SCP-4120
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SCP-4120、写真は財団フロント企業へ提供するため撮影された。

アイテム番号: SCP-4120

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4120の飼育には、動物の扱いについて適度な経験を持つDクラス職員が割り当てられます。SCP-4120が、介護犬として退役するまでの精神的健康のために、1名の糖尿病患者のDクラス職員(D-0412)がSCP-4120とともに、サイト-77の宿舎型ヒト型収容室内で生活します。SCP-4120により終了されないことと、SCP-4120が持つ可能性のある影響を研究するため、財団の博士はD-0412の健康状態を独自で観察します。

説明: SCP-4120は黄色い成犬のラブラドル・レトリーバーです。SCP-4120はPTSD、不安神経症、あるいは糖尿病患者のケアのための介護動物として訓練されています。SCP-4120は、初期収容以前に去勢されています。SCP-4120に関する異常な事件が、オブジェクトにより自発的にされたものであるか否かは、争点となっています。

SCP-4120に愛情を抱き、オブジェクトを介護動物として利用する対象は、SCP-4120と共にいる際に異常な方法で負傷・死亡する可能性があります。これらの事故は直接SCP-4120に起因するものではなく、オブジェクトはこれに多大なストレスを受けます。これらの事故の間、その負傷に関連する言葉がオブジェクトの毛皮に現れます。

介助犬としての活動をしていない間、SCP-4120は不安を感じます。これは、数時間に渡る遠吠え、ストレスに起因する腸内活動、室内に存在する玩具の摂食を招きます。この精神状態は、SCP-4120の異常性の効果増大を引き起こす可能性があります。詳細は事案記録4120-Vを参照してください。

これらの事案の結果、SCP-4120は人間との接触に消極的です。しかし、これまでにSCP-4120が、財団の職員へ敵対的になったことはありません。通常SCP-4120は人間に対し、まずそれと関わることを願望しますが、その後恐怖心を抱き、最終的に接触に消極的になります。SCP-4120は、自身の異常性をある程度認識している可能性があります。孤独あるいはストレスによる短齢での死亡は、SCP-4120に関しての研究の妨げとなります。これを踏まえ、オブジェクトの精神状態の改善のため、イヌ科精神医療に基づく教育が検討されています。

SCP-4120は、オハイオ州アクロンの魔女団1関係者の魔術師として知られていた要注意人物(PoI)に対し、作戦行動を行なっていた際に発見されました。当該PoIの子供は、SCP-4120の睡眠中に糖尿病に関連した合併症により死亡しました。この事案の後、PoIは財団のエージェントへ降伏しました。SCP-4120の収容の際、オブジェクトが未知の記号と文字に覆われていることが確認されました。しかし、PoIの所持品の殆どにもこれと同様のものが確認されたため、当時は特筆すべき点とはみられませんでした。

SCP-4120の他者へ影響を与える異常性は、オブジェクトが財団フロント企業「伴侶動物愛護協会Society of Compassionate Pet Partners」を通じて非財団関係者へ譲渡された後、その非関係者が不慮の事故で死亡したことで判明しました。財団エージェントを巻き込んだ更なる事案の後、SCP-4120はEuclidクラスオブジェクトとして、2016/04/12に収容されました。

補遺: SCP-4120関連事案

SCP-4120に関連した負傷の例
対象 負傷とその背景
韓国人女性。20歳。PTSD患者。 シャワー中に転倒し、深刻な脳震盪を起こした。この際SCP-4120は室内におり、住居内の他の対象の注意を引き入室を促した。SCP-4120はその後財団へ譲渡された。SCP-4120の毛皮の変化は、留意すべきものとはされなかった。
財団エージェント フロント企業外において、SCP-4120は柵で囲まれた土地で、リードを外した状態で散歩をしていた。その際木から枝が落下し、SCP-4120を監督していたエージェントは枝に圧され、胸腔を圧迫された。最初に実施された事情聴取において、回答者はSCP-4120の毛皮に、黒縁で「そら、取ってこい」という言葉が出現していたことを述べた。
Dクラス職員 SCP-4120の調教師として最初に割り当てられたD-0401は、いくつかの基礎的な指示を繰り返し実行していた。この調教中、D-0401は配管漏れにより発生していた水溜りに、足を滑らせた。D-0401は手首を骨折し、SCP-4120の表皮には「お手」という単語が出現した。
複数の財団エージェント 工事に伴う移動中、SCP-4120が配置されていた施設の一部にガス漏れが発生した。封鎖の過程で、SCP-4120を護衛していた財団エージェントらは、ガス中毒により半植物状態となった。SCP-4120は無傷であり、オブジェクトの尾の毛皮に沿って「死んだふり」2という単語が出現したことが注目された。

補遺 - 事案 4120-V: ██18/██/██、全てのサイト-77職員がSCP-4120に対し直接または三次的関係で職務を行なっていた際、自然発生したノミが職員らの身体に寄生しました。研究員3名が腸チフス感染のため入院しましたが、一般的な燻蒸消毒の実行により大規模な寄生は阻止されました。SCP-4120は収容室内で発見され、激しいストレスを受けていることが確認されたほか、オブジェクト身体の全箇所が「いやだ」という単語で覆われていました。特別収容プロトコルの将来的な変更は、現在審議中です。

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