SCP-3631
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アイテム番号: SCP-3631

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3631-1はサイト-19の標準生物収容室に収容され、原則毎週2キログラムの生肉が与えられます。2時間以内に消費されない場合、生肉は回収してください。セルは週に1回清掃を行い、清掃中など、実験以外で接触を行う場合についてはSCP-3631-1に鎮静剤を投与してください。

SCP-3631-2はサイト-19の集中治療室の、点滴静脈注射によって栄養を供給する機能を持つ改造病室に収容されます。SCP-3631-2は毎日医療チームによって検査され、体調悪化の兆候が見られた場合、速やかに治療が行われます。SCP-3631-2が危篤状態に陥るか、処置に応じない場合、その両方の場合においては、プロトコルV367-キルボーンが実行されます。

プロトコルV367-キルボーンが実行され、心的外傷が最小となるまで、SCP-3631-2は制御下の麻酔状態になくてはなりません。人間の遺体1体がSCP-3631-2付近に配置されます。保安職員がSCP-3631-1をSCP-3631-2の収容室に投入します。プロトコルが完了するまで、職員は収容室に入室する事、SCP-3631-1を妨げる事を禁止されます。この段階でSCP-3631-1は鎮静化され、室外へ移動されます。その後SCP-3631-2は検査され、待機していた医療チームによって消毒剤を投与されます。

説明: SCP-3631は2体の人型実体、(SCP-3631-1とSCP-3631-2)の総称です。

SCP-3631-1は皮膚に赤色の肌を持つ夜行性の肉食動物です。体重89 kg、直立時の体高1 .9 m です。口と数個の熱検知器官の開口部を除き、顔に特徴は認められません。にも関わらず、SCP-3631-1は他の大型霊長類のそれに相当する視覚、嗅覚、聴覚を示します。SCP-3631-1は持続性狩猟の習性を持ち、単独の犠牲者を遠方から追跡し、孤立した時に襲撃します。

SCP-3631-2は成人男性です。SCP-3631-2の全ての四肢は切断され、下顎と声帯は取り除かれています。加えて腹部全体にかけて、腹腔へ接触するための長い創傷があります。瘢痕組織の分析ではこれは動物の爪によるものとされていますが、傷の深度からは、簡単な防御をする、または捕食される意図があったと思われます。SCP-3631-2は意識があるものの、刺激に対する鈍い反応のみが可能です。これは財団預かりとなって改善が見られた上での状態です。

SCP-3631-1はSCP-3631-2の脅威に対して積極的な防衛行動を行います。これは収容以降さらに積極的になっています。SCP-3631-2の手術中、動揺と、苦痛を帯びた高音の発声が確認されたように、SCP-3631-1はSCP-3631-2の健康状態を感じる生来の感覚を持つと思われます。SCP-3631-1はSCP-3631-2の周辺に食物ではない犠牲者を運びます。その後、SCP-3631-1はSCP-3631-21の病気であるか損傷のある臓器と交換するため、臓器を犠牲者から引き抜き始めます。移植された臓器は取り付けられると動作を再開します。しかしながら、移植された臓器は急速に萎縮し始め、概ね1ヶ月で交換が必要となります。

分析はSCP-3631-2の臓器の殆どがこれによって交換されている事を示しており、中枢神経系と骨と筋組織の部分だけで23名の組織が用いられている事が確認されています。このプロセスを一般的な治療で代替する試みは様々な結果をもたらしましたが、SCP-3631-1の処置に加えて財団の医療チームによる治療を施すことは、SCP-3631-2の状態は改善させました。財団による収容以前、失血と感染の高いリスクがあり、低品質な治療しか受けられない収容以前の状態でどのようにSCP-3631-2がこのプロセスを生き残り続けたのかは現在も不明です。

発見: 2005/12/18、SCP-3631-1は敵対的な人型実体の目撃例を伴う一連の失踪事件の報告の後、ルイジアナ州オンブルルージュで発見、捕獲されました。SCP-3631-1は2006/11/29、不明な原理で収容室から消失しました。数年間実体の存在を示す目撃例、証拠が無かったため、財団職員はneautralizedへの再指定を行いました。

2018/10/16、SCP-3631-1の発見に繋がったものと一致する一連の失踪の後、SCP-3631-1はSCP-3631-2と共に再発見されました。調査中、機動部隊イプシロン-6(“村のアホ”)はオンブルルージュの打ち捨てられた納屋の外でSCP-3631-2を発見しました。複数の枕、毛布、おもちゃに似た粗雑な物体が、識別不能な古い死体と共に納屋の中で発見されました。SCP-3631-2の回収を試みたイプシロン-6はSCP-3631-1の妨害を受けましたが、これを最小限の犠牲で速やかに鎮圧しました。

補遺: SCP-3631-2からサイモン・ヘイズと書かれた名札が発見されました。記録によるとヘイズ氏は2016年に家族を訪問するためオンブルルージュに戻った直後に失踪した事が報告されています。

医療記録によれば、ヘイズ氏はSCP-3631-1が消失した日と同じ2006/11/29に発生した自動車事故の後に脳震盪で入院しています。彼は短期の逆行性健忘と診断されました。ヘイズ氏の住居の調査により、封の開いた封筒に入った数点のスケッチが発見されました。そのいくつかはSCP-3631-1を示していました。同時に以下の小さなメモも発見されました。

あなたが書いた絵を見つけたの
もう一度この子たちに会いたいんじゃないかと思って

おかえりなさい XO

ママ

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