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オブジェクトクラス: SCP-400-ARC
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-400-ARCは、コンクリート製の白いパネル張りの標準的な10m×10mの部屋に収容されます。収容室内は4つの110Wハロゲンライトで照らしておき、光が切れた時はすぐに交換する必要があります。1人の警備員を12時間間隔のローテーションで、電子キーパッドロック式のドアの外に配置して下さい。ドアは標準鋼で作られており、目線の高さにプレキシガラス製の窓が取り付けられています。室内は天井の四隅に1台ずつ設置されている計4台の監視カメラで監視して下さい。
説明: SCP-400-ARCは外見上、K6モデルの赤い電話ボックスのように見えます。19██年に███████の██████にて発見され、休暇中の動作によって財団の興味を惹きました。発見後はすぐに回収され、研究目的で収容エリア25へ移送されました。実験では、使用中の間だけ受話器からX線、ガンマ線、および未知の形態の放射線が微量ながら検出されました。実験の数ヶ月後、これはSafeであると見做されました。
SCP-400-ARCの機能は他のK6モデルの赤い電話ボックスと同様ですが、例外として電話交換手が呼び出された場合、利用者は繋げようとしている人物の名前を話す必要があり、その接続は必ず成功します。この効果は、対象人物の近くに電話が無い場合でも作用するものと考えられます。その他のいかなる異常もT.█████博士に報告して下さい。
補遺1: いかなる職員も絶対に、玩具としてSCP-400-ARCを使用しないで下さい。このSCPで迷惑電話をかける事も認められません。もし神話上の偶像や神々といった存在へ電話しようと試みた際には、通話を直ぐに終了しない場合その発信者を即時終了します。 - T. █████博士
補遺2: 複数の事故が原因で、SCP-400-ARCを用いて現在死亡している人物へ接触する場合には、最低2人のレベル3クリアランスの監督を必要としています。これらの際に不安定な振る舞いを見せる職員は、クリアランスに関係無く精神鑑定を受けるようにして下さい。
補遺3: もし電話が鳴った場合は、いかなる職員も絶対に応答しないで下さい。その際には如何なる時でもすぐに█████博士へ通知して下さい。█████博士が不在の場合は、サイトの最高司令部に通知し、収容エリアを封鎖して下さい。█████博士の許可を得ずにSCP-400-ARCに応答しようとする職員に対しては、クリアランスに関係無く即時終了して下さい。詳細については、レベル3クリアランス以上を有する人物に限り文書#400-1を参照して下さい。
補遺4: 収容エリア23での事案がきっかけで、SCP-400-ARCは現在[データ削除]で保管されています。
文書#400-1: [SCP-400-ARCの着信]
[04:06:13] 電話が鳴る。
[04:07:52] 警備員が収容室に入る。
[04:07:55] 警備員が電話ボックス内に入る。
[04:07:57] 警備員が応答する。
[04:07:59] 警備員は自身の名前、階級及びセキュリティクリアランスを述べ、発信者に識別情報を要求する。
[04:08:01] 収容室内の照明が落ちる。
[04:08:02] 叫び声が聞こえ、直後に湿っていて弾けるような雑音が続く。
[04:08:12] 収容違反が発生する。
[04:08:13] SCP-███、SCP-███、SCP-████及び[データ削除]の収容違反が発生。
[04:08:28] SCP-████が[データ削除]と接触。
[04:08:29] [データ削除]
[04:08:37] 施設を閉鎖。サイト内の全職員が終了した。