SCP-3813
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監督評議会命令
以下のファイルはKeter級異常実体を描写しており、レベル3/3813に分類されています。許可なきアクセスは禁止されます。


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初期探索におけるSCP-3813。右側の人物はエージェント・シトラーテ

特別収容プロトコル: SCP-3813の主要な大規模構造物はローマの南西およそ17km、イタリア半島近くのティレニア海の海底にあります。そのサイズと海底の位置から、移動は実行不可能です。

さらなる分析(および第三者ソースのさらなる情報)がSCP-3813の長期収容を確実にするために必要です。もしもSCP-3813が活性化した場合には、サイト-77の機動部隊がSCP-3813の現在の位置に動員され、さらなる司令を待ちます。

現地の海洋法執行機関に潜入した財団の人員がSCP-3813への民間人のアクセスを阻止します。SCP-3813の位置にアクセスしようとする者は誰であっても尋問しなくてはなりません。SCP-3813に付随したあらゆる情報は歴史上の記録から取り除かれなくてはなりません。現在適応されているカバーストーリーは偽情報部門データファイル3813.10841にて参照可能です("第二次ポエニ戦争:バリエーション6")。

説明: SCP-3813はイタリア、ローマ近くのティレニア海海底に位置する巨大な機械の大規模構造物です。構造物の大部分は海底に埋もれていますが、その大部分が潜水によってアクセス可能です。構造の内部は部分的に浸水した回廊や通路のネットワークです。

歴史的な記録では、SCP-3813は機械的な戦象であることが示されています。SCP-3813は多数の投石機バリスタなどの古風な武装と、構造物の背中の司令塔を装備していました。崩壊した大規模構造の内部の調査により異常な設計が示されていますが、SCP-3813がどのように動力を供給されていたかは不明です。

SCP-3813に付随する記録はローマ共和国、帝国、および初期カトリック教会の不明なエージェントにより公的な歴史記録から取り除かれてきました。残された情報からは、SCP-3813は第二次ポエニ戦争で使用されるためにカルタゴ軍により就役した機械の攻城/対都市装備であったことを示しています。実体は高さおよそ375mであり、多数のカルタゴ軍の兵士と物資を輸送できました。

補遺3813.1: SCP-3813に関する残存する歴史記録

補遺3813.2: 探索ログの書き起こし

財団の歴史学者である、イライアス・アントニー博士により、SCP-3813のローマ攻撃の完全な歴史的概要が文書3813-Lとして編纂されました。

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