SCP-380
評価: -8+x

アイテム番号: SCP-380

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: このオブジェクトはH██保健研究所の小さなコンピューターに接続しスイッチはオフ状態のままにして下さい。オブジェクトの接続を切り、インターネット接続が可能なコンピューターに移動することも可能ですが、█████████博士のリクエストでは、インターネットアクセス可能なコンピューターに決して取り付けてはなりません。

説明: SCP-380はインターネットルーターによく似た小さく青い箱です。アンテナが一本、ライトが数個、電源スイッチ一個とT3ラインのメスコネクタが一個ついています。外部電源のプラグは付いていませんが、ネットワーク接続可能なコンピューターに取り付けられ、電源スイッチがONの場合に、SCP-380は動作します。

この機器は接続しているどんなコンピューター(以下、SCP-380-1と呼びます。)とも対応していると思われ、さらに大規模ネットワーク接続を展開します。低性能コンピューターは通常、上述の接続を維持できません。他のネットワークコンピューターへのワイヤレス接続の代わりに、ネットワークは半径15m以内にいる生物学的存在で構成されています。このネットワークに適合する存在は、人間、動物、そして植物も含まれます。

ネットワークに組み込まれた存在は、接続半径を出入りするので、各自ごとにネットワーク接続を形成したり切断したりします。被験者たち(全て生物学的存在と仮定します。)はネットワークに接続していることに気づいていません。即座に明らかになる唯一の効果は、生物学的要素にアクセスするというSCP-380-1の機能です。

生物学的要素にアクセスする時、SCP-380-1に使用されているどのオペレーティングシステムでも読めるひとつのテキスト文書が入っています。どのテキスト文書にも心拍数、ストレス、血糖値などのような変数、他の様々な生理学的パラメータが含まれ、現代の技術を上回るほど正確さであることを実証しました。

実験380-1: 有機体に関する「ファイル」の中に保存されたテキスト文書への編集の試みに対して、それはメッセージ「エラー271:データ範囲外」と反応しました。そしてファイルに行われた変更が失われました。

実験380-2: 正確ひいては真実であると認められるべき、有機体に関する「ファイル」から反映された数字を、通常の健康管理機器は示しています。潜在的な健康管理機器としてSCP-380の研究の要求は保留中です。

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