SCP-369-FR
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収容下にある最初のSCP-369-FR-1実例。

アイテム番号: SCP-369-FR

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 最初のSCP-369-FR-1実例は現在、フランスの[データ削除済]市内にある石壁に収容され、チョークで描かれた円に囲まれています。継続的な監視が必要とされており、如何なる収容違反の可能性も最優先事項として扱われます。

SCP-369-FR-1実例に似た絵画が出現した場合は、できる限り速やかに同じ形式で収容しなければいけません。拡散の痕跡が見られる際には積極的に調査し、真であると判明したならば収容します。

我々の世界におけるSCP-369-FRの挙動については情報が不足していることから、当該現象への迅速な対応のために、SCP-369-FR関連の情報開示は最小限に絞らなければいけません。SCP-369-FR-1とのあらゆる相互作用は避けるべきです。

説明: SCP-369-FRは部分的にのみ判明している原因不明の現象です。この現象は、チョークらしき材質で描かれた、一般的に“棒人間”と見做される図画、以下SCP-369-FR-1実例の増殖によって特徴付けられます。

SCP-369-FR-1実例は岩、ガラス、皮膚など、通常は表面にチョークで描画できないような物質も含めて、あらゆる物体の表面に出現できるようです。

SCP-369-FR-1実例との交流は不可能です。SCP-369-FR-1実例は無生物らしく、近隣の物体表面に複製画を出現させる形式で不定期に増殖します。複製された実例群は互いに重なり合うことが可能です。SCP-369-FR-1実例はまた、消去や隔離が不可能です。

SCP-369-FR現象は我々の世界では一度も観測されていません。その挙動に関する様々な情報は、並行世界BC-98247-Zと接続されたごく小規模なポータル越しの探索・観測によって得られたものです。

財団がイベント[編集済]に続いてアクセス可能になった世界BC-98247-Zは、我々の世界よりも時間の流れが比較的速いことを特徴としており、こちら側の1秒がBC-98247-Zでは約半日に相当します。これによって、我々の世界で約20日が経過する間に、2000年分の — 正確には2278年 — SCP-369-FR現象を観測することができました。しかしながら、使用された機器の都合上、探索と観察には各試行ごとに約10秒(5日)までの時間制限がありました。

SCP-369-FRは、世界BC-98247-Zと我々の世界の分岐度を断定するための探索で初めて観測されました。エージェント ソルヴェイグはフランスの[データ削除済]市にあるレンガ造りの壁でSCP-369-FR-1実例1点を発見し、その最初の複製は約37秒後に出現しました。150年後(我々の世界の7時間後)に実施された2回目の探索では、街全体がSCP-369-FR-1実例群に覆われているのが確認されました。

最初の発見から2278年後に実施された最後の探索では、SCP-369-FR-1実例群は全ての陸地を含む地球表面の75%を覆っていました。この時点で世界BC-98247-Zの人類は僅か100人しか生き残っておらず、その全員がインド洋を漂流する1隻の旅客船で共同生活を送っていました1。数点のSCP-369-FR-1実例が舳先に存在したため、現在までにこの船は恐らく実例群に覆われ、世界BC-98247-Zの人類は絶滅したと推定されています。

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