アイテム番号: SCP-3906-JP
オブジェクトクラス: Keter(暫定)
特別収容プロトコル: SCP-3906-JP自体の収容は不可能であり、事後処理も特別なものは必要ありません。
説明: SCP-3906-JPは、2007/10/11に、私立[削除済]高等学校1の3年B組の生徒に発生した現象です。SCP-3906-JPは、同クラスにおいて授業が行われていた際に発生しました。
SCP-3906-JPの対象となった生徒には、背部より鳥類のものに類似する翼が発生しました。当該翼は明るい白色で、横幅180~200cm程度です。この翼は自身の意思で自由に動かすことが可能であり、後述のように飛行に用いることができます。
SCP-3906-JP発生により翼が生じると同時に、対象者は、自身が飛行能力を得たと確信しました。発生当時、対象生徒は教室の窓より教室外の空中へと飛行しました。このことに対し、対象らは「飛べる気がした」「急に飛びたくなった」旨の証言をしています。実際に生徒らは、この後15分程度飛行し続けていました。
SCP-3906-JPの対象となった生徒は、背部に翼を有することとなりました。しかし、
- 翼は折りたたむことが可能であり、日常生活に大きくは支障をきたさない
- ヴェール崩壊に伴い、異常性を有する生命体の受容が広まりつつある
- 「美しい翼が生え、さらに空を飛べる」という異常性は、社会にはむしろ好意的に受け止められた
という点より、非常に特別な対応は不要であると判断されました。実際に、SCP-3906-JPの対象となった生徒は、各分野の前線において活躍が期待されています。今後は、SCP-3906-JP類似現象の再発防止の対策がなされます。
なお、SCP-3906-JP発生時、クラスにおいて1名の生徒にのみ、翼が発生しませんでした。当該生徒が異常性の対象とならなかった理由については不明です。この生徒は、翼がないにもかかわらず、他の生徒と同様に、窓からの飛行を試みました。結果として、当該生徒は転落により死亡しました。翼がないにもかかわらず当生徒が飛行を試みた理由として、「周囲が飛んでいるため、自身も飛ばざるをえない雰囲気であった」「SCP-3906-JPの異常性により、自身も飛べると思い込まされていた」などという可能性が提言されていますが、実際の理由は明らかになっていません。



