SCP-3687-JP
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コンテンツ警告: この記事には行動の強制人種・民族・障がい者差別昆虫のグロテスクな描写が含まれています。



3/3687-JP LEVEL 3/3687-JP
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Item #: SCP-3687-JP
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ホストが存在しない際の3687-JP。アメリカ合衆国・オクラホマ州都市部の樹林にて撮影。

特別収容プロトコル: SCP-3687-JP-1の終了計画の実行にはレベル3以上の承認を必須とします。社会的影響を考慮し、SCP-3687-JP-1の死亡に関連したカバーストーリーが機動部隊θ-41("舞台は脚本によって作られる")により作製及び流布されます。倫理委員会によって生前の犠牲者の名誉回復が議論されていますが、ヴェール政策を攪乱する可能性の高さから該当提言は監督評議会によって否決されています。

犠牲者と密接な関係にあった人物に対して、記憶処理が適用される場合があります。これは担当職員の裁量によって実施され、同時に関連した証拠も押収されます。

現在の分析評価によれば、比較的安定性のあるSCP-3687-JP収容を確立する唯一の手段は1例のSCP-3687-JP-1個体を収容し、可能な限り生命活動を延長することです。計画は保留されています。

説明: SCP-3687-JPは捕食性の形而スペクトル存在です。SCP-3687-JPは半存在型の異常存在であり、一見して非異常のキイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)に似た細微なハエ科昆虫の群れのように見えますが、物理的手段によって干渉することが不可能です。例としてSCP-3687-JPに向けられた人間の敵対的攻撃は実体を"通り抜けるかのように"透過します。壁や建造物といった無機物に関してもほとんど同様の振る舞いが見られます。

タイプA/Bに分類される他の半存在アノマリーと異なり、SCP-3687-JP自身は他の生物や物理存在に対して一方的に干渉することができます。SCP-3687-JPはこの性質を利用して、他の生物、特に人間への狩りを行います。

SCP-3687-JPが生物を覆うように密集すると、当該生物に対して著しい苦痛をもたらします。SCP-3687-JPが触れ合っている箇所に、虫刺されや吸血跡といった症状が現れ、しばしばアレルギー反応に酷似した強い痛みや痒み、喘息や呼吸困難を伴います。SCP-3687-JPが生物を捕食する際の音は、強度な不快感を誘発する性質を示しています。聴者の報告によれば、この音は"嫌いな人間から発された自分自身への罵倒"、"絶え間ない絶叫"、"嘔吐音"、"極めて鮮明なハエの羽音"等に類似しているとされます。これは高い確率で犠牲者がSCP-3687-JPの捕食中に孤立するという結果をもたらします。

SCP-3687-JPが人間を捕食する際、大多数の犠牲者はアノマリーに物理的に消費されますが、約15%の例では犠牲者がSCP-3687-JP-1に変容させられます。SCP-3687-JPはこの際、人間の皮膚に損傷をもたらさず、犠牲者の体を透過して体内に侵入します。侵入を行ったSCP-3687-JPは敵対的な意識に対する形而上攻撃を行い、犠牲者を仮死状態にさせます。こうして仮死した犠牲者の身体は存在の本質的プロセスによってSCP-3687-JPと意志的に融合します。こうしてSCP-3687-JPの制御下に置かれた犠牲者はSCP-3687-JP-1に指定されます。

SCP-3687-JP-1は生前の犠牲者と概ね同様の生活スタイルに従事しますが、多数の点で異常が見受けられます。SCP-3687-JP-1が発する言葉や作成された文章の約半数は、視聴者に対して原因不明の不快感/嫌悪感情を引き起こします。これらの情報は奇妙かつ正確に意味が理解しにくいものであり、特殊な認知抵抗を有していない限り、視聴者はこれを様々な侮辱・誹謗中傷・差別的発言・反社会的発言・ハエの羽音として認識します。副次的効果としてSCP-3687-JP-1由来の情報を繰り返し暴露した視聴者は、将来的に昆虫性のアレルギーを発症する確率が平均して5倍以上増加します。このアレルギー反応はSCP-3687-JPが捕食を行っている間、顕著に症状として現れます。

