SCP-4080
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アイテム番号: SCP-4080

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4080の放送は傍受され、民間の視聴からブロックされます。全ての放送内容は保存する前に審査します。

財団は秘密裏にSCP-4080-1を監視し、SCP-4080放送元との繋がりが無いかを探るものとします。

2017/9/29より、PoI-3283の調査が進行中です。

説明: SCP-4080はニューハンプシャー州のローカルネットワークで放送されるテレビ番組です。各エピソードの放送時間は44分で、メイン州ポートランドに住む68歳の白人男性 デイヴィッド・キンケイド、以下SCP-4080-1を主題としています。それぞれの新規エピソードは放送以前のある一日を記録したものであり、その日SCP-4080-1に起こった一連の出来事を大幅に編集した内容から成っています。

各エピソードはSCP-4080-1の顔の静止映像から始まり、現段階ではまだ未特定の言語で記された文章がその上に表示されます。数秒後、文章は“The Most Important Man(最重要人物)”という英語に変化します。この後、典型的には起床してベッドから出るSCP-4080-1の描写でエピソードが始まります。SCP-4080-1の生活はいたって標準的な傾向を示しており、エピソードは注目に値するもの、重要と見做し得るものを殆ど強調しません。孫を訪問するための休暇といった例外を除いて、大部分のエピソードはSCP-4080-1が朝食を食べ、木工店へ車で出勤し、仕事をし、昼食を食べ、帰宅し、夕食を食べるという内容です。どの時間帯であれ、SCP-4080-1は自らが撮影されているという事実に応じた行動を見せておらず、カメラが目立つような状況や場所でもこれに気付く様子がありません。

補遺4080-1: 2017/9/28、SCP-4080-1は退勤後に強盗から観光客 — 39歳のフランス系ナイジェリア人男性 アチェベ・オコロ — をかばって格闘となり、射殺されました。

2017/9/29に公開されたその後のSCP-4080エピソードは、通常のオープニングタイトルに加えて“Series Finale(シリーズ最終回)”という文言を表示しました。エピソードはSCP-4080-1の死まで通常通りに進行した後、オコロ氏の顔の静止画を4秒間映してから終了しました。オコロ氏は現在 PoI-3283に指定されています。

SCP-4080-1の死後、その人生に関するSCP-4080エピソードは、SCP-4080-1が誕生した瞬間からの再放送を行っています。

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