虐待と感情操作のテーマを含みます。
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CLASSIFIED
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アイテム番号: SCP-4051
オブジェクトクラス: Keter
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以下の文書に関しての分類委員会からの通達
SCP-4051は2013年7月18日以前はEuclidに分類されていました。再分類の契機となった出来事の説明は、4/4051クリアランスを持つ職員ならば補遺4051.6にて得られます。
特別収容プロトコル: SCP-4051はサイト-17の標準人型収容室に収容されます。SCP-4051は現在継続的な心理スクリーニングを必要としています。このスクリーニングはサイトのセラピストであるジュール・イエセニアにより行われます。イエセニア博士のオフィスとの間の移送は週毎に行われねばなりません。
SCP-4051は現在サイト-17の改造人型収容ユニットに収容されています。SCP-4051収容ユニットに施される改造は複雑な、標準床・壁・天井の外側に位置する外壁として振る舞うピストン連動式システムを含んでいます。当該特別措置は収容に必要という訳ではありませんが、収容違反試行中にその異常な能力を妨害するために選ばれています。
SCP-4051は徹底的な心理スクリーニングを必要としています。サイトのセラピストであるジュール・イエセニアとの収容ユニットの双方向音声監視システム経由でのセッションは毎週行われねばなりません。
4051収容違反プロトコルα
万が一SCP-4051が収容ユニットの外壁を破壊したならば、イエセニア博士が衝突可能性を低減させ、再収容するための第1の触媒として招集されます。もしイエセニア博士が予期せぬ障害により収容違反の事態を好転できない場合は、サイト収容チームは標準遠隔無力化戦術を用いねばなりません。もしSCP-4051が強襲チームを認識したならば、攻撃は中止され、チームは即時再配備されなくてはならないことに注意してください。
説明: SCP-4051は理論上無限個の珍しい物品が存在する異次元空間に繋がる一時的クラス-Eワームホールを作成可能な男性人型実体です。これら物品がワームホールを物理的に通過可能であるならば、異次元空間から取り出せます。SCP-4051は顕現後に異次元空間の内容物を変更できない、と実験により結論付けられています。
SCP-4051はサイト-17でのエドワーズ博士の監督下の制御実験にて以下の物品を顕現できました。関連実験記録にて詳述されている顕現された物品は以下から省かれています。
- 3m²と計測された小さな錘付きネット。
- 糖衣錠の入った標準薬箱。なおラベルに頭痛薬と記されている。
- コップ一杯の飲料水。
以下の物品をエドワーズ博士の承認を受けた実験の外で顕現したとSCP-4051は主張し、あるいは報告されています。
- アルミ製野球バット
- ダクトテープ数巻
- 爆発物と防爆シート
- 11個のクラス-E超常認識災害
SCP-4051はサイト-17の一般修繕の補助にその異常能力を使用することを許可されています。 倫理委員会によるSCP-4051収容にまつわる全プロトコルとプログラムの遡及審査とそれに続く財団収容委員会の評価の後、収容ユニット外のSCP-4051の存在は、サイト-17にいるあらゆる全ての職員に対する潜在的脅威であると証明されています。
回収: SCP-4051が最初に財団エージェントの注意を引いたのは、2012年8月に異常能力を使用している様を描いた動画がネット上の注目を大いに集め始めた時でした。SCP-4051が強襲して複数人の男性を異常能力を用いて鎮圧している様を録画は描いていました。
動画は介入許可を得る以前に200万回以上再生され、コメント投稿者からは同様の事案についての複数の証言が寄せられました。機動部隊パイ-1 "シティ・スリッカーズ"はSCP-4051を同定し、回収と事情聴取に成功しました。
関連資料と報告:
インタビュー対象: SCP-4051
インタビュアー: ロズウェル博士、補助役としてエドワーズ博士
前書き: 回収中にSCP-4051が抵抗したため、SCP-4051とロズウェル博士の間はマジックミラーで隔てられており、SCP-4051は手錠で椅子に繋がれています。
<ログ開始>
ロズウェル博士: こんにちは。私の名前はロズウェル博士です。あなたの名前はライナー・ミラーですね?
SCP-4051の手錠と闘う音が聞こえる。
ロズウェル博士: ライナー、このインタビューの残りの間じっとしてくれると助かるのですがね。
SCP-4051: 何処に俺はいるんだ?
ロズウェル博士: 安全な場所です。保証しますよ。
SCP-4051は沈黙している。
ロズウェル博士: どうか、あなたの異常能力を私たちに説明してください。
SCP-4051: 俺の…… あんたら政府の奴らなのか? すまん。うん、俺は何処か分からない場所からモノを出現させることが出来る。
ロズウェル博士: あなたが欲しいものは何でも?
