SCP-4012
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SCP-4012内部の重要な地点

アイテム番号: SCP-4012

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4012-1それ自体が、上部をコイル状の有刺鉄線で覆った3mの高セキュリティフェンスに囲まれ、臨時サイト-30の職員2名が配属されるレベル8標準歩行者用セキュリティゲートを経由してアクセスされます。当該フェンスとゲートは米軍軍事施設に偽装され、適当な標識が立てられます。建造物全体が1km離れた地点からSCP-4012-1に囲まれます。SCP-4012内部の視認による心理的影響を打ち消す為、全派遣監視職員は20分置きにシフトさせる必要があります。最終シフト担当の職員はサイト従事の心理学者の監督と保護の下、目隠しをされた状態で暗室に1時間横たわらせ、2時間後に通常業務に復帰させます。

SCP-4012内探査の映像記録や無編集の転写物への全てのアクセスは、バーグマン/リンチ・ミーム無効化映像により保護されます。ミーム部門はSCP-4012ログ内のミーム汚染を解析し、最大限まで効力を高める為バーグマン/リンチ・ミームのフィルムをホラー映画から取得し、専用のYoutubeチャンネルにアップロードすべきだと断定しました。如何なる状況下に於いても、詩の朗読映像、SF映画、或いは映像用の宗教的な説法のフィルムといった情報源が、無編集の内容のミーム的影響を直接増加させることはありません。アマチュアの演技、またはリアルな動作を示さない演技を含むフィルムの使用が推奨されます。

文書の全ミーム汚染の削除が進行中ですが、項目の一部がSCP-4012の側面の信頼できる唯一の記録である為、現在研究が進行しています。

Dクラス以外の職員のSCP-4012内部への進入は禁止されます。SCP-4012に進入中の全職員は損失してしていないと見做されますが、正常です1

説明: SCP-4012は地球と類似した巨大な異次元空間です。しかし、空間、歴史的進行、支配種に関しては著しい逸脱を示します。SCP-4012内部の確かな要素として、遠方から、或いは直接内部を視認している人間にミーム的影響を及ぼすという物が存在します。このミーム的影響は、視認者の宗教観と理性に関連する可能性が高いと見られています。これらの要素は、内部に長期間暴露した視認者の生理学的及び心理学的構成に直接影響します。(補遺参照) SCP-4012内部の地域は判明していますが、居留地や場所については断定できません。SCP-4012は、周囲27kmを巨大なプラスチックフェンスであるSCP-4012-1に囲まれています。SCP-4012-1は単純なラッチング機構を有する金属製ゲートであり、メイン州キャンデムの森林郊外に位置します。荒れた歩行用通路がSCP-4012-1の外部から始まり、SCP-4012-1の初期部分まで広がっている様に見えます。SCP-4012-1の建設者は不明であり、ゲート底部に存在するスプレー塗装された小さな、船渠に類似したロゴを除いてゲートとフェンスには識別可能なマークが存在しません。

SCP-4012-1に侵入する被験者は直ちにSCP-4012へと侵入し始める為、SCP-4012が取り囲む内部領域を測定することは不可能です。財団は探査により、SCP-4012を最初に通過する通路区分に沿ったおおよそ135m地点が、被験者がSCP-4012の影響を受け始めることなく振り返り立ち戻ることが可能な位置であると決定しました。しかし、この位置は一貫しません。当該地点を越えてゲートへと戻る試みは、突発的な地理的矛盾により失敗します。SCP-4012-2と総称されるSCP-4012内の支配種は、侵入者によって異なる例を示します。

ストリーミングビデオとラジオはSCP-4012へ容易に侵入することが可能ですが、GPSが内部の被験者の位置を特定することは不可能であり、衛星画像は人の存在しない森を示します。殆どのSCP-4012への侵入者は、最終的に生命活動の停止を伴うと推察される同様の経験に従います。全ては戻りません。





























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