3939-アルファ: ありがとう、カルロス。また明日。
椅子にもたれる。別の時も記事を整理したのだ。カルロスが良い仕事をしてくれるだろう。以前彼と一緒に仕事をしたことがあるので、それが終わるまで完全に専念すると知っている。
彼はいつも首をかしげる変な話し方をする — 「中途半端に何かは出来ない。全力で集中しなきゃならない。」カルロスはとても真面目な人だった。
まだやるべき雑務がいくつか残っているので、コンピューターを立ち上げて作業を始める。先週の懲戒報告書を書くのに夢中になる。
しばらくすると、ドアがノックされる。
「どうぞ。」とあなたは呼ぶ。
ドアが開く、カルロスです。「やあ。思ったより時間がかかりませんでしたよ。」
彼は1枚の紙を渡す。「SCP-3939」とSafeのアイコンが上部に見えて、残りは流し見る。それを取り、机の上に置く。そうして、あなたの目はモニター上に動く。
「カルロス、3時間しか経ってないじゃないか。明日までかかると言ったじゃないか。」
「僕は優秀でしょう。」とにっこり笑った。
あなたは笑い返す。「でしょうね。また明日、カルロス。」
彼は外に戻り、ドアを閉める。