アイテム番号: SCP-4126-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-4126-JPはサイト-81IKの対防腐措置が実施されている収容セル内において冷蔵されています。
説明: SCP-4126-JPは形而上死亡したと見なされているカレーライスです。現時点においてSCP-4126-JPが生存していたカレーライスであったことを示す唯一の事柄は、オブジェクトがサイト-81IK内において、カレーライスの名称で親しまれていたという過去の職員の記憶と後述するエピソードのみであり、それ以上の物的・供述的証拠は認められていません。
SCP-4126-JPはかつてサイト-81IKにおいて最もよく注目されていたメニューの一つでした。しかしながら、現時点においてオブジェクトはサイトから除名されており、正式な名称、並びにナンバリングは不明となっています。また、サイトに勤務していた職員によって、オブジェクトの再度の成形を行うことは困難な状況にあることが確認されています。この困難な状況とは、職員の極端な記憶忘却、原料の倫理的な問題、手順を明記した報告書の改竄等、複数の要因によって発生していることに留意してください。
SCP-4126-JPは当時、購買にいた数名の職員にオブジェクトの譲渡を試みていたエージェント・パンサーが発見されたことによって報告がなされました。報告を受け、対応職員が駆け付けた時点でSCP-4126-JPは死亡しており、生体反応は認められていませんでした。そのため、当初はエージェント・パンサーによってオブジェクトの殺害が実施されたと推測されていましたが、当時あてがわれていたオフィス内の状況からそれは否定されています。
SCP-4126-JPは摂食可能ですが、財団の理念上、それは推奨されていません。しかし、当時購買に存在していた何名かの職員は、エージェント・パンサーによって譲渡されたそのいくつかのSCP-4126-JPの一部を摂食しており、それらについての断片的な所感をインタビュー内で述べています。以下はそれらを複数の要素に分類したリストとなります。
| 温度 | 寝かせたかのように非常に冷たい。 |
| 色 | ターメリックの様な黄土色。 |
| 味 | ヨーグルトのような酸味を感じる箇所や、スパイスの効かせられていない薄味の箇所も存在した。 |
| 食感 | トマトのような水分を含んだ歯ざわり。もしくはすね肉のような嚙み切れない硬さ。 |
| 香り | ピータンのような香しい、もしくはクミンの土のような香り。 |
オブジェクトを摂食した事に関しては、エージェント・パンサーを含めてその時点で共に摂食していたカレーライスが死亡した事に対して強い混乱状態にあったこと、並びに初動調査の一環である旨を主張しています。しかしながらその結果、確保時点でSCP-4126-JPのうち38%が欠損していました。



