SCP-423-KO
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███文書で発見されたSCP-423-KOを撮影した写真

アイテム番号: SCP-423-KO

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-423-KOは縦、横、高さがそれぞれ5mの収容室に収容されています。収容室の内部には対象が入っている金属製の箱と簡易焼却炉が設置されており、部屋に出入りするすべてのエージェントと研究者は研究と実験に関連していない本を持ちこんではいけません。対象には一週間ごとに本1冊を支給し、対象を除くすべての物は変化を記録した後、特別な異常がなければ焼却します。

説明: SCP-423-KOは面として存在する生物です。黒色の小さな点が集まっているような姿の対象は、面から面に移動し、その移動経路は本のある場所に限定されています。対象は1m以内に本がある場合にのみ、普段入っている金属製の箱から出て動き始め、その本にしがみつきます。以降対象が接触した本からはあらゆる人物を指すすべての単語が消失します。

SCP-423-KOは本の内容に存在する人物を食べることで空腹を満たしますが、この時供給された人物はただの空白として存在する事になります。この空白はどのような方法でも上書きすることが不可能です。対象は食べた人物の性向に基づいて行動が少しずつ変わりますが、その傾向が極端であるばあるほど対象の動きも非常に変わります。

SCP-423-KOは面として存在しているにも関わらず物理的な方法では一切の被害を受けません。しかし長い間食事を提供していない場合は、動きがかなり減り体を構成している点の凝集力がますます弱まることが確認されました。これと共に熱を加えると動きが速くなりますが、逆に熱を奪うと大きさがかなり小さくなり活動を止めます。

SCP-423-KOの発見されたのは、████にある████図書館の古書資料室であり、その地域を調査していたエージェントによって財団に収容されることになりました。

補遺: 423-KO-A実験記録

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