必然的にSCP-3687-JP-1の言動は物議をかもし、周囲の交友関係を著しく悪化させます。これはSCP-3687-JP-1の身体機能が自律不能な程、損傷させられるまで持続します。SCP-3687-JP-1が完全に破壊された場合、地球上のランダムな地点に新たなSCP-3687-JPが出現します。

注目すべき点として、SCP-3687-JP-1の犠牲者は時おり仮死状態から一時的に意識を取り戻す場合があります。数少ない証拠は仮死状態の際にも、犠牲者の意識が外部を比較的適切に認識していることを示しています。

補遺: 以下は分析のため編纂された、SCP-3687-JP-1-003によって表現された情報の記録です。SCP-3687-JP-1-003は生前、慈善団体の中核参加者として知られており、国際的に少なくない知名度と支持を有していました。当時、SCP-3687-JPの知見が不十分であったことから、SCP-3687-JP-1-003が破壊されるまで適切な収容プロトコルが実行されませんでした。

状況: SNS投稿。


黄色です、黄色。悩ましい苦痛の問題に一貫した通り道を空けましょう。

実際、ユダはイスカリオテからいましたし、黄禍論だってそうでしょう? これは世界的裏切りですよ! 本来なら皆が知っているはずの恥辱です。そうそう、かの大陸には文明らしい文明は芽生えませんでした、ええこれは正確な歴史的事実です。大英博物館を見てみなさい、そこの隅に猿の死骸が高く積み上げられているのが見えるでしょう?

結局のところ、薄っぺらな色彩に勝る偽善は存在しません。黄色いカーテンを破り捨ててみなさい、あるのは空虚、意味をなさない空虚なのです。


付記: 内容は反ユダヤ主義及び黄色人種への差別的見解が含まれていると認識された。SCP-3687-JP-1-003は国際的な非難を浴び、当該コメントはSNSの運営プラットフォームによって削除された。

状況: 慈善団体構成員とのプライベートメッセージ。


全くの行き詰まりが堂々と真昼を闊歩している。それはお前のことだ、まぎれもなくな。その空白の中で意味のあることを考えてみろ! ブザー、ブザー、ブザー、それがお前の言葉か? その目と舌には価値は無い。心臓にも脳にも特筆すべきものは何も見当たらない。ロボトミーのように火かき棒を刺せば分かるかもな、ハハハ。

お前が自己を改めるには、5.99ドルのセミナーの中で首を吊るしかない。恥を知れ、その服がより薄く切れた時のみに本質が現れることを覚えておけ! 出来ないならば飢えることだ。


付記: 内容はメッセージ先個人への中傷、障がい者差別、パワーハラスメントが含まれていると認識された。個人は内容を公的に公開し、結果的にSCP-3687-JP-1-003は慈善団体で懲戒・追放処分を受けることとなった。

状況: 集会スピーチ。


ここに意味などない。人道? まさしくダイナマイトだ。暴発し散らばったガラス片と廃墟の中で奏でられたアジェンダ。それ自体に意味はない、単純かつナンセンスな問題。そうそう、教育もまた統合されたのです。内の皮膚が! 救済を! 我々は再征服する。

能力主義を打ち消す命題など存在しない。結局のところ、パイは全てを取るべきものが取るべきなのです。領土問題に意見する専門家こそがペテンでしょう? 内臓に虫が……失礼、しかし誰かが真実を指摘する必要があります。

群衆を見てください! ありもしない相互扶助と善性を流し込まれた被害者たち。誤りだ、利益は常に正しい。利潤に集る蛆、そんなものはハエの餌にでもなっていればいい! 身体が痛い、痒い。

君もまた財産だ。助けを。脳と思考の領土を飛び回る群れが見えるだろう。誰がこの不毛の地を開拓してやっている? 誰がこの無価値なる者どもに言葉を与えてやっている? それは、助けを-


付記: 内容は広範囲の人種的偏見、民族浄化の擁護、歴史的戦争犯罪並びに植民地化を正当化する内容が含まれていると認識された。SCP-3687-JP-1-003はスピーチの途中で傍聴者の1人に射殺された。後に、生前のSCP-3687-JP-1-003に授与された平和賞4件が剥奪されることが決定された。

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