SCP-3734
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アイテム番号: SCP-3734

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3734は、サイト-119の庭の近くにある標準的アイテムロッカーにて保管されます。

説明: SCP-3734は、LEGOブランドのブロックで作られた、それぞれ色の異なる5つの小さな台座のセットです。

全てのSCP-3734実例は、中央にミミズ(貧毛綱)を置くと、閃光を放ちます。ミミズ(この時点でSCP-3734-Aと指定)は台座の色に合わせてゴムの衣装や小型のヘルメットで飾り立てられ、柔軟性と力が増します。

SCP-3734付近では複数の小動物が出現します。これらには通常、昆虫やムカデ、モグラなどの小型哺乳類、両生類が含まれます。SCP-3734-A個体は、ポーズを取った後に台座から飛び立ち、遭遇した動物と武器を用いない戦闘を行います。その強化された能力のため、SCP-3734-A個体は、通常の場合動物を容易く撃破します。倒された動物は小さな煙の雲の中で消失します。勝利したSCP-3734-Aは台座に戻り、ゴムの衣装とヘルメットを消失させます。

時折、複数の小動物ではなく、1匹の大きな動物1が付近のエリアに現れる場合があります。この場合、SCP-3734-Aは台座上に残り、複雑な一連のダンスを行います。するとSCP-3734の台座は分解して大きめのワームの形をした外骨格(長さ15~40cm)に変形し、SCP-3734-Aはそれを用いて出現した動物と戦います。過剰なレゴのパーツの出所は不明です。

補遺: 実験中、SCP-3734-Aが大きな外骨格を用いて戦闘している際に、マラヴィラ博士が実験室からイタチを連れ出しました。すると複数のSCP-3734-A個体の外骨格が1つに結合し、長さ1.5mの更に大きな外骨格が形成され、実験室に戻ってきたマラヴィラ博士を攻撃し始めました。マラヴィラ博士が何とか身を守りながら時間をかけて部屋から脱出すると、その時点で外骨格は演技がかったポーズを決め、紙吹雪とファンファーレを出した後、個々の外骨格に分離してから台座の形に戻りました。

出現した紙吹雪には、ヘルメットを被ったミミズの形をしたロゴと、裏面に不明瞭な漢字が記されていました。これと同時にSCP-3734の台座は様式を変更し、新たに5色のセットを獲得しました。

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