SCP-4216
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収容前のSCP-4216

アイテム番号: SCP-4216

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-4216はサイト-33の標準小型収容セルに収容されます。アクセスはクリアランスレベル34以上の職員に限定されます。Δ-0Gイベントの偶発を防ぐため、過去に任意の種類のイヌ(Canis lupus familiaris)を飼った、あるいは世話した経験がある職員はSCP-4216のセルへの進入を禁止されます。SCP-4216の実験はDクラス職員のみに厳しく制限されます。希望する職員は実験後にペン博士の診療室で精神的支援を受けることが可能です。

説明: SCP-4216は波形鋼板製の屋根を有する大きな木製の犬小屋です。不活性時は構造の内部に異常性は無く、侵入しても安全です。以下の基準を満たす人物の視線に入り込んだ際、SCP-4216は異常性を表します。

  • 当該人物が人生のいずれかの時点で少なくとも1匹のイヌを飼っている。
  • 当該人物によって飼われていたイヌのうち少なくとも1匹が死亡している。
  • 当該人物が少なくとも1匹の死亡したイヌを飼っていたことを覚えている。

前述の基準を満たすと、Δ-0Gイベントが発生します。この期間中、SCP-4216-Δの実体がSCP-4216内部に出現します。SCP-4216-Δはこの構造物から出る全実体に対する総称であり、いかなる場合も対象が亡くしたイヌのうちの1匹に類似しています。

SCP-4216-Δの実体はその死の状況に関わらず完全に健康であるように観測され、対象からは亡くしたイヌとあらゆる点で一致していると報告されます。加えてSCP-4216またはSP-4216-Δの実体からのミーム的効果の発生は記録されていません。そうであるにも関わらず、対象は幸福を示し、隔たれていた場合はSCP-4216-Δ実体と再会することを切望します。対象および各自のSCP-4216-Δ実体間の交流が制限された場合、実体はSCP-4216内部に戻り、約10分後に消失します。対象はΔ-0Gイベントに"失敗した"と見なされ、これ以降は飼っていて亡くしたイヌの数に関係なく、Δ-0Gイベントを引き起こさなくなります。

対象とSCP-4216-Δの実体が再会することが妨害されなかった場合、実体はSCP-4216の入り口に面する方向に対象の衣服を引っ張ることによって対象を犬小屋に連れて行こうとします。対象がSCP-4216-Δの実体についていきSCP-4216に入った場合、その対象は犬小屋の中で実体と共に消滅します。対象との連絡も失われ、復帰は不可能とみなされています。

Δ-0Gイベントの失敗は、対象ならびに特定の観察者に心理的苦痛を引き起こすことが記録されています。SCP-4216で行われた31回の実験の結果、22名の対象が複雑性悲嘆と診断され、5名がテスト後に自殺しました。これがSCP-4216の異常性と直接関係しているかどうかは不明です。

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