SCP-4051: ある程度だけど。小さなものだけ、だと思う。人助けにほとんどの場合使ってる。
ロズウェル博士: あなたのヴィジランティズムについて言っているのですか?
SCP-4051: ああ。前はカージャックとか泥棒とかそういう奴らを相手にしてたんだけれども、最近はルーミン・シャドーって呼ばれるグループを相手してきたんだ。なんかの為に金を盗んでっから、夜にパトロールしなくちゃなんねんだ。警察に伝えようとしたこともあんだけどさ。連中買収されてるってわかるんだわ。実際、待って、あんたら何かそれについて出来る?
ロズウェル博士: リクエストを送りましょう。誰かに異常能力を使用している所を見られたかどうか分かりますか?
SCP-4051: ほんの少しの人には、な。ちょっと前に女の人1人を助けたし、知らない人も多分少しいたんじゃないかな。このことについて目立たないようにはしてるんだ。
ロズウェル博士: いいでしょう。これでインタビューを終わりにしたいと思います。あなたは
SCP-4051: 待って、待ってくれ。他に何か訊くことはないの?
ロズウェル博士: 今の所は無いですね。何故尋ねるのですか?
SCP-4051: もしあんたらが俺の持つこのことについて何かしら知りたいってんなら、喜んで協力するぜ。
ロズウェル博士: 私たちに協力しようというあなたの意志に感謝します。ありがとうございます。
SCP-4051: どういたしまして。
<ログ終了>
警告: 以下の報告はレベル3/4051機密指定されています
以下の報告は倫理委員会により遡及的に無謀に杜撰であると宣告されたものへの言及を含みます。適切なクリアランスを欠いたこれらプロトコルに関連した資料へのさらなるアクセスは、即時の懲戒処分の原因となります。
補遺4051.1: 関連実験記録及び収容違反試行
実験4051-e-1:
名前: ロズウェル博士、補助役としてエドワーズ博士
日付: 2012/08/15
手順: SCP-4051は複数の物品を顕現するようロズウェル博士に求められます。それらは3cm³の鉛の立方体、SCP-4051の選択した物、そして漂白剤の入った容器です。
結果: SCP-4051は多少躊躇った後に立方体を生成しました。選択物を求められた結果、SCP-4051は額縁入りの母親の写真を取り出しました。SCP-4051は漂白剤を取り出すよう求められた際に不快感を表明しましたが、問題なく従いました。
後書き: SCP-4051は収容ユニットに付き添われて戻りました。その間自身の異常性質についてどれほどの期間実験する必要があるのかを質問したと報告されています。SCP-4051のコンプライアンスを継続させるため、サイト職員は可能であれば質問に対してはぐらかすべきであると通達されました。
メモ: 何であれ顕現できるようになる前に心中に明瞭なイメージを抱く必要があるように思われます。アノマリーの限界線を究明するためにもっと実験を続けましょう。
実験4051-e-2:
名前: ロズウェル博士、補助役としてエドワーズ博士
日付: 2012/08/16
手順: SCP-4051はレオ・トルストイの戦争と平和及び動作する携帯電話を顕現するよう求められます。
結果: 産生された1冊のトルストイの小説は無地の表紙に大きなフォントで英語の「War and Peace」と書かれていました。書籍のほとんどのページが戦争に関する冗長で明後日の方向に頓珍漢な内容をしており、SCP-4051は小説の内容をよく知らないと自白しました。
顕現された携帯電話は操作してみるまで特に違いは見当たりませんでしたが、操作してみると中身が完全に空洞であると明らかになりました。
後書き: SCP-4051は収容ユニットに連れ戻される際、その家族の現状及び次の実験を待つ間誰でも良いので話し相手を得られないかと繰り返し尋ねていました。護送チームは全質問を無視しました。
メモ: SCP-4051のアノマリーは対象に対する理解の程度に基づいていると実験が示唆しているのでしょうか?次の実験では4051に何か実在しないものを顕現させてみるべきですね。
実験4051-e-3:
[以下の実験の補足として転写が添付されています。]
名前: ロズウェル博士、補助役としてエドワーズ博士
日付: 2012/08/17
手順: SCP-4051は円形の四角形、青色、そして自身が偽であると言う声明を顕現するよう求められます。
結果: 求めに対してSCP-4051は攻撃的に反応しました。ロズウェル博士は実験完遂に向けてSCP-4051との交渉を試み、これを受けてSCP-4051は指定された全物品を立て続けに顕現させ、複数の超常認識災害と1枚の青い折り紙を産生しました。
実験4051-e-3の転写
<ログ開始>
ロズウェル博士: 第3回目の実験を今から始めましょう。本実験の目的は存
SCP-4051: 何時になったら俺は家に帰れるんだ?
