SCP-3976-JP -カプセル (Capsule)
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覆いの無い状態のSCP-3976-JP。
Item #: SCP-3976-JP
Object Class: Safe
Threat Posed: Moderate
Usefulness: Moderate (理論上はExtreme)
Control Difficulty: Moderate
取扱方:
SCP-3976-JPはサイト145-63Bの金属製収容チャンバーに保管されます。安全のためSCP-3976-JPは3重のアルミケースに入れ、その上から透明なプラスチックカバーを被せてください。SCP-3976-JPがなんの覆いも無い状態にある場合、付近の人員は直ちに周辺を片付け、クラス2の危険物収容プロトコルに従って可能な限り速やかにSCP-3976-JPから離れてください。オブジェクトはSafeに分類されていますが、SCP-3976-JPが移動を始めたときはKeterレベルのオブジェクトとして扱ってください。
概要:
SCP-3976-JPは、黒色をした一種のガチャカプセルのように見えます。SCP-3976-JPは常に転がり続け、最も近くにある物体へ向かおうとします。カプセルがそれに到達した場合、カプセルは目標物の大きさに合わせてその質量を増大させ、目標物を飲み込んでしまいます。その後カプセルは中身とともに縮小し、元のサイズに戻ります。この"収容"の対象には無機物だけでなく、人間や動物、他のSCPオブジェクトも含まれるようです。しかしカプセルは自身が容器に入れられることに対して脆弱なようです。実際、カプセルは何かの中に入っている状態ではほとんど動きません。これはカプセルがいくら増大しても、自身を覆っているものを中から飲み込むのは不可能であるからだと推測されています。
研究助手による注記:
このカプセルを使えば理論上、暴れまわる怪物のようなSCPを簡単に閉じ込めることが出来るだろう。だが、その前に破壊耐性のテストを実施するべきだ。いくらそいつを捕まえても、それが中でも暴れまわってこいつを壊すかもしれない。そうなったら大惨事だ。
付記:
SCP-3976-JPは、モンゴルの█████草原で、地面に向かって巨大に膨張していたところを発見されました。周囲の調査では近隣に目ぼしい物体が見つからなかったため、恐らくは地球を飲み込もうとしていたのだと考えられています。









