SCP-3999-J
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アイテム番号: SCP-3999-J

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-3999-Jはサイト-42の専用収容棟Rに収容されます。2014年6月25日、ジェームズ・タローラン研究員が24時間体制でSCP-3999-Jの収容を支援することを志願しました。そのため、タローラン研究員は、致死性の高い脅威下での収容棟Rからの退出を禁止されています。収容棟Rを訪れる研究員は、例外なくタローラン研究員の許可を得なければなりません。

加えて、収容棟Rには以下の条件が要求されます。

  • 囲い地は毎日清掃しなければなりません。有機物は全て収集し、処分してください。汚れた寝具は洗浄し、主要な収容囲い地は表面を全て消毒しなければなりません。
  • 生活必需品と食料品は毎日補充されます。タローラン研究員には毎朝相談し、その日に必要となる臨時の生活必需品と食料品を決定する必要があります。
  • 作業班は常に手近な場所で待機し、収容トラックの全車両の点検ならびに燃料の補給を行ってください。
  • SCP-3999-Jの収容のため、機動部隊ラムダ-3 ("賞金稼ぎ") が結成されました。機動部隊ラムダ-3には、標準兵器に加えて "iCombat" レーザー銃の備蓄を維持します。
  • 屋内収容プールは29 °Cに、予備収容浴槽は40 °Cに保たれなければなりません。

説明: SCP-3999-JはXK世界終焉シナリオを随意に引き起こすことが可能な実体です。その外見についての説明は一貫性が無いため、SCP-3999-Jは姿を自在に変えることが可能であると考えられています。その外見は、背中から多数の触手が生えた半熊半人の怪物として、または特徴のない人間として映る場合があります。当初のSCP-3999-Jは食料や多額の米国通貨を頑なに要求していましたが、タローラン研究員がその効果を食い止めるための収容策をいくつか考案しました。

SCP-3999-Jが持つ副次的効果は、自身を視認した人物の記憶から自身の存在を消去する反ミームフィールドです。この効果は即時発生するため、SCP-3999-Jは不可視になります。ただし、タローラン研究員はこの反ミーム効果への耐性を有します。タローラン研究員のSCP-3999-Jに対する特異な耐性を解明する研究が進行中です。

2015年1月5日更新: 客員研究員であるキャンディ・マディソン、ジャッキー・ラブ、エマ・エンジェルが収容活動中のタローラン研究員を無期限に支援することに同意しました。

2015年3月5日更新: 客員研究員であるミッチ・タローランとトレバー・メイソンにSCP-3999-Jへの耐性が確認され、両者ともに収容活動中のタローラン研究員を無期限に支援することに同意しました。

2015年4月19日更新: 客員研究員であるアレクサ・キュティーとアイビー・ハートが収容活動中のタローラン研究員を無期限に支援することに同意しました。


文書3999-J-1-3: 以下の転写は、判明している中で最初のSCP-3999-Jとの遭遇を記録したものです。

スタッフ: もしもし、こちらフロントです。
タローラン研究員: ああ、こちらジェームズ・タローラン。私のデスクにチーズバーガーとフライドポテトを送るよう食堂に頼んでくれないか? 今夜は遅くまで仕事があるんだ。
スタッフ: えー… 確認します。おや、すみません。リストに載ってないですね。食事の配達を要請できるのは重要な収容職員だけです。
タローラン研究員: そうか。分かった。えーっと、その、Keter実体に出会って、収容のためにチーズバーガーとフライドポテトが必要なんだ。
スタッフ: [ため息] そうですか。収容部に相談してください。内線の3333番です。

収容部: もしもし、収容部です。どのような緊急事態でしょうか?
タローラン研究員: ああ、こちらタローラン研究員。今402B号室にいるのだが、その、ゴホン、そこでKeter実体に出会って、収容のためにチーズバーガーとフライドポテトが必要なんだ。
収容部: 今すぐお持ちします! チーズバーガーとフライドポテトの用意を! そのKeter実体の番号は?
タローラン研究員: いや… 新しいヤツだ。あとコーラも欲してる。
収容部: 了解! その場を離れないでください! 動かないで! Keter実体との交戦もしないように! 収容部隊の到着を待ってください!

機動部隊デルタ-1: 動かないでください。Keter実体は何処ですか?
タローラン研究員: その… すぐそこの角にいる。えっ、見えないのか?
機動部隊デルタ-1: Keter実体、止まれ。
タローラン研究員: な… なんかデスクの上に食べ物を置けって言ってる。
機動部隊デルタ-1: 626、箱を渡してやれ。
機動部隊デルタ-626: 了解。
タローラン研究員: あっ、き、消えたぞ! さすがは機動部隊だ!


文書3999-J-2713: 以下の転写は、SCP-3999-Jの収容に関する最新情報を記録したものです。

リュコス管理官: ジェームズ、よくやっているな。一体君がどうやって奴を手懐け、ここ数年も食い止めているのか私には分からんよ。
タローラン研究員: 何も問題ありませんよ、管理官殿。いや本当に。
リュコス管理官: 最近設けた収容プロトコルの効き具合はどうだ?
タローラン研究員: ええ、かなり良いですよ。収容コースはとても素晴らしいアイデアでしたね。奴の周囲を高速のスーパーカーで走り回れば、我々はあの3999を、えー、徹底的に収容できるのです、はい。
リュコス管理官: もう古い収容プロトコルは必要ないってことか? プールや収容ビュッフェは用済みと?
タローラン研究員: えっ、いえ、そんなことはありませんよ、絶対、まだ絶対必要です。私が言いたいのはですね、車が有効である期間はとても長いだけってことです。奴はえっと、すぐに適応するんですよ、ええ、それにアレです、同志の研究員と一緒にそのプールで奴と格闘して、そうしてやっと、えー、奴を収容下に置けるのです。それにビュッフェは、何というか、3999が1日に5、6回ほどやってほしいそうで、だから、いやその、まだ必要なんです。
リュコス管理官: 了解した。つまり、これまでの収容プロトコルはどれもまだ効果があるんだな?
タローラン研究員: ええ、はい。ただその、プール脇のバーなんですが、3999の奴がですね、そこに適応しているところだと思うので、他にも何種類か補充してほしいなあと。
リュコス管理官: もちろん承認しよう。他には?
タローラン研究員: ええ、Xboxのゲームを他にも発注しようかと。3999は今あるゲーム全てにも適応してます。
リュコス管理官: 当然承認する。
タローラン研究員: あの、そろそろ切り上げませんか? これから走るんですよ。そのー、キャンディとアレクサの監督に行かないといけないので。
リュコス管理官: 健闘を祈るよ。


2017年8月5日更新: SCP-3999-Jが、遠方にいる人物の精神に影響を及ぼして幻覚を引き起こす能力を示しました。これは多くの場合、タローラン研究員が収容施設を出入りする幻覚として発生します。これは遠隔地において、ある非番の科学者がカジノに入るタローラン研究員を幻視した時や、その日の後に別のスタッフが自動車を購入するタローラン研究員を幻視した時にも発生しました。その同時期には、収容担当チームの全員が、泥酔状態で停車中の車と衝突事故を起こした旨のメールを送信した後に病院で迎えられるタローラン研究員を幻視しました。この新たな能力に関しては、現在タローラン研究員が調査を続けています。

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