ロズウェル博士: あなたの能力をこれ以上研究する必要が無いと財団が判断した時、あなたは帰宅できるかもしれません。この実験の後、仮に何も新しい進展が生じないとすれば、私たちはあなたのアノマリーがどのように機能しているのかを科学的に調査し始めます。
SCP-4051: 本当?部屋に連れ戻す男たちはわからないようだったけれども。
ロズウェル博士: 本当です。それでは実験を今から
SCP-4051: 頼む。家族に会う必要があるんだ。何か話せる方法はないか?俺に何が起きたのかをそもそも知ってるのか?
ロズウェル博士: あなたの母親にはあなたが学校に認可されたカレッジ訪問に参加していると通達しています。残念ですが、私たちが許容できる連絡頻度は1
SCP-4051は実験室内を歩き始めます。
SCP-4051: 母さんが俺に起きたことを知らない限り、俺はこれ以上実験しないぞ。
ロズウェル博士: あなたの希望を上司に伝えられます。この実験が終わり次第すぐにでもね。
SCP-4051: ああ、OK。よし。そうしろよ。
ロズウェル博士: 求められる物品は円形の四角形、青色、そして自身が偽であると言う声明です。
SCP-4051の顔に困惑の表情が浮かび、その後3つ全てを素早く顕現させた。物品を直接観察したあらゆる人の認知能力に対する有害な影響が即座に発揮された。臨席していた警備員によりSCP-4051は即座に無力化され、収容ユニットに連れ戻された。
<ログ終了>
後書き: SCP-4051は収容ユニットに戻され、実験室からは標準超常認識災害プロトコルψ-3に従って残存逆理汚染が除去されました。
メモ: SCP-4051は非実在物体を明らかに顕現できる。ロズウェル博士に及んだこの実験の影響のせいでこの性質についての実験を継続できそうにない。それに加えてSCP-4051のノンコンプライアンスも問題になるかもしれない。小児専門家の要望をすぐに送信しておこう。これは別次元に通じるゲートウェイが如何にして形成されるかに関する我々の理解において記念碑的事例となりうる。4051を単なる箱に封じ込め続けねばならないアノマリーになんてしようものなら、それは恥となるだろう。単に施設の修繕に使うだけでもどれほど有用であろうかと考えてみよう。ああ、要望を今すぐ送ろう。
- エドワーズ博士
前書き: 以下のインシデントレポートではSCP-4051の収容違反試行を描写しています。当該試行は実験4051-e-3の出来事直後に発生しました。
16:14 - SCP-4051は収容ユニット内で意識を取り戻す。
16:15 - SCP-4051は痛がるように体側面に身体を曲げる。この時、室内の監視カメラからは背中のみが見える。
16:18 - SCP-4051は腕を僅かに動かし始める。
16:20 - SCP-4051は起立する。ケブラーシートの小片を超接着剤により接合したものによってSCP-4051の前面のほとんどが覆われているのが明らかになる。この時警備員たちに救援が要請されるも、彼らは汚染実験室からロズウェル博士、エドワーズ博士、そして随伴研究員たちを護送することに忙殺されていた。
16:21 - SCP-4051は爆破装置と材質未特定の防爆シートを顕現し、収容室の扉に装置を取り付け、爆風を封じ込めるため装置を覆うようにシートを固定する。別棟の警備員に通知が届きSCP-4051の居場所に向かって移動を始める。
16:22 - SCP-4051は装置を爆破して収容違反に成功する。この時点において、SCP-4051はアルミ製野球バットも顕現する。SCP-4051は実験室の反対側の方向へ廊下を進み始める。
16:25 - 警備員が角を曲がってきたSCP-4051と接触する。銃撃戦が続いて発生する。警備員は再収容するためカプセル発射型テーザー銃を使用するよう助言されていた。テーザー銃はSCP-4051の即席アーマーに対して効果がないことが明らかになった。警備員は可能であればSCP-4051と近接格闘するよう直ちに助言された。
16:27 - 他の警備員2チームがSCP-4051の居場所に合流し、成功裏にSCP-4051を無力化する。
サイト-17職員の皆さん
昨日の収容違反を踏まえ、SCP-4051は増強人型収容ユニットに移されています。それはさておき、SCP-4051の能力をより理解するために働くことはサイト-17全体にとって有益であろうという結論に達しました。複数の選択肢が議論されています。たとえば通常の修繕とメンテナンスにそれを利用することなどです。ですがある有力者はそれを使用してより価値のある素材を産生させることを提案しています。
私たちがどのようにして記憶処理薬を生産しているのかを知ることのできるほどのクリアランスレベルを持つ人があなたたちの中にほとんどいないと賭けてもいいのですが、しかしその方法が非倫理的な可能性のあるものから極めて危険なものと費用が嵩むものに及ぶと言えば十分でしょう。倫理委員会はSCP-4051に特別な興味を抱いていますし、記憶処理薬中の活性化#Y-909因子の産生にそれを用いることを議論しています。このため、エドワーズ博士にSCP-4051に関する実験と研究全体におけるプロジェクト管理官としての権限が与えられているのです。
SCP-4051が財団のプロトコルに対して従順である場合にのみこの全てが達成できます。財団に対する絶対的献身が無い限り、SCP-4051は私たちの使命を手助けできる心構えにないということなのです。この本願を果たすため、私たちは標準賞罰の使用を開始して善行を促進します。そしてサイトのセラピストであるイエセニア博士との週毎のセッションを予定します。
SCP-4051と直接接触を担当する全ての職員には改訂収容プロトコルの写本とその他関連資料が送付されています。あなたたちのミスはSCP-4051のアノマリーがどれほど多能であるかに気付いていなかったことです。再びミスをしないようにしましょう。
- サイト管理官 トーマス・グラハム
補遺4051.2: 実験記録及びイエセニア博士とのセラピーセッション
セラピーセッション-4051-1の転写
<ログ開始>
イエセニア博士: ヘイ、ライナー!会えて嬉しいです!
