回収任務にて撮影されたSCP-3779-JPの画像。
既に行動を開始し、内部に人間の肉体を保有していた。
アイテム番号: SCP-3779-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3779-JPは標準的な異常物品収容庫にて管理されます。保管時は電源に接続せず、停止状態で管理します。
実験やメンテナンスの作業時は、必ず2人以上の作業者を介して実行します。作業者がSCP-3779-JPに拘束された場合、早急に救助要請を発信してください。また、実験の結果として新たに排出された用紙はすべて回収され、保管されます。
行動前後のSCP-3779-JPの内部構造については、現在も研究が継続されています。
説明: SCP-3779-JPは人間を殺害する性質を持った業務用複合機です。外観は市販されている製品と一致しており、後述する行動を除いて該当製品と機能は同一です。
人間(以下、対象)が本体上部にある原稿カバーを開いたとき、SCP-3779-JPは行動を開始します。スキャン用のガラスに触れた瞬間、SCP-3779-JPの自律した行動によって原稿カバーは閉じられ、対象は原稿カバーと本体に挟まれた状態となります。対象の多くは腕などをSCP-3779-JPに固定され、拘束されます。
固定後、SCP-3779-JPの構造は変化します。ガラスや周辺の装置は内部に格納され、対象はSCP-3779-JPの内部機構と接触します。このとき、用紙を送るためのローラーが身体部位や衣服を巻き込むように回転し、対象は徐々に全身をSCP-3779-JPの内部へと取り込まれます。単独で拘束された場合、対象はこの行動に抵抗できません。対象が完全に取り込まれると原稿カバーは閉じられ、外部から確認できる構造は初期状態へと戻ります。
取り込み完了後、SCP-3779-JPは激しい振動と駆動音を発します。この状態は5時間ほど継続されます。なお、集音マイクでは硬質の物質を破砕する音、痛みを訴える内容を伴った対象の悲鳴が確認されています。
これらと並行して、SCP-3779-JPはA4用紙の排出を開始します。用紙は振動と駆動音の終了まで排出され続け、総計で200枚程度が排出されます。1枚を排出する時間は均等ではなく、処理終盤は排出に多くの時間を要します。用紙もしくは黒のインクが空になっている場合、排出は発生しません。
SCP-3779-JPが排出した用紙の一部
用紙には多くの場合、対象の身体部位や内臓が正確にモノクロ印刷されています。特徴として、印刷される身体部位は引っ張るような力によって強引に切断されていることが挙げられます。用紙排出の直前、SCP-3779-JPは跳ねるように振動する場合があり、この動作が関連していると思われます。対象の身体部位の大部分が印刷されるまで用紙の排出は続き、主に四肢から内臓を含む胴部を経て、頭部を印刷した用紙の排出により完了となります。
用紙の排出完了後、SCP-3779-JPは原稿カバーにある原稿排紙トレイから対象の肉体および体液を排出します。肉体は原稿排紙トレイの間隙から排出可能な、切断および強い圧力を受けた形状に変異しています。行動結果が印刷などの機能に影響を与えることはありません。残留物の排出完了をもって、SCP-3779-JPは行動を終了します。



