SCP-4253
rating: -10+x
40284449813_0c867f5f04_o.png

アイテム番号: SCP-4253

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-4253は標準型収容セルに格納されています。いかなる状況においても、全身防護具無しでのSCP-4253収容チャンバー内への侵入は許可されません。収容施設は3ヶ月に1度清掃され、最低でも4人以上の武装職員を配置する必要があります。

SCP-4253-Aの取扱には、ハロウズ博士又はセキュリティクリアランスレベル4の職員の許可が必要です。

説明: SCP-4253は起源不明の、廃棄された20世紀初期の潜水服の一種で、正体不明の黄色い物質を永続的に漏出させます。潜水服、黄色い物質ともに組成は不明です。(黄色い物質はSCP-4253-Aと指定されています)哺乳類がSCP-4253-Aに触れると、瞬時に水分が肺などの臓器に入った場合と同じ状態となり、窒息を引き起こして溺死します。SCP-4253-Aは放置すると凝固し始め、その過程でSCP-4253-Aと同様の特性を持つガスを生成します。この硬化プロセスは1ヶ月程かかり、SCP-4253-Aが曝露者の体内から取り除かれなかった場合にも同様のガス生成が行われます。SCP-4253-A曝露者の検死解剖では、肺やその他の臓器が約80リットルの水で満たされている事が分かりました。この水が発生する理由については不明のままです。

サイト-██での初期検査時、SCP-4253はかなり摩耗しているような外見でしたが、財団がSCP-4253を破壊・破損するために行われた全ての試みに対して耐性を持つ事が分かっています。SCP-4253は一見破壊耐性を持っているようですが、実験の結果SCP-4253自身の行動によっては損傷を与える事が可能であると分かりました(実験4253-9Aを参照)。また、検査の結果SCP-4253のヘルメットの内側には意図不明の刻印が刻まれている事も分かりました。注目すべきことに、記号は各SCP-4253によって異なります。

SCP-4253は各個体と互いにコミュニケーションを行っている事が実験から分かっており(実験4253-9Aを参照)、感覚器官のようなものを保持していると思われます。SCP-4253の天体運動に対する反応より、ハロウズ博士はSCP-4253が北大西洋の深海に存在する未知の集団または実体の偵察隊であるという仮説を立てました。(遠征記録4253-1983を参照)

発見経緯: SCP-4253は、1970年代後半に██████の本土で民間人が体内に通常の4倍の水分を貯めて死亡した事件の際に発見されました。機動部隊ガンマ-6 ("大食らい")が派遣され、調査を行いましたが、その直後に深海用ダイビングスーツを着た人間に似た実体が事件の起きた場所から西17㎞の地点で発見されました。

SCP-4253の最初の発見の後、SCP-4253-Aに関連した原因不明の窒息事件がヨーロッパ中で発生しました。財団は各地で回収を試みましたが、SCP-4253の発見と確保にはほぼ失敗しました。SCP-4253が全部で何体存在するかは不明ですが、内陸国にて3体が回収され、それぞれSCP-4253-1, SCP-4253-2, SCP-4253-3に分類されています。

補遺1: ハロウズ博士はSCP-4253に関する情報が公にされる事を防ぐため、SCP-4253専任の新たな機動部隊を設立する事を提案しました。現在、提案はO5評議会によって検討中です。

実験4253-9A: この実験の間、SCP-4253-1とSCP-4253-3はその相互作用を観察するため16m×16mの収容チャンバーに移されました。SCP-4253-1とSCP-4252-3は当初、お互いを認識しているような兆候は示しましたが具体的な行動は起こしませんでした。10分後、SCP-4253-1はダイビングスーツを破いて自身の身体を切り取り、SCP-4253の肉体の一部と思われる黄色い物体をSCP-4253-3に手渡しました。SCP-4253-3は物体を吸収し始め、その後両者は向き合う姿勢を取りました。これらの行動の間、SCP-4253-1とSCP-4253-3は時折手でジェスチャーを行いました。このジェスチャーの目的・意味は現在不明です。

実験#4253-9Aの後、SCP-4253-3は実験前と異なる兆候を見せました。 SCP-4253-3はSCP-4253-1だけが知る事ができたはずの事項を認識しているような反応を示しました。 SCP-4253-3は当時収容から2週間しか経っていませんでしたが、収容チャンバーの定期清掃のスケジュールを理解しているような振る舞いを見せました。 SCP-4253-3は自身の置かれている状況についてSCP-4253-1とほぼ同様に理解しており、ハロウズ博士は、SCP-4253の組織の吸収は当初想定されていたような単なる挨拶ではなく知識の伝達であると考えています。

SCP-4253-B
Image Unavailable
海底洞窟で発見されたペンダント

遠征記録4253-1983: ハロウズ博士率いる遠征チームは、モーリー海峡1の南にある海底洞窟にて1枚のメダルを発見しました。 メダルは直径10.8センチ、厚さ1センチで、SCP-4253のヘルメットの裏側にあるマークと似た紋様が刻印されています。博士はこれは深海文明が存在する証拠ではないかと推測しており、異常との関連性からSCP-4253-Bに分類されています。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。