SCP-4051: おー、こんちは!調子はどう?
イエセニア博士: ぼちぼちですね。ほとんどの時間現地任務から帰還したばかりの人と話しています。だから普通の人とお話できるのは嬉しいですね。
SCP-4051: えー、俺は普通じゃないんだけど、な。だからここにいるんだけどなぁ。
イエセニア博士: ええ、そうでしょうね。何もない所から物を作り出せるんですって?
SCP-4051: ある程度なら。単なる小さな物、紙とかご飯とかみたいなもんなら。
イエセニア博士: 爆弾とか?
SCP-4051: ああ、うん……
イエセニア博士: あらあら、確かに。なるほど。収容が辛くなることもありますよね。脳みそを食べる次元を股に掛ける夢の魔女なら話は簡単なのですが、人助けを志す善良な人を収容するとなると倫理的に言って具合が悪くなりますよね。どうして脱走したくなったのか聞いてもいいでしょうか?
SCP-4051: 俺は、家族にまた会いたかったんだ。
イエセニア博士: あなたのファイルに母親についてのメモがありましたよ。仲良しだったと解釈しても良いのですか?
SCP-4051: ああ、だけれどもこれはオフレコにしといてくれないか?
イエセニア博士: レコード?
SCP-4051: ああ、そうだな。俺の家族について外の連中に伝えないようにすることはできるか?
イエセニア博士: 心配しないでください。あなたの秘密を守ります。
SCP-4051: ありがとう。
イエセニア博士: どういたしまして。それではあなたとあなたの母親は親しかったのですね?
SCP-4051: ああ。畜生、彼女は素晴らしい女性だった。すまん、素晴らしい女性だな。俺が12の時に父さんは失踪した。その時から俺たちはお互い助け合ってきたんだ。
イエセニア博士: そして彼女が恋しい?
SCP-4051: とても。願わくば…… 大したことじゃない。
イエセニア博士: 大したことでしょう。彼女に再び会いたいのですか?
SCP-4051: ああ。変な話だけれども、俺は正直な所財団で暮らすの反対しているわけじゃないんだ。
イエセニア博士: 反対ではないのですか?
SCP-4051: 実は反対していない。俺の力への理解を助けてくれる誰かがやってきてくれることを実は望んでいたんだ。財団のモルモットになるのは全然嫌じゃないさ。少なくとも俺の能力を一緒に使うことで誰かを助けられていると知ってるからな。思うに俺は異なる種類の和解をただ願ってるんだろう。解ってくれるかな?
