関しては、補遺 SCP-3603-aを参照してください。SCP-3603-1実体は人間に対して敵対的ではなく、刺激しない限りは攻撃してくることはありません。それらは通常のアメリカクロクマ(学名: Ursus americanus)と同じ寿命を生き(出現が誕生の代わりとなる)、また繁殖することができません。それらは通常の手段で終了することができますが、色に関係なく計り知れない強さを発揮します。

SCP-3603-1実体は縄張り意識が強く、その個体に粉が残っていなくとも、異なる色を持って出現したものと争う傾向があります。SCP-3603-1実体がどのようにして自分と他個体の色を区別しているのかは不明です。

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