SCP-4040
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アイテム番号: SCP-4040
レベル3
収容クラス:
keter
副次クラス:
none
撹乱クラス:
keneq
リスククラス:
warning

特別収容プロトコル: SCP-4040に遭遇したフィールド職員は、サイト-87司令部からの指示がない限りSCP-4040と関わらないでください。SCP-4040の調査に派遣される遠征チームは、最低でも4名のエージェントから構成されなければならず、いかなるメンバーも長時間放置されるべきではありません。SCP-4040の調査に送られる職員は、ミーム抵抗指数の評価が72以上である必要があります。

SCP-4040は人間が作り出した説話から力を引き出していると考えられるため、ネクサス-0018内の財団職員は、SCP-4040に関連する不必要な会話を避けてください。加えて、ネクサス-0018に居住している民間人には、SCP-4040を取り巻く説話の創作や流布をしないよう警告してください。

説明: SCP-4040はウィスコンシン州、スロースピットのスロースフォレスト (ネクサス-0018) に所在する、深さ不明の陥没穴です。SCP-4040は直径が30.48 mと測定されており1、前方には木製の段が1つあります2。SCP-4040の正確な位置は不明ですが、これはSCP-4040が実際に転移しているためなのか、単にアノマリーの超ミーム的効果によるものなのかは未だ断定されていません。

Nx-18の伝承によれば、同一の人物がSCP-4040を2度発見することは不可能であるとされています。これはスロースフォレストへの財団の遠征により実証されています。SCP-4040を発見したエージェントは、いずれも後の調査時にSCP-4040を発見できず、追加の人員をその場所に呼ぶことも不可能でした。GPS信号および無線追跡は正確な位置を提供できませんでした。また、近隣にいる職員は発見者の声を絞り込めず、その声が全方位から聞こえてくると述べました。Nx-18の主要な異常は、その効果範囲内に流布されている説話を顕在化させることであるため3、SCP-4040を取り巻く伝承が、財団がSCP-4040の位置を特定できない重要な要因であると考えられています。

ドローンによるSCP-4040の探査は、陥没穴の内部へ30 m以上進むと無線信号が消失し、全自動ドローンが帰還に失敗するため、実行不可能であると示されています。レーザーレンジファインダーや、さほど高度でない手段を用いたSCP-4040の深さの推定もまた不確定であると判明しています。UAEチャップマン-341 (ゴートマン) に関連する伝承によれば、かつてゴートマンは無力化を試みられてSCP-4040の内部へと誘き寄せられたものの、2日後に外へ這い出てきたとされています。これはスロースピットの伝承が空想科学的に顕在化したものと考えられており、深さを推定する手段として有用ではありません。

SCP-4040に遭遇した経験がある財団職員ないしNx-18の居住者は、陥没穴から微かに聞こえる囁き声や、典型的に "ホラー映画のワンシーンにいるよう" だと形容される現実感の顕著な喪失と同時に、周囲が無音になることを報告しています。SCP-4040は、その近辺からでは暗闇しか観測できません。しかしながら、前方の段からの観測は様々な結果を残しています (遠征ログ参照)。

歴史的記録によると、SCP-4040は1890年のクリスマスの日に、ジャクソン・スロース4の屋敷の真下に形成されたようです。この屋敷はジャクソン・スロース、妻のイモージェン・スロース、息子のジャスパー・スロースと共に完全に呑み込まれました。加えて、これがスロースピットで発生した最初の大規模な異常であり、最終的に街をネクサス-0018として分類させた異常現象の兆候は、SCP-4040が出現した直後に観測され始めました。それゆえに、SCP-4040はスロースピットがネクサスに変容した原因である空想科学的効果の発生地だと推測されています。

補遺、抜粋されたSCP-4040探査ログ:




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