イエセニア博士: それは…… いや、そのリアクションはちょっと想定していませんでした。
SCP-4051: ああ、そうだろうな。俺もすごく驚いてるよ、見ればわかるほどに。
[会話の残りの15分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
<ログ終了>
メモ: 当初考えていたよりも簡単かもしれません。今すぐに財団が心の底から人の為を思っていることをSCP-4051に納得させる努力が為されるべきでしょう。その上で収容ユニットに改造が幾らか施されるべきではないでしょうか。ちょっとコンクリ過ぎませんか。
実験4051-e-4:
名前: エドワーズ博士
日付: 2012/08/23
手順: D-クラス被験者がSCP-4051と共に観察室に入るよう案内されます。SCP-4051は小石を顕現するよう指示され、D-クラス被験者がポータルから石の取り出しを試みます。
結果: SCP-4051はD-クラス被験者である対象D-29543に怯えていたようですが、不安を何も発言しませんでした。エドワーズ博士はSCP-4051に要求に従うよう指示し、対象D-29543はポータルの端に触れてから手を挿入するよう命じられました。対象D-29543は複数の明確なコメントをし、手に負えない振る舞いをした場合に何が生じるのかを思い起こさせられました。対象D-29543はポータルの端を頑丈であると報告し、そしてワームホールから石を取得しました。
メモ: 神様ありがとう。また良い感じだ。SCP-4051はワームホールを顕現できる点においてのみ異常なようだ。理論上では、もし我々がアノマリーを複製できたならば、我々はあれを我々と共に働かせようとする仲介者を切り捨てられるだろう。ワームホール自体については十分なデータを既に持っているのだから、あれがどのようにして自身のアノマリーを行使しているのかを究明しよう。脳スキャンや腕の神経解析とかそういう類で。
実験4051-e-5:
名前: エドワーズ博士
日付: 2012/08/24
手順: GPS追跡チップを保持した機械のアームがSCP-4051のポータルにチップを挿入します。SCP-4051は目的の物品を収得しポータルを閉鎖、そして同一物品を顕現させます。職員は追跡チップからのシグナルを同定可能であるかどうかを判定します。
結果: SCP-4051は全要求に従って実験4051-e-1で顕現した母親の額縁入り写真と同じ物に通じるワームホールを顕現しました。チップは挿入され、ポータルの向こう側にて空間内に浮遊している様が観察されました。チップからのシグナルが受信され、SCP-4051は写真を取り出してワームホールを閉じて良いとされました。この時点でシグナルが失われました。SCP-4051は再び写真を顕現するためにポータルを生成し、シグナルが最確立されましたがチップは観察されませんでした。後にワームホールから約9500km離れた位置にあることが確認されました。
メモ: さて、望んだほどには興味深い結果ではなかった。さらなる対象の実験要望を提出する気はない。
ちょっとしたメモでしかないが、今日顕現した写真と実験4051-e-1で顕現したものを比較してみた。最近のに少しばかり変化があった。髪型が違うし頬の黒子がいくつか消えている。
セラピーセッション-4051-2の転写
<ログ開始>
[会話の始めの50分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
イエセニア博士: では、今日行った実験についてですが……
SCP-4051: おぉ、あぁ、凄かった!GPSチップを俺のポータルの中に置いて転移できるかどうかを調べたんだと思う。
イエセニア博士: そうだったのですか?
SCP-4051: ああ、初めてだった。ポータルを閉じてからまた開けて、そしたらチップは遠くに行っちまった。
イエセニア博士: すごいですね!そうなると思っていましたか?
SCP-4051: 実は違う。独自に力を実験してみたことはあるけれど、それはただ何が出来るかってのを見てただけだった。あんなことが本当に出来るだなんて思わなかった。だから…… 興奮しているんだ。
イエセニア博士: わかります。実際、いや待ってください。実験に何か要望があるのですか?
SCP-4051: エドワーズ博士にしてもらいたいことをあなたが伝えられるかってのと彼がそれに従うかってのがマジで疑わしいんだけれども。
イエセニア博士: へい、つまり、アンプロフェッショナルですね。でもあなたには高く評価されていると感じてもらいたいですね。
SCP-4051: いいんだ、ありがとう。エドワーズ博士はどうせ多分俺より詳しいんだろうから。
[会話の残りの10分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
<ログ終了>
補遺4051.3: プロトコル350-プロメシアン及びイエセニア博士とのセラピーセッション
財団記録・情報保安管理局からの通知
以下のプロトコルは倫理委員会による追加審査後から非倫理的であると分類されています。プロトコル350-プロミシアンに関するさらなる詳細を明らかにせんと試みたサイト-17の現在の管理官または監督評議会構成員を除くあらゆる人物は倫理委員会より査問を受けることとなります。
プロトコル提案: プロトコル350-プロミシアン
プロトコル名称: プロトコル350-プロミシアン
プロトコル種別: 実験的外科手術プロトコル
主目的: 記憶処理薬に含まれる活性化化合物であるY-909の合成及び本合成実施を目的としたSCP-4051の主要異常特性に対する研究。
必要資料: [データ削除済]
必要予算: █████
参加人員: エドワーズ博士、█████博士、█████████博士、[データ削除済]、SCP-4051
実施: [DATA EXPUNGED]
付随事案:
プロトコル350-プロミシアンではそれを適用した結果生じる以下のような不利かつ制御不能な状況に対処するための用意がなされています。
- SCP-4051により生成されたクラス-Eワームホールがプロトコル350-プロミシアンを実施している医療職員に対して危険なものとなった場合。もしこれが発生したならばSCP-4051は█████████麻痺薬を注射され、ワームホールは最早維持不可能となります。
- SCP-4051が無理やりまたはその他の方法で隣接領域から逃亡を試みた場合。もしこれが発生したならばSCP-4051は█████████麻痺薬を注射されます。
- SCP-4051に施術している医療職員に危害を加えようと試みた場合。もしこれが発生したならばSCP-4051は複数の衰弱させる注射を受け、収容ユニットに戻されます。
プロトコル指揮権の委譲:
倫理委員会連絡員 ジェレミア・シメリアン博士: デイヴィッド・エドワーズ博士。あなたは、あなたの前にある文書に記載されている識別情報に合致する人物であると認めますか?
