SCP-4119

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SCP-4119液体の希釈サンプル。

アイテム番号: SCP-4119

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4119はファラデーケージ内にある改良された対爆収容室に収容されます。内部の空洞マグネトロンが室内に低ワット数マイクロ波の一定の流れを維持します。収容室内の全ての物体表面は50°Cに保たれます。SCP-4119の収容室の壁には急速振動モーターが組み込まれており、継続的に振動しています。SCP-4119自身はレベル2断熱スーツを着用した状態に保たれます。

毎週1回、SCP-4119を沈静させ、目隠しと拘束を施してから臨時収容室へ移送します。この間に収容室の壁から燃焼した血液の残渣を清掃し、振動モーターとマイクロ波装置を検査し、必要に応じてメンテナンスします。

説明: SCP-4119は若いヒスパニック系の成人女性であり、“タリア・コントレラス”という名を自称しています。

SCP-4119の視円錐中心11°内にある物体表面からは、油質の爆発性液体の膜が排出されます。SCP-4119の視覚はこの液体を最大で約700mの距離まで制御不能に出現させます。より遠距離に液体排出を引き起こす場合、SCP-4119は肉体的な力を発揮する必要があります。

SCP-4119が生成する液体はニトログリセリン71%とヒト血液29%から成ります。この血液はSCP-4119と遺伝的に一致しません。SCP-4119の皮膚は異常に厚く、また耐熱性があるため、熱や液体の起爆力からは保護されています。

取得: 2017/02/19、タイプ3A次元異常がサイト-496から約10km離れた場所の空中に出現し、SCP-4119とコンクリート製の部屋の残骸を周辺の森に荒々しく射出しました。機動部隊ミュー-8(“南部のおもてなし”)が派遣されました。

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