SCP-3657
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アイテム番号: SCP-3657

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3657はサイト-551の遺体安置所-17に収容されています。 SCP-3657に割り当てられたすべての職員は、オブジェクトに接触する前に少なくとも180mLのコーヒー、紅茶、または同量のカフェイン入り飲料を飲用する必要があります。

説明: SCP-3657は、1990年代から2000年代初頭にかけて数本の映画で主役を演じた無名のアメリカ人俳優、ロバート・ルースの遺体です。腹腔が露出しているにも関わらず、財団の監視下に置かれてから腐敗の兆候はありません。

SCP-3657-1は、SCP-3657の腹腔内に内臓の代わりとして存在する異常空間です。この異常空間は、ガラス越しに「コーヒー」と書かれたネオンサイン1が発光しているダイナーのドアとして物理的に存在しています。このドアハンドルを引くことで対象はSCP-3657-1内部へ転移されます。SCP-3657-1内へ侵入できる知的実体は1度に1体のみで、同時に2体以上侵入することは不可能です。

その外見に関わらず、SCP-3657-1の内装は喫茶店には似ておらず、比較的質素です。SCP-3657-1内で特筆すべきオブジェクトは木製のスツール、1台のコーヒー販売機2、ゴミ箱のみです。この販売機の「コーヒー」ボタンを押すと、1つの紙コップが排出されます。コーヒーはSCP-3657の乳首から出始め、胴の上を流れてから開いた腹腔へ流れ込みます。コーヒーはSCP-3657の皮膚に急速に吸収され、紙コップ内に現れます。3

SCP-3657から生成されるコーヒーには異常性は無く、味は一般的に「クリーミーすぎる」と形容されます。

発見経緯: SCP-3657は2023年3月17日、カリフォルニア州トーランスにてエージェント・フレデリックがホームレスの女性が遺体に侵入しようとし、SCP-3657-1内にいる人間に罵声を浴びせる様子を偶然耳にしたことで発見されました。調査により、2018年12月29日にルースが死亡して以来、10,000人近くのホームレスがコーヒー飲み場とシェルターとしてこの遺体を使用していたことが判明しました。

SCP-3657の異常は、クエンティン・タランティーノによる1994年の映画「パルプ・フィクション」での彼らのパフォーマンスが明確に関係していると考えられています。劇中、ルースが演じるコーヒーショップの経営者が強盗に遭う最中、以下の台詞が発されます。

強盗1: 貴様英雄か?

強盗2: 撃ち殺して!

ルース: 英雄じゃない、ただのコーヒーショップの…

強盗1: 黙りやがれ!

この会話の結果、ルースは「コーヒーショップ」としてクレジットに表記されています。4監督であるクエンティン・タランティーノは、SCP-3657の作成への関与を否定しましたが、以前アナート犯罪への関与があった為、依然容疑者とされています。

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