上級研究員 デイヴィッド・エドワーズ博士: 認めます。
シメリアン博士: あなたは現在健全なる精神と肉体を持ち、プロトコル350-プロミシアンのプロトコル指揮者と成り得ることを認めますか?
エドワーズ博士: 認めます。
シメリアン博士: 非倫理的であると見做される、本プロトコルの取り決められた条件に記述されていないあなたの行うあらゆる行動が本プロジェクトからの即時除籍をもたらすことを理解していますか?
エドワーズ博士: 理解しています。
シメリアン博士: あなたが指揮する当該プロトコルに密接に関わっている異常オブジェクトによてあなたのご兄弟であるアンソニー・ロズウェル博士が恒久的傷害を受けたことを理解していますか?
エドワーズ博士: はい。
シメリアン博士: 不必要かつ意図的な苦痛を引き起こすあらゆる行動と前述の異常オブジェクトを苦しませることについて、人型アノマリーに関する財団倫理規定に対する潜在的違反として倫理委員会連絡員により調査されるということを認識していますか?
エドワーズ博士: 認識しています。
シメリアン博士: 本プロトコルに対するあなたの勤労がただ財団の主要目的を支持する目的で為されると約束しますか?
エドワーズ博士: 約束します。
シメリアン博士: 当該目的を宣言してください。
エドワーズ博士: 確保・収容・保護。
シメリアン博士: 監督評議会も、私たちも同じです。
関連資料:
アンソニー・ロズウェル博士のメディカルプロファイル
入院日: 2012/08/17
状態: Critical
説明: クラス-E超常認識災害長期曝露性昏睡、[さらなる情報は無関係]
追加情報: SCP-4051定期実験の結果生じた曝露及び一次的損傷。快復は期待できない。
実験4051-e-7:
日付: 2012/08/31
手順: エドワーズ博士がプロトコル350-プロミシアンを開始します。
結果: [倫理委員会命令によりデータ削除済]
メモ: クソガキめ。椅子のストラップを破壊しくさりおって。プロトコル中鎮静したい誘惑に駆られるッ。だがあいつには起きていてもらわねばならぬのだ。
セラピーセッション-4051-3の転写
<ログ開始>
イエセニア博士: ヘイライナー!
SCP-4051: ヘイ、ミズ・イエセニア。
イエセニア博士: ジェインと呼んでくださいな。
SCP-4051: 俺は…… OK。ヘイ、ミズ・ジェイン。
イエセニア博士: いいですね。調子は良いですか?
SCP-4051: あんまり。でもそれは俺が悪いから。
イエセニア博士: 何が起きたのですか?
SCP-4051: 守衛に口答えしたらよ。あなたがくれた机を部屋から取っ払っちまったんだ
イエセニア博士: 解らないものを人は恐れるものですからね。
SCP-4051: そういう訳ではないと思うんだけれども。あなたはいっつも理解していない連中と働いているだろ。恐れないことが仕事だろ。
イエセニア博士: まあ…… 取り戻して欲しかったりしますか?
SCP-4051: いや。俺は良い子になってみるよ。それに、たかが机だし。俺が取り戻すから。
[会話の残りの50分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
<ログ終了>
メモ: 私は一体全体何をしなければならないのでしょうか?ライナーから落ち着きがなくなってきているとエドワーズは言いますが、しかし会話してみるに私にはそう見えないのです。彼は未だ以前と同じような愛らしい子どもに見えます。
実験4051-e-9:
日付: 2012/09/15
手順: エドワーズ博士がプロトコル350-プロミシアンを開始します。
結果: [倫理委員会命令によりデータ削除済]
メモ: 今回が実際に完遂できた初めてのプロトコルだ。異なる顕現物品に対して実験を続ける必要がある。当該プロトコルに対するSCP-4051のコンプライアンスがほとんどの問題を大いに軽減した。
セラピーセッション-4051-4の転写
<ログ開始>
[会話の始めの15分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
イエセニア博士: さて、万事順調ですか?
SCP-4051: ああ、ただ…… こんな夢ばかり見続けてんだ。
イエセニア博士: 夢ですか?それとも悪夢ですか?
SCP-4051: 悪夢だよ。あなたはセラピストだよな?
イエセニア博士: もちろんそうですとも。
SCP-4051: 俺はただ…… 奇人に見られたくないんだ、いいか?バカみてえだってのはわかるんだが、父さんに起きたことを理由に人が俺を特別扱いしてくるのが怖いんだ。
イエセニア博士: あー、彼が失踪した夜のことですか?
