SCP-3939
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収容前に撮影されたSCP-3939。

アイテム番号: SCP-3939

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3939は現在、サイト-39の仮収容保管セルC(39-PC01-C)に保管されています。試験中でなければ、適切な大きさの標準収容ロッカーに保管してください。

SCP-3939は可能な限り早く仮収容から移されます。

説明: SCP-3939は製造時期が不明ですが、1930年代の設計及び製造の傾向と一致する蓄音機またはレコードプレイヤーです。磨かれたマホガニー材で作られた八角形の木製台座があり、当時のHMVのロゴが刻印されています。この台座の上には蓄音機の機構と大きな真鍮製のホルンに接続されたターンテーブルがあります。全ての部品の状態は良好です。

現在、SCP-3939のターンテーブルには黒いレコード盤があり、目に見える電源がないにもかかわらず、標準的な速度で回転しています。

更なる調査は保留中です。

机に座って、SCiPnetを起動してログインする。

ちょうど1つ新しいメッセージがあり、カルロスからのものだった。O5からの昇進報告もなければ、間違ったプロジェクトを与えられたことの連絡もなければ、サイト管理者からの緊急情報もない。

静かにため息をつきながら、カルロスのメッセージを開く。

To: ████ ████████研究員

From: カルロス・ロドリゲス次席研究員

████████博士、

急用が出来ました。今日は伺えそうにありません。

ホーソーン博士と僕は今朝やるべき仕事がありました。もしよければ、僕がいないことを彼女に伝えてください。彼女は、あなたが僕に望むことは何でも代行してくれます。

よろしくお願いします、

ロドリゲス次席研究員

システムをオフにして、こめかみをもむ。彼は言い訳しようとさえしなかった。

かまわない。今日やらなければならないことは全部終わらせられるだろう。

しかし、サリーのことは彼の言う通りだ。彼女は代理として十分良くできる。

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