SCP-3939

収容前に撮影されたSCP-3939。

アイテム番号: SCP-3939

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3939は現在、サイト-39の仮収容保管セルC（39-PC01-C）に保管されています。試験中でなければ、適切な大きさの標準収容ロッカーに保管してください。

SCP-3939は可能な限り早く仮収容から移されます。

説明: SCP-3939は製造時期が不明ですが、1930年代の設計及び製造の傾向と一致する蓄音機またはレコードプレイヤーです。磨かれたマホガニー材で作られた八角形の木製台座があり、当時のHMVのロゴが刻印されています。この台座の上には蓄音機の機構と大きな真鍮製のホルンに接続されたターンテーブルがあります。全ての部品の状態は良好です。

現在、SCP-3939のターンテーブルには黒いレコード盤があり、目に見える電源がないにもかかわらず、標準的な速度で回転しています。

更なる調査は保留中です。

「それが私に話したんだ、サリー。」あなたは彼女に言います。「本当だったんだ。声は金属的でパチパチ音を立てて、声よりもノイズが大きかったけど、しばらくするとはっきりしてきた。」

「そう。それで何を話したの？」

「私の周りの空気が澄んでいると変なことを言った。私を『中心』と呼んでいた。だけど、君が部屋に入ろうとするとすぐに話を止めた。」

サリーはため息をつく。

「正直に言うと、████、あなたを信じてないの。ほら、あなたのためにも、私のためにも、ベッドに入って。」

良いアイディアだ。

彼女にそれを証明する。