SCP-4051: 既に知ってたのか?
イエセニア博士: 財団はあなたを連れてくる前に詳細な記録を編纂しましたからね。
SCP-4051: なるほど。なら、もしあなたが既に
イエセニア博士: いえ、どうぞ続けてください。もしあなたが自分の経験を私に伝えたいというのなら、それはどんな警察のレポートよりも価値があるのですから。
SCP-4051: クローゼットの中に閉じ込められた時、すごく恐ろしく感じたってのはオーケイ?彼がキッチンから漂白剤を取り出してるのが聞こえた。どんだけ激しく破ろうとしてもクソッタレな扉をぶち破れなかった。こういう理由で俺の悪夢は全部近くへ近くへとなにかが忍び寄ってくるのに動けないというもんなんだと思う。俺は彼女を傷付かないようにできなかった。そして俺はそれにこだわってんだろうと思うよ。
イエセニア博士: 警察が彼を未だ捕まえていないことに悩んでいるのですか。
SCP-4051: ああ、そう思う。ああ、彼がどっかしらんが野放しになってるのは悩ましいな。
イエセニア博士: ええと、うーん…… 公の立場としては、私はあなたにこのことを伝えるべきではないのですが。あなたのファイルを編纂している中、あなたのお父さんを彼らは見つけたのですね。殺人罪で終身刑を受けてアーカンサスの刑務所にいます。
[SCP-4051は沈黙し続ける。]
イエセニア博士: 大丈夫ですか?
SCP-4051: 思うにこういうのはもっと…… わからねえ。すまない、なんでもない。
[会話の残りの40分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
<ログ終了>
メモ: ライナーの精神状態は大変改善されています。遂にここ財団での彼の役割に適合してきたように見えます。エドワーズの実験がよりスムーズに進むことをこれが意味することを願います。
実験4051-e-13:
日付: 2012/09/27
手順: エドワーズ博士がプロトコル350-プロミシアンを開始します。
結果: [倫理委員会命令によりデータ削除済]
提案: 却下
メモ: あいつはアンソニーのことを覚えてすらいなかった。名前に聞き覚えすら全然なかった。何故私はこの███████を担当しているんだ?
実験4051-e-14:
日付: 2012/10/02
手順: エドワーズ博士がプロトコル350-プロミシアンを開始します。
結果: [倫理委員会命令によりデータ削除済]
後書き: SCP-4051はロズウェル博士に関する情報を要求しました。ロズウェル博士の状況について知ることがSCP-4051の既存精神衛生問題に影響しかねないため、要求は即座に却下されました。当該問題は█████████████████です。
メモ: プロトコルは成功した。昨日の私の振る舞いはプロらしからぬそれだったが、私の激情がSCP-4051に良い影響を与えた。我々はプロジェクト350-ヤヌスという仕事に取り掛かれる日が近付いてきた。
セラピーセッション-4051-5の転写
<ログ開始>
[会話の始めの20分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
SCP-4051: わからん。俺はクロスカントリーがマジで大好きだった。自然を見るのが好きで、動き回って活動するのもな。
イエセニア博士: わかります。収容ユニットにいて何かトラブルはありませんか?
SCP-4051: じゃあ、ちょっとだけ。何か緑をまた見れたら嬉しいな。
イエセニア博士: 要望を出して欲しいのですか?もし私が押し付けがましいというならば、トレッドミルを用意することもできるかもしれません。
SCP-4051: あなたのボスの勘気に触れないっていうんなら是非!俺はトラブりたくないんだ。
イエセニア博士: ほらほら、部屋にいくらか娯楽が欲しいとお願いすることでは誰にも迷惑を掛けませんよ。
SCP-4051: それは解ってるけれども…… つまり、俺は本当に誰かを助けられているのか?
イエセニア博士: よくわからないのですが?
SCP-4051: 彼らは実験を俺にしてるじゃないか。あれで誰か助かるのか?
イエセニア博士: あなたは財団を助けたくないのですか、ライナー?
SCP-4051: 俺が脱走できないってのはお互い確認できてると思うんだ。俺がほんの少しでも役立つ方法はないか?
イエセニア博士: そうならない理由が見当たりませんね。サイト管理官に要望を提出しましょう。
SCP-4051: 要望?何の?
イエセニア博士: サイト周りであなたにお手伝いさせられるよう彼らに働きかけることができます。メンテナンスとかそういう感じですね。
[SCP-4051は興奮して椅子から立ち上がる。]
SCP-4051: 本当?できるの?マジでそうしてくれるんか?
