SCP-3916
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あなたが現在閲覧しているのはこの文書の旧版です。新しい版についてはページ下からご覧ください。こちらは全4版中の第1版であり、2021年3月28日に執筆されました。

アイテム番号: SCP-3916

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-3916の小さな一群がサイト-121の標準生物収容セルに収容されています。群れには毎日500kgの新鮮な植物質を給餌します。過剰な個体 (およそ1500を超えるもの) は必要に応じて終了します。収容を脱する個体があれば、火炎や殺虫剤といった従来通りの手段で終了します。SCP-3916の試験を希望する職員は現在の主任研究員に連絡する必要があります。

SCP-3916の野生個体は、特に通達のない限り即時的かつ徹底的に根絶する必要があります。財団は現在アメリカ合衆国政府と共同で (LARPAを隠蓑にしています。補遺を参照してください)、すべての野生のSCP-3916個体を捕獲、殺処理、あるいは収容しています。これは全人類への重篤な脅威となると考えられているためです。SCP-3916についてまだ対応されていない報告があれば、機動部隊δ-17 ”虫食い黴”メタリジウムに通達されます。

説明: SCP-3916は身体上Chortoicetes terminifera (オーストラリアトビバッタ) に類似する昆虫種です。しかしながら、SCP-3916には2点の特筆すべき異常性が存在します。

第一に、SCP-3916は驚異的な速度で摂食します。1個体で1秒あたりおよそ100gの物質を消費することが可能です。SCP-3916は新鮮な植物質のみ摂食することがわかっています。

第二に、SCP-3916は異様に急速に繁殖し、かつそれを無性的に行います。SCP-3916個体は食物の消費に伴って視覚的に大きくなっていき、一定のサイズに達した後、2体の個体に分裂します。新たな個体は両方とも完全な形の成体になります。”複製”には多くの消費量が必要であり、現時点では食物500gと推定されています。しかしながらその摂食速度のために、SCP-3916の群れは迅速に成長していきます。

歴史: 財団がSCP-3916の存在を初めて認識したのは、オレゴン州モーピンの国道26号線での交通事故で、SCP-3916の小さな群れがGoI-466 (”ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ”) の管理下から逃れた際でした。GoI-466は収容支援のために財団へ連絡し、SCP-3916個体の大部分は捕獲されるか処分されました。GoI-466は財団にSCP-3916の性質について伝え、少数の未収容であった個体が重篤な脅威になるものと考えられました。SCP-3916の未収容個体はオレゴン州内のみならずカリフォルニア州にまで急速に拡散していき、対応を迫られたアメリカ合衆国政府はLARPAを設立することとなりました。

補遺 - LARPA: SCP-3916の性質上、財団は一般大衆への警告なしに野生個体を処分することは極めて困難であると判断しました。このため財団は米国政府に連絡し、LARPA (蝗類の能動的駆除・予防局Locust Active Removal and Prevention Agency) の設立について交渉しました。LARPAは財団によって全面的に資金・人員の供出が行われた公的な政府機関であり、野生のSCP-3916に対して公然と対応できる財団のフロント組織として活躍します。SCP-3916の現収容サイトであるサイト-121がLARPAの本部に指定されています。

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