SCP-3672
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アイテム番号: SCP-3672

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: PoI-365に関連する可能性がある情報は、例外なく全てプロトコル3672-レメクによってフィルタリングを行い、妥当と見做されたデータはサイト-102と聖遺物サイト-██に現存する2組の研究者チームに送付されます。プロトコル3672-レメクの完全な内容はどのような時でも両チームに公開されません。

説明: SCP-3672はPoI-365に指定されている人物、マイケル・スクリブナーを中心とする現象です。孤立したCK-クラス現実再構築シナリオを通して、スクリブナーに関するほぼ全ての情報は、財団や類似組織によって事前に収集されていた幾つかの限定的なものを除き、歴史と記録から抹消されています。

限られた現存情報が示すところによれば、スクリブナーは男性のカトリック教徒(補遺-1参照)であり、主に映画のために人形使いとして働き、典型的には全身が形作られたパペットの操演を行っていました。限られた現存情報は、彼の最も注目すべき経歴に、1979年の映画“マペットの夢みるハリウッド”のキャラクター“スウィータム”を、リチャード・ハントの代役として操演したことを挙げています。ハントは後に当該キャラクターの声を担当しました。スクリブナーはまた、ジム・ヘンソン・カンパニーが手掛けた他の映画、例として1982年の“ダーククリスタル”、1984年の“マペット めざせブロードウェイ!”、1986年の“ラビリンス/魔王の迷宮”などでも操演をしていたと記録されています — “ラビリンス/魔王の迷宮”において、彼はキャラクターの“ルド”を演じていたと想定されています。彼はおそらくこの年にジム・ヘンソン・カンパニーを解雇され、1987年の映画“ハリーとヘンダスン一家”にビッグフット役で登場し、以降は未知のコマーシャルに多数出演しています。この時期に幾つかの慈善団体がスクリブナーから多額の寄付を受けたと報告していますが、これらの慈善団体の名称や、それらが現在も存続しているかは不明です。

1995年初頭、スクリブナーは失踪が報告されました。同年の後半、財団のヒューム値カウンターは約1.5秒間の短いCK-クラス現実再構築シナリオを記録しました。これに続いて、スクリブナーの生涯と経歴に関する証拠は完全に消去されました。スクリブナーについての私的記録や民間人の記憶は改変されており、いかなる所持品や証言からも彼に辿り着くことはできません。確実性75%で彼が演じていたと検証できる役は、リチャード・ハント、ロン・ミュエク、ケヴィン・ピーター・ホールによって演じられています。

財団は、保管された公開情報のバックアップDEEPWELLデータベースが、事象発生に続いて複数の破損または誤ったアップロードを報告した時にSCP-3672を認識しました。

補遺: 現在、SCP-3672以前からの、財団DEEPWELLサーバー外に残っているスクリブナーが存在した証拠は1つしかありません。以下の破損した手書きメモは、イギリスのボアハムウッド、御子イエスの聖テレサローマ・カトリック教会にあった引き出しの内部から発見されたものです。

ハリック神父様

[判読不能]で、それでも私は歓びを募らせ、訪れる定めのものへの恐れに満たされています。事情により貴方に直接はお会いできませんが、私は、自分の[判読不能]は[破損]が再び起こるという意味なのだと、創世記5:24に書かれているのは[破損]だと聞かされています。私は許しを求めます。そして私が光の階段へと踏み出し、彼の下へ至る哀れみの十二段を登り遂げる力のための祈りを懇願します。[破損]は今[判読不能]と共に在ります。私は自分の罪を悔やみ、人生で十分に努力したことを願っています。赦しが与えられることを願っています。

貴方がもし[破損]をご存じなのであれば、未来に目を向けてください。

ジム・ヘンソンには申し訳なかったと知らせるつもりです。

M. スクリブナー 1995

このメモの含意は複雑かつ不明確であり、研究は保留されています。

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