イエセニア博士: ええ、もちろんですとも!あなたは話してみると素晴らしい若者ですし、サイトの他の皆もあなたが周りにいてくれることにきっと感謝するでしょう。
SCP-4051: オーサンクゴッド。オーマイゴッド。すみません、ごめんなさい。これは…… ゴッド、また救いに達した。俺はここで身動きが取れず、また単なる役立たずになるのかとばかり思ってた。でも……
イエセニア博士: 大丈夫!本当に、大丈夫ですよ。あなたがハッピーで私もハッピーですね。
[会話の残りの30分はSCP-4051の財団との関係性に無関係であると明らかになっています。拡張転写を閲覧する場合はサイト管理官グラハムに要望を提出してください。]
<ログ終了>
メモ: SCP-4051に財団を助けさせたいと思わせるこの計画全体が今となって考えてみるとある種のどうでも良いことに思えます。彼は既に従順であり、サイトで人助けすることが以前のヴィジランテ活動の延長に過ぎないということに納得しています。数分以内にグラハムに連絡しましょう。
補遺4051.4: SCP-4051はサイト-17の一般修繕を補助するためレベル1セキュリティクリアランスを与えられています。SCP-4051が施設内を自由に徘徊してもよいということをこれは意味しません。SCP-4051は武装職員により週に1度修繕を必要とするエリアに連れ出されます。
補遺4051.5: 2012/10/10から2013/05/25までの間のイベント表
日付 |
イベント説明 |
2012/10/10 |
SCP-4051は初の定期メンテナンスセッションを実施しました。セッションは何事もなく終わりました。 |
2012/10/18 |
イエセニア博士はプロトコル350-プロミシアンに関する情報を要求しました。イエセニア博士のクリアランスレベルが不十分であるため要求は却下されました。 |
2012/11/02 |
エドワーズ博士がサイト管理官グラハムにプロトコル350-プロミシアンがプロジェクト350-ヤヌスを企画出来るほど十分な量のデータを生成したことを知らせました。 |
2012/11/07 |
プロジェクト350-ヤヌス設計が完了しました。 |
2012/11/21 |
サイト-17はサイト全域収容違反を経験しました。偶然SCP-████-█の██実例が週毎のメンテナンスに従事していたSCP-4051と接触しました。実例は当初随伴していた武装職員を圧倒しますが、SCP-4051が「火焔」を顕現すると共に形勢は逆転されました。これは開かれたワームホールから絶えず放出される炎を生成したということです。SCP-4051はSCP-████-█実例を狙うことが可能であり、随伴職員がSCP-4051を無力化して安全な場所に撤退するまでに██実例を終了しました。 |
2012/11/28 |
イエセニア博士は先週の収容違反中に無認可で物品を顕現したことについて口に出してSCP-4051を譴責するよう命令されました。イエセニア博士は命令に従い、SCP-4051は2ヶ月間あらゆるメンテナンスセッションへの参加を許されませんでした。 |
2013/02/07 |
SCP-4051は財団に監禁されたから初めての誕生日を祝いました。イエセニア博士の元々の贈り物案はトレッドミルであり、SCP-4051の娯楽として室内に設置するというものでしたが、エドワーズ博士により却下されました。イエセニア博士の続けての案はポータブルチェスセットであり、これは認められました。 |
2013/02/28 |
SCP-4051は20m³のメトキシフルランを顕現しSCP-████を無力化することによりその収容室からの再収容を手伝いました。 |
2013/03/03 |
プロジェクト350-ヤヌスの試作機が建設されました。機器が運用できないことが実験により確認されました。エドワーズ博士はSCP-4051のアノマリーについてのデータがより必要であると通知されました。 |
2013/03/04 |
エドワーズ博士はプロトコル350-プロミシアンに用いられる切開機器の交換を要望しました。当該機器は不明な手段により大変な損傷を受けています。 |
2013/04/10 |
プロジェクト350-ヤヌスは求められた物品の代わりに████████████を産生し続けていました。エドワーズ博士はプロジェクトを確実に成功させるために全権を与えられました。 |
2013/04/12 |
イエセニア博士はプロトコル350-プロミシアンに関する倫理委員会による審査を要求しました。要求は却下されました。 |
2013/04/27 |
週毎の標準メンテナンスセッション中、SCP-4051は落下してきた鉛製支柱により受傷しました。随伴職員は治療を要求し、SCP-4051は怪我のために様々な包帯を顕現する許可を求めました。要求は承認されました。 |
2013/05/16 |
イエセニア博士はSCP-4051の診療録へのアクセスを求め、彼女のクリアランスレベルが不十分であることを再確認させられました。要求は却下されました。 |
2013/05/23 |
[倫理委員会命令によりデータ削除済] |
2013/05/25 |
プロジェクト350-ヤヌスは要求された物品を成功裏に顕現しました。顕現直後に機械は故障し、動作不能となりました。 |
補遺4051.